ばん‐り【万里】
《1万里の意》非常に遠い距離。きわめて遠いこと。「—のかなた」
バンリ
インドネシア南部、バリ島中東部の町。標高400メートル程度の高原に位置する。18世紀のゲルゲル王朝分裂後に誕生した...
ばんり‐いっくう【万理一空】
《宮本武蔵「五輪書」から》精神の修養、身体の鍛錬を極めて、心に迷いのないこと。
ばんり‐しゅうく【万里集九】
[1428〜?]室町中期の臨済宗の僧。近江(おうみ)の人。相国寺の大圭宗价(だいけいそうかい)に師事。後期五山文学...
ばんり‐どうふう【万里同風】
《「漢書」終軍伝から》天下がよく統一されていてはるか遠くの地まで風俗が同じであること。
万里(ばんり)の一条鉄(いちじょうてつ)
《万里の間も一筋の鉄で貫通する意から》俗人が発心して仏道に入るときに求められる堅固な菩提心(ぼだいしん)のたとえ。...
ばんり‐の‐ちょうじょう【万里の長城】
中国本土の北辺に築かれた長大な城壁。春秋時代に斉(せい)・燕(えん)・趙(ちょう)・魏(ぎ)などの諸国が国境に築い...
ばん‐りゅう【伴流】
《「はんりゅう」とも》後流(こうりゅう)のこと。
ばん‐りょ【万慮】
多くの考え。さまざまな思い。「千思—」
ばん‐りょう【晩涼】
夕方の涼しさ。また、涼しくなった夏の夕方。ゆうすず。《季 夏》
ばん‐りょう【盤領】
袍(ほう)・襖(あお)などの襟を、下前(したまえ)から上前にかけてまるく仕立てる様式。あげくび。円領(えんりょう)...
ばん‐りょく【万緑】
草木が見渡すかぎり緑であること。《季 夏》「—の中や吾子の歯生え初むる/草田男」 [補説]書名別項。→万緑
ばん‐りょく【蛮力】
1 蛮勇の力。粗暴な勇気。 2 向こう見ずに振るう腕力。
ばんりょく【万緑】
日本の俳句雑誌。昭和21年(1946)10月創刊。主宰は中村草田男。昭和58年(1983)に草田男が亡くなった後は...
万緑(ばんりょく)叢中(そうちゅう)紅(こう)一点(いってん)
《王安石「詠柘榴詩」から。あたり一面の新緑の中に赤い花が一輪だけ咲いている意》 1 多くの男性の中に、一人だけ女性...