ひ・く【引く/曳く/牽く】
[動カ五(四)] 1 物の端を持って手近の所に寄らせる。手前に引き寄せる。 ㋐たぐり寄せる。「網を—・く」 ㋑手前...
ひく・い【低い】
[形][文]ひく・し[ク] 1 ㋐物が地面などから空間的に近い位置にある。「鳥が—・く飛ぶ」「雲が—・く垂れ込める...
ひくい‐どり【火食鳥/食火鶏】
ヒクイドリ目ヒクイドリ科の鳥の総称。体形はダチョウに似て、頭高約1.8メートル。羽は黒色で、頭は裸出し、首は青色、...
ひ‐くいな【緋水鶏】
クイナ科の鳥。全長23センチくらい。上面は緑褐色、顔から胸は赤褐色で、脚は赤い。日本には夏鳥として渡来し、水田や沼...
ひ‐くず【簸屑】
穀類や茶などを箕(み)でふるったときに出る屑。
ひくず【簸屑】
狂言。和泉(いずみ)流。茶の簸屑をひきながら眠ってしまった太郎冠者に、次郎冠者が鬼の面をかぶせる。主人が帰って、鬼...
ヒクソス
小アジア、シリア地方にいたセム系種族を中心とする遊牧民族。前1730年ごろにエジプトに侵入し、王朝を開き支配したが...
ひ‐ぐち【火口】
1 火事の、火の燃えはじめ。また、その場所。火元。 2 火をつけるための口。点火口。「かまどの—」 3 ガスバーナ...
ひ‐ぐち【樋口】
下水や樋の水の出口。
ひぐち‐いちよう【樋口一葉】
[1872〜1896]小説家・歌人。東京の生まれ。本名、なつ。中島歌子に和歌を学び、半井桃水(なからいとうすい)を...
ひ‐くつ【卑屈】
[名・形動]いじけて、必要以上に自分をいやしめること。また、そのさま。「—な笑い」「—になる」 [派生]ひくつさ[名]
ひく‐つ・く
[動カ五(四)]細かく震え動く。ひくひくと動く。「鼻が—・く」
ひく‐て【引く手】
1 自分の方に来させようと誘う人。 2 舞で、手を手前に引き寄せること。⇔差す手。
ひくて‐あまた【引く手数多】
来てくれと誘う人が多いこと。「技術者が少なくて—だ」
引(ひ)くに引(ひ)け◦ない
引き下がろうと思っても引き下がれない。「自分から言いだした以上は—◦ない」
引(ひ)くの山(やま)の
《「山」は、祇園祭の山鉾(やまぼこ)》多忙、繁雑なさま。ごたごたしているさま。
ひく‐ひく
[副](スル)身体の一部などが時々細かく震え動くさま。「鼻を—(と)させる」
ひく‐ま・る【低まる】
[動ラ五(四)]物事の程度や状態が低くなる。「周囲から—・った土地」
ひく‐み【低み】
周りより低い場所。「—に潜む」
ひく‐め【低め】
[名・形動]いくらか低いこと。また、そのさまや、そのような場所。「内角—の直球」「平年より—な(の)気温」⇔高め。
ひく・める【低める】
[動マ下一][文]ひく・む[マ下二]物事の程度や状態を低くする。「室温を—・める」「声を—・める」⇔高める。
日(ひ)暮(く)れて道(みち)遠(とお)し
《「史記」伍子胥伝から》 1 年を取ってしまったのに、まだ目的を達するまでには程遠いたとえ。 2 期限は迫っている...
ひ‐くろうど【非蔵人】
1 平安時代、蔵人所(くろうどどころ)に所属する官職の一。良家の子で六位の者から選ばれ、蔵人に準じて昇殿を許されて...