ひ‐ふ【皮膚】
動物の体を覆い保護している組織。脊椎動物では表皮・真皮・皮下組織からなり、毛・爪(つめ)・角(つの)・羽・うろこや...
ひ‐ふ【蚍蜉】
大きな蟻(あり)。
ひ‐ふ【被風/被布/披風】
着物の上に着る、羽織に似た外衣。襟もとを四角にあけ、胸のところで左右を深く合わせて組紐(くみひも)でとめる。江戸時...
ひ‐ふ【秘府】
貴重な文書・器物を保管しておく倉。また、朝廷の書庫。秘閣。秘庫。「—本万葉集抄」
ひ‐ふ【秘符】
神仏の加護がこもり、災厄を除き去るという札。護符。
ひ‐ふ【鄙夫/卑夫】
いやしい男。下品な男。
ひ‐ふ【鄙婦/卑婦】
いやしい女。下品な女。
ヒフ
《hypoxia inducible factor》⇒低酸素誘導因子
ひ‐ふう【悲風】
さびしく悲しそうに吹く風。悲しみを誘う風。「一句—のごとく耳をかすめて」〈蘆花・思出の記〉
ひふう‐さんう【悲風惨雨】
悲しみを誘う風とむごい雨。苦しみの多い人生や生活をいう。「—ならび至り、力なく光なく」〈独歩・わかれ〉
ひふ‐えん【皮膚炎】
外界の刺激によって起こる皮膚の炎症。かゆみや痛みを伴うことが多い。
ひフォンノイマンがた‐けいさんき【非フォンノイマン型計算機】
⇒非ノイマン型コンピューター
ひふ‐か【皮膚科】
皮膚の病気を対象とする医療の分野。
ひふ‐かんかく【皮膚感覚】
1 皮膚や粘膜などの体表面で受ける感覚。触覚・圧覚・冷覚・温覚・痛覚など。 2 長年、見聞きしている間に身に付いた...
ひふ‐カンジダしょう【皮膚カンジダ症】
カンジダという真菌が皮膚に感染して起こる病気。腋の下、乳房の下、股間など皮膚が擦れる部分や、乳幼児のおむつがあたる...
ひふ‐がん【皮膚癌】
皮膚にできる悪性腫瘍(しゅよう)。紫外線ややけど・けがの傷痕などが誘因となる。内臓癌から転移によって起こるものもある。
ひ‐ふき【火吹き】
火を吹きおこすのに用いる道具。火吹き竹・火吹きだるまなど。
ひふき‐だけ【火吹き竹】
火を吹きおこすのに用いる竹筒。一端に節を残して小さな穴をあけてあり、そこから息を吹き入れる。《季 冬》
ひふき‐だるま【火吹き達磨】
火鉢などの火を吹きおこすのに用いる道具。銅製などの小さい達磨形の容器で、水を入れて火のそばに置くと、熱せられて口か...
ひふきん‐えん【皮膚筋炎】
皮膚と筋肉に炎症や変性が起こり、痛み・筋力低下・紅斑・浮腫などを伴う全身性疾患。膠原病(こうげんびょう)の一つで、...
ひ‐ふく【被服】
着るもの。着物。衣服。「—費」
ひ‐ふく【被覆】
[名](スル)物の表面におおいかぶせること。また、そのもの。「絶縁体で—したケーブル」
ひふく‐きん【腓腹筋】
下腿(かたい)の後ろ側にある屈筋。ふくらはぎをつくる筋肉。大腿骨に始まり、下方は平目筋(ひらめきん)と合わさってア...
ひふくきん‐けいれん【腓腹筋痙攣】
腓腹筋に起こる強直性の痙攣。激痛を伴う。こむらがえり。
ひふくしゃ‐せんい【非輻射遷移】
⇒非放射遷移
ひふく‐ひりょう【被覆肥料】
樹脂などの被膜に覆われた肥料。肥料成分がゆっくり溶け出すため、長期にわたって効果が持続する。被覆複合肥料。コーティ...
ひふく‐ふくごうひりょう【被覆複合肥料】
⇒被覆肥料
ひふくめ【比比丘女】
「子を捕(と)ろ子捕ろ」の昔の呼び名。
ひふ‐こきゅう【皮膚呼吸】
動物で体表を通して行われる酸素と炭酸ガスとの交換作用。特別の呼吸器官をもたないミミズ・ヒルなどにみられるが、カエル...
ひ‐ふさがり【日塞がり】
陰陽道(おんようどう)で、外出しようとする方角に天一神(なかがみ)などがいるため、その方角への外出を忌むこと。→方...
ひふ‐しじょうきん【皮膚糸状菌】
皮膚・爪・毛髪に感染する真菌の総称。ケラチンを分解する能力を持ち、白癬の原因となる。白癬菌・表皮菌・小胞子菌の3属...
ひふ‐しんきんしょう【皮膚真菌症】
真菌が皮膚に感染または寄生して起こる病気の総称。人獣共通感染症の一つ。病変が生じる部位によって浅在性皮膚真菌症(白...
ひふ‐せん【皮膚腺】
動物の表皮に開口する外分泌腺。哺乳類では汗腺・皮脂腺・乳腺、両生類では粘液腺・毒腺、魚類では粘液腺などがある。皮腺。
ひふ‐そうようしょう【皮膚瘙痒症】
皮膚に病変がないのにかゆくなる状態。
ひふたいか‐かいにゅう【非不胎化介入】
為替介入の手法の一つ。自国通貨の放出(または吸収)による通貨流通量の増加(または減少)を容認しつつ行う介入。国債な...
蚍蜉(ひふ)大樹(たいじゅ)を動(うご)かす
アリが大木を動かそうとする。身のほどをわきまえず、大それたことを行うたとえ。
ひふねんまくがん‐しょうこうぐん【皮膚粘膜眼症候群】
抗生物質や風邪薬などの副作用による薬疹。全身の皮膚、粘膜に紅斑や水疱ができてただれ、眼に結膜炎や角膜炎が発症する。...
ひふ‐バリア【皮膚バリア】
病原体やアレルゲンの侵入を防いだり、体内の水分の蒸発を防いだりする、皮膚の機能。 [補説]表皮の角質層と、その内側...
ひふ‐びょう【皮膚病】
皮膚の病気。湿疹(しっしん)・おでき・水虫・脱毛症・皮膚癌(がん)など。
ひふ‐プリックテスト【皮膚プリックテスト】
⇒プリックテスト
ひ‐ふみ【日文】
漢字の渡来以前、日本で使用されたと称される、いわゆる神代(じんだい)文字の一。平田篤胤(ひらたあつたね)が、対馬(...
ひふ‐もんがしょう【皮膚紋画症】
皮膚をこすった跡に線状に貧血や充血・隆起がみられる現象。アトピー性皮膚炎や蕁麻疹(じんましん)の患者にみられること...
ひふよう‐しゃ【被扶養者】
扶養される人。健康保険の場合、被保険者の直系尊属・配偶者(事実婚を含む)・子・孫・弟妹、および被保険者と同居し家計...
ひふりゃく【秘府略】
平安初期の類書。1000巻。864・868巻の2巻のみ現存。淳和天皇の勅により、天長8年(831)滋野貞主(しげの...
ひ‐フリーソフトウエア【非フリーソフトウエア】
《non-free software》⇒プロプライエタリーソフトウエア
ひ‐ふん【悲憤】
[名](スル)悲しみ、いきどおること。「—の涙」「それらを二重に—する気持で」〈宮本・伸子〉
ひ‐ふん【避粉】
[名](スル)花粉症の発症を抑えたり、症状を和らげたりするために、原因となる花粉がほとんど飛ばない土地へ移ること。
ひふん‐こうがい【悲憤慷慨】
[名](スル)世情や自分の運命などについて、憤慨し、嘆き悲しむこと。「不正の横行を—する」