かたなの下。白刃のもと。
「商—に斃る」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
かたなかけ。
ともしびの下。あかりのそば。
ともしび。あかり。
灯火の油皿をのせておく台。灯台。
桃の花。
船頭が舟をこぎながらうたう歌。ふなうた。
藤の花。「—の宴」
歌くらべ。歌あわせ。
出典:青空文庫
・・・最後、それこそ風前の灯火のように覚束ない命を守らなければならぬ。・・・ 芥川竜之介「侏儒の言葉」
・・・其処へかかると中に灯火が無く、外の雪明りは届かぬので、ただ女の手・・・ 幸田露伴「雪たたき」
・・・書面を入れた報告筒を投下し、胸をとどろかせてまっていると、下から・・・ 鈴木三重吉「大震火災記」