かたなの下。白刃のもと。

「商—に斃る」〈服部誠一・東京新繁昌記〉

かたなかけ。

ともしびの下。あかりのそば。

ともしび。あかり。

灯心の先にできる燃えかすのかたまり。丁字頭 (ちょうじがしら) 。また、灯火そのもののこと。あかり。

電車は—燦爛として」〈木下尚江火の柱

灯火の油皿をのせておく台。灯台。

[名](スル)
  1. 高い所から物を投げ落とすこと。投げ下ろすこと。「救援物資を—する」

  1. 事業に資本投入すること。「設備資金を—する」

心皮からなる子房でできている果実。成熟後、乾燥すると果皮が裂けて二片に分かれ、種子を落とす。マメ科植物にみられる。莢果 (きょうか) 。→裂開果

都から東の地方へ行くこと。京都から関東に下ること。あずまくだり。

和宮—せられし婚姻慶賀を」〈染崎延房・近世紀聞〉

桃の花。

[名](スル)
  1. すきとおること。また、通り抜けること。

    1. 八方難関を—し去らんと励みぬ」〈露伴・寝耳鉄砲〉

  1. 光や放射線などが物体内部を通り抜けること。

[名](スル)教え導くこと。よいほうに感化すること。

船頭が舟をこぎながらうたう歌。ふなうた。

  1. 中国で、科挙 (かきょ) に合格することをいった語。登第 (とうだい) 。

  1. 官吏登用試験に合格すること。また、その人。転じて、非常にすぐれた人。

    1. 「十題判断の—、一山無双の碩学なり」〈太平記・二〉

《遠い天に登る意》天子崩御をいう語。

「—の日に際して諸王の葬に会するを欲せざらば」〈露伴運命

  1. 価値価格が同じであること。同価。

  1. 同値 (どうち) 

中国から伝わった集団歌舞。足を踏み鳴らして歌い舞うもので、平安時代には宮中の初春の行事として盛行、正月14日に男踏歌、16日に女踏歌が行われた。その歌詞は、元来唐詩、のちに催馬楽 (さいばら) も用いられ、歌の終わりに「万年 (よろずよ) あられ」と唱えたので「あらればしり」ともいう。

[名](スル)でんぷんやセルロースなどの多糖類加水分解されて、ぶどう糖や果糖などの低分子量の糖になること。

藤の花。「—の宴」

歌くらべ。歌あわせ。

日本画家、東山魁夷作品昭和39年(1964)制作。大地に立つ1本の木と、北欧の沈まぬ太陽を描いたもの。東京国立近代美術館蔵。

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2023年11月