強将(きょうしょう)の下(もと)に弱卒(じゃくそつ)無(な)し
《蘇軾「題連公壁」から》強い大将のもとには、その感化を受けて弱い兵はいない。勇将の下に弱卒なし。
きょう‐しょく【共食】
1 トーテムやその他の崇拝対象に供物をそなえ、それを共に食べる儀礼。崇拝対象との一体化を図り、集団の共同・連帯を確...
きょう‐しょく【京職】
⇒きょうしき(京職)
きょう‐しょく【矜式】
[名](スル)つつしんで手本にすること。「其徳義名誉一郷の—する所となりて」〈山県有朋・軍人訓誡〉
きょう‐しょく【教職】
児童・生徒・学生を教育指導する職務。
きょう‐しょく【矯飾】
[名](スル)うわべをとりつくろい飾ること。「—して言う」「誇りもなく、—もなく、不平もなく」〈有島・生れ出づる悩み〉
きょうしょく‐いん【教職員】
教員および教育関係の仕事につく職員。
きょうしょくいん‐くみあい【教職員組合】
教職員が結成する組合。日本教職員組合(日教組)、日本高等学校教職員組合(日高教)など。教員組合。教組。
きょうしょく‐かてい【教職課程】
大学・短期大学で、教育職員免許法に基づき、教員免許状が取得できるように編成した教育課程。
きょうしょく‐だいがくいん【教職大学院】
高度な実践的指導力を備えた教員を養成する専門職大学院。平成18年(2006)7月に中央教育審議会が創設を提言し、平...
きょうしょく‐ついほう【教職追放】
昭和20年(1945)、日本の民主化のために不適格な教育関係者をその職から排除した処置。連合国最高司令官の覚書に基...
きょうしょ‐でん【校書殿】
平安京内裏十七殿の一。清涼殿(せいりょうでん)の南、安福殿の北にある。歴代の書物を保管した。文殿(ふみどの・ふどの)。
きょうしょ‐の‐きん【挟書の禁】
中国、秦(しん)の始皇帝のとき、民間で医薬・卜筮(ぼくぜい)・種樹の書以外の書物を持つことを禁じたこと。
きょう‐しん【共振】
[名](スル)振動体に固有振動数と等しい振動が外部から加わると、振動の幅が大きくなる現象。主に電気振動でいい、音な...
きょう‐しん【狂信】
[名](スル)冷静な判断力を失って、激しく信じ込むこと。「—的な行動」
きょう‐しん【京進】
中世、荘園・公領の年貢・公事(くじ)などを京都の本所・領主に進上したこと。京納。
きょう‐しん【供進】
1 天子に献上すること。 2 神に幣帛(へいはく)を奉ること。
きょう‐しん【協心】
[名](スル)ある目的のために心を合わせること。「衆亦(また)此旨趣に基き—努力せよ」〈五箇条の御誓文〉
きょう‐しん【強振】
[名](スル)棒などを強く振ること。「バットを—する」
きょう‐しん【強震】
1 強い地震。 2 地震の強さの旧階級。壁に割れ目ができ、墓石が倒れ、煙突が壊れるほど強いものとされ、震度5にあた...
きょう‐しん【郷信】
故郷からの便り。また、故郷への便り。
きょう‐しん【郷紳】
1 近世中国における社会階層の一。退職官吏や科挙(かきょ)合格者で故郷に在住している者をいい、多くの特権を与えられ...
きょう‐しん【嬌嗔】
[名](スル)女性がなまめかしく怒ること。また、その怒り。「女は—してその男を打てり」〈鴎外訳・即興詩人〉
きょう‐しん【教心】
「日本教育心理学会」の略称。
きょう‐しんか【共進化】
2種以上の生物が、寄生や共生、捕食や競争関係などの相互作用を通じて進化すること。虫媒花の花の構造と、受粉昆虫の口器...
きょうしん‐かい【共進会】
産業の振興を図るため、産物や製品を集めて展覧し、その優劣を品評する会。明治初年代より各地で開催された。競進会。
きょうしん‐かい【競進会】
⇒共進会
きょうしん‐かいろ【共振回路】
電気振動の共振を生じさせる電気回路。コイルとコンデンサーを直列または並列に接続したLC回路や水晶振動子が知られる。...
きょうしん‐かんそくもう【強震観測網】
防災科学研究所の強震計による観測網。人的被害を及ぼす可能性のある、通常の地震計では記録できない強震動を正確に記録す...
きょうしん‐き【共振器】
電磁波や電気振動などの振動を受け取って共振させる装置。マイクロ波の空洞共振器、レーザーの光共振器などがあるほか、電...
きょうしん‐けい【強震計】
通常の地震計では測れないような大きな地震動を記録できるように作られた地震計。加速度を記録する方式のものが多い。
きょうしん‐ざい【強心剤】
衰弱した心臓の機能を高めるために使用する薬剤。ジギタリス製剤・キサンチン誘導体・ドーパミンなど。強心薬。
きょうしん‐し【共振子】
⇒共振器
きょうしんしゃイーライ【狂信者イーライ】
《Eli, the Fanatic》米国の作家、フィリップ=ロスの短編小説。処女小説集「さようならコロンバス」に収...
きょうしん‐しょう【狭心症】
心臓部の締めつけられるような一過性の痛みを主症状とする病気。冠状動脈の硬化・痙攣(けいれん)などが原因で血流が一時...
きょう‐しんぞう【強心臓】
度胸があって何事も恐れないこと。また、恥知らずで厚かましいこと。
きょう‐しんどう【強震動】
建物などに被害を及ぼすような強い地震動。通常の地震計では正確に測定・記録できないため、強震計という特殊な地震計を用いる。
きょうしん‐はいとうたい【強心配糖体】
心臓の収縮力を強化する強心作用をもつ配糖体。ジギタリスに含まれるジギトキシンやギトキシンが知られる。
きょうしんめいち‐りゅう【鏡新明智流】
剣術の一派。安永年間(1772〜1781)桃井直由(ももいなおよし)が創始。
きょう‐じ【凶事】
縁起の悪い出来事。不吉な事。⇔吉事。
きょう‐じ【享持】
権利や利益を受け、保持すること。享有。
きょう‐じ【挟持】
[名](スル) 1 両側から支え助けること。 2 心に抱くこと。 3 物を携え持つこと。「若し天下に律書を—する者...
きょう‐じ【矜持/矜恃】
《慣用読みで「きんじ」とも》自分の能力を優れたものとして誇る気持ち。自負。プライド。「—を傷つけられる」
きょう‐じ【香匙】
香(こう)をすくうさじ。香(こう)すくい。
きょう‐じ【香箸】
⇒こうばし(香箸)
きょう‐じ【脇士/脇侍/夾侍/挟侍】
本尊の左右に控えている仏像。阿弥陀如来では観音と勢至(せいし)菩薩、釈迦(しゃか)如来では文殊(もんじゅ)と普賢(...
きょう‐じ【経師】
1 書画の幅(ふく)や屏風(びょうぶ)・ふすまなどを表装する職人。表具師。 2 経文を書き写すことを業とした人。 ...
きょう‐じ【驕児】
1 わがままな子供。だだっこ。 2 おごりたかぶった、わがままな人。「一代の—を気取っても」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉
きょうじ‐げんごがく【共時言語学】
《(フランス)linguistique synchronique》言語学の一部門。ある言語の一定時期における姿・構...
きょう‐じせい【強磁性】
磁界内に置くと、磁界と同じ方向に強く磁化され、磁界を除いても磁気を残す性質。