ぎょうにん‐づか【行人塚】
行者が生きたまま埋葬され、即身成仏したと伝えられる塚。東日本に多い。
ぎょう‐にんべん【行人偏】
漢字の偏の一。「役」「往」などの「彳」の称。
ぎょう‐ねん【行年】
《「行」は経(ふ)る意》「享年」に同じ。
ぎょう‐ねん【凝念】
思いをこらすこと。また、その思い。
ぎょうねん【凝然】
[1240〜1321]鎌倉後期の華厳宗の僧。伊予の人。字(あざな)は示観。各宗の教義に精通。後宇多上皇に菩薩戒を授...
ぎょうねん‐すいにち【行年衰日】
陰陽道(おんようどう)で、生まれ年の干支(えと)と年齢の関係によってその人の忌むべき日と定めた日。
ぎょう‐はく【澆薄】
[名・形動]道徳が衰えて人情のきわめて薄いこと。また、そのさま。「人情の—に流るるをいと嘆かわしきことに思いて」〈...
ぎょう‐ふう【暁風】
明け方の風。「—冷々として青黒き海原を掃い来り」〈蘆花・自然と人生〉
ぎょう‐ぶ【刑部】
「刑部省」の略。
ぎょう‐ぶ【行歩】
歩くこと。歩行。「身に病付きて—することあたはず」〈今昔・一三・二〇〉
ぎょうぶ‐きょう【刑部卿】
刑部省の長官。正四位下相当。
ぎょうぶ‐しょう【刑部省】
1 律令制で、太政官(だいじょうかん)八省の一。訴訟や罪人の裁判・処罰などを管掌。うたえただすつかさ。うたえのつか...
ぎょう‐ぶっしょう【行仏性】
仏語。法相(ほっそう)宗で、修行によって仏性を得ること。→理仏性
ぎょうぶ‐なしじ【刑部梨子地】
蒔絵(まきえ)の技法の一。金箔を置いて梨子地漆で地塗りをし、刑部梨子地粉といわれる不整形の金銀粉末を置き、その上に...
ぎょう‐ほう【行法】
1 (ギャウハフ) 法律を執行すること。 2 (ギャウホフ) 《古くは「ぎょうぼう」》仏語。仏道を修行すること。ま...
ぎょう‐ぼう【仰望】
[名](スル)仰ぎ望むこと。また、敬い慕うこと。「碧空を—する」
ぎょう‐ぼう【凝望】
[名](スル)目をこらしてながめること。じっと遠くを見つめること。
ぎょう‐ぼう【翹望】
[名](スル)《「翹」は挙げる意》首を長くのばして待ち望むこと。その到来を強く望み待つこと。翹首。「新しい指導者を...
ぎょう‐まつ【行末】
文章の行の終わり。⇔行頭。
ぎょう‐まつ【澆末】
人情がきわめて薄くなった末の世。澆季。「今—の風に向きて大本の遠きを見るに」〈太平記・三九〉
ぎょう‐む【暁霧】
夜明け方の霧。朝霧。
ぎょう‐む【業務】
1 職業や事業などに関して、継続して行う仕事。 2 法律で、社会生活において反復・継続して行う活動のこと。職業上の...
ぎょうむ‐いたく【業務委託】
1 当事者の一方が、ある一定の仕事を相手方に依頼し、相手方が自己の裁量と責任においてその仕事を行うこと。受託者はそ...
ぎょうむいたく‐けいやく【業務委託契約】
当事者の一方が相手方に対して一定の業務を委託する契約。民法上の準委任契約にあたる。企業などが外部の企業や個人に対し...
ぎょうむいたく‐しゃいん【業務委託社員】
企業等と業務委託契約を結び、受託した業務を行う人。委託者である企業等とは雇用関係にないため、就業先では上司の指揮命...
ぎょうむ‐うけおい【業務請負】
1 ある一定の仕事を完成させることを約束してその仕事を引き受けること。→業務委託 2 業務を請負う会社が、業務発注...
ぎょうむかいぜん‐めいれい【業務改善命令】
金融庁が金融機関に対して行う行政処分の一つ。金融機関の法令違反や、財務内容の悪化などが明らかになった際に、改善・再...
ぎょうむ‐かんさ【業務監査】
企業の会計業務以外の業務活動(購買・生産・物流・販売など)、および組織・制度などに対する監査。取締役が行う業務の適...
ぎょうむ‐かんり【業務管理】
1 企業経営における特定業務が、効果的かつ能率的に遂行されることを確保するための管理活動。 2 ⇒生産管理2
ぎょうむけいぞく‐けいかく【業務継続計画】
⇒事業継続計画
ぎょうむ‐さいがい【業務災害】
労働者が業務の遂行中に受けた負傷・疾病・死亡などの災害。使用者は過失の有無にかかわらず災害補償をしなければならない。
ぎょうむ‐しっこうしゃ【業務執行者】
組合や法人などの団体で、その事業に関する業務を執行する人。
ぎょうむしっこう‐しゃいん【業務執行社員】
会社の業務を執行する権限・責任を持つ社員。合名会社の社員、合資会社の無限責任社員など。
ぎょうむしっこう‐とりしまりやく【業務執行取締役】
会社の事業活動に関与する取締役。→非業務執行取締役
ぎょうむ‐じゅんえき【業務純益】
銀行などの金融機関が融資などの本業で得た利益を示す。一般の会社の営業利益に近い。貸出利息の額から預金利息の額を引い...
ぎょうむじょう‐おうりょうざい【業務上横領罪】
業務として他人から預かり保管している金品を横領する罪。刑法第253条が禁じ、10年以下の懲役に処せられる。 [補説...
ぎょうむじょう‐かしつ【業務上過失】
社会生活において、他人の生命や身体に危害を加えるおそれのある行為を反復・継続して行う際に、必要とされる注意を怠るこ...
ぎょうむじょうかしつしょうがい‐ざい【業務上過失傷害罪】
⇒業務上過失致死傷等罪
ぎょうむじょうかしつちし‐ざい【業務上過失致死罪】
⇒業務上過失致死傷等罪
ぎょうむじょうかしつちししょう‐ざい【業務上過失致死傷罪】
⇒業務上過失致死傷等罪
ぎょうむじょうかしつちししょうとう‐ざい【業務上過失致死傷等罪】
業務上必要な注意を怠り、人を死傷させる罪。また、自動車の運転上必要な注意を怠り、人を死傷させる罪。刑法第211条が...
ぎょうむじょうかしつちしょう‐ざい【業務上過失致傷罪】
⇒業務上過失致死傷等罪
ぎょうむじょう‐しっかざい【業務上失火罪】
⇒業務上失火等罪
ぎょうむじょうしっかとう‐ざい【業務上失火等罪】
失火罪・激発物破裂罪にあたる行為を、業務上必要な注意を怠ったことにより行う罪。刑法第117条の2が禁じ、3年以下の...
ぎょうむじょう‐しっぺい【業務上疾病】
労働者が、事業主の支配下にある状態において、有害因子に曝露(ばくろ)したことによって発症した疾病。職業性疾病。
ぎょうむじょうだたいおよびどうちししょう‐ざい【業務上堕胎及び同致死傷罪】
医師・助産師・薬剤師などが、女性本人の依頼や承諾によって堕胎させる罪。刑法第214条が禁じ、3か月以上5年以下の懲...
ぎょうむじょう‐だたいざい【業務上堕胎罪】
⇒業務上堕胎及び同致死傷罪
ぎょうむじょうだたいちし‐ざい【業務上堕胎致死罪】
⇒業務上堕胎及び同致死傷罪
ぎょうむじょうだたいちししょう‐ざい【業務上堕胎致死傷罪】
⇒業務上堕胎及び同致死傷罪
ぎょうむじょうだたいちしょう‐ざい【業務上堕胎致傷罪】
⇒業務上堕胎及び同致死傷罪