ぎしき‐め・く【儀式めく】
[動カ五(四)]儀式のようである。ものものしいようすである。「—・いたことをする」
ぎし‐ぎし【羊蹄】
タデ科の多年草。道端にみられ、高さ1メートルに達する。茎は直立し、下部の葉は長い柄をもち、長楕円形。夏、小花が円錐...
ぎし‐ぎし
[副] 1 堅い物のこすれ合う音や木が強くきしむ音を表す語。「—(と)音のする階段」 2 すきまもないほど詰まって...
ぎしそうぐ‐し【義肢装具士】
義肢や装具の設計や製作・調整を、医師の処方のもとに行う専門職。
ぎし・む【軋む】
[動マ四]りきむ。いばる。「堪忍せぬと—・みまはれば」〈浄・二枚絵草紙〉
ぎし‐め・く【軋めく】
[動カ四] 1 ぎしぎしと音を立てる。きしむ。〈日葡〉 2 りきむ。いきばる。「五郎やったり、やったり。もちっと—...
ぎしゃ‐ば・る【義者張る】
[動ラ五(四)]堅苦しく筋を通そうとする。また、力みかえる。いばる。「真顔になって—・れば」〈露伴・新浦島〉
ぎ‐しゅ【技手】
1 官庁・会社などで、技師の下に属する技術者。 2 旧制の官庁で、技師の下に属した判任官または判任官待遇の技術官。ぎて。
ぎ‐しゅ【義手】
失った手の形状や機能を補うためにつける人工の手。
ぎ‐しゅう【魏収】
[506〜572]中国、北斉(ほくせい)の学者。鉅鹿(河北省)の人。字(あざな)は伯起(はくき)。初め北魏、のち北...
ぎ‐しゅう【艤舟】
船出の用意をすること。ふなよそい。
ぎ‐しゅう【蟻集/蟻聚】
[名](スル)アリのように数多く群がり集まること。「内外の男女、—蠭屯(ほうちゅん)して」〈織田訳・花柳春話〉
ぎしゅう‐もん【宜秋門】
平安京内裏外郭の門の一。西面の中門で、内郭陰明門の西に位置。右衛門府の詰め所があったので右衛門の陣ともいう。 京都...
ぎしゅう‐もんいん【宜秋門院】
[1173〜1239]後鳥羽天皇の中宮。九条兼実の娘。名は任子(たえこ)。
ぎしゅうもんいん‐の‐たんご【宜秋門院丹後】
鎌倉初期の女流歌人。宜秋門院に仕えた。歌は千載集・新古今集などにみられる。生没年未詳。
ぎ‐しょ【偽書】
本物に見せかけた、にせの手紙・文書・書物や墨跡など。偽筆(ぎひつ)。
ぎ‐しょ【義疏】
経典の意味・内容を解説した書。ぎそ。「法華—」「三経—」
ぎ‐しょ【戯書】
1 興にまかせて、おもしろ半分に書いた字や文章・書物。ざれがき。 2 ⇒戯訓(ぎくん)
ぎしょ【魏書】
中国の二十四史の一。後魏の歴史を記した書。北斉(ほくせい)の文宣帝の勅命で、魏収の撰。554年に成立。帝紀12、列...
ぎしょう【宜昌】
中国湖北省西部、揚子江北岸の河港都市。三峡の東の入り口に当たる。商業や鉄鋼・機械工業が盛ん。イーチャン。
ぎ‐しょう【偽称】
[名](スル)氏名・地位・職業などをいつわっていうこと。また、いつわりの氏名など。「身分を—する」
ぎ‐しょう【偽証】
[名](スル) 1 いつわって証明や証言をすること。 2 法廷などで、法律に従って宣誓した証人・鑑定人・通訳が、虚...
ぎ‐しょう【戯笑】
ふざけて笑うこと。たわむれ笑うこと。「稗官(はいかん)小説は、人の—に供し」〈中村訳・西国立志編〉
ぎ‐しょう【擬傷】
地上に巣を作る鳥が、傷を負って飛べないでいるかのような動作をして侵入者の注意を引き、卵やひなから遠ざけようとする行動。
ぎしょう‐げんしょく【議請減贖】
律令制で、特別の身分の者が罪を犯した場合、その犯罪の実情をたずねて、奏請して勅裁を仰ぎ、減刑または贖罪(しょくざい...
ぎしょう‐ざい【偽証罪】
宣誓した証人が、法廷などで虚偽の陳述をする罪。刑法第169条が禁じ、3か月以上10年以下の懲役に処せられる。 [補...
ぎ‐しょく【偽色/擬色】
《false color》デジタルカメラでの撮影画像に生じる、撮影対象に本来ないはずの色。明暗差が激しい色の境目な...
ぎしり
[副] 1 物がきしんで鳴る、重く低い感じの音を表す語。「—と床が鳴る」 2 すきまなく詰まるさま。ぎっちり。ぎっ...
ぎし‐わじんでん【魏志倭人伝】
魏志にある東夷(とうい)伝の倭人に関する記事の通称。3世紀前半ごろの日本の地理・風俗・社会・外交などをかなり詳細に...
ぎ‐しん【義心】
正義のために尽くそうとする心。また、忠義の心。
ぎ‐しん【義臣】
忠義の心のあつい家臣。
ぎしん【義真】
[781〜833]平安前期の天台宗の僧。延暦寺第1世座主(ざす)。相模の人。最澄に師事し、随行して入唐。帰国後、延...
ぎ‐しん【疑心】
1 うたがう心。うたがい。「—がつのる」「—を抱く」 2 仏語。根本煩悩の一。仏教の真理に対して、まどいうたがう心...
ぎ‐しん【議親】
律令制の六議(りくぎ)の一。天皇の五等親までの親族、太皇太后・皇太后の四等親までの親族、皇后の三等親までの親族に与...
ぎしん‐あんき【疑心暗鬼】
「疑心暗鬼を生ず」の略。
疑心(ぎしん)暗鬼(あんき)を生(しょう)ず
《「列子」説符の注から》うたがう心が強くなると、なんでもないことが恐ろしく感じられたり、うたがわしく思えたりする。
ぎしんなんぼくちょう‐じだい【魏晋南北朝時代】
中国で、後漢が滅亡し、魏・呉・蜀の三国が分立した220年ごろから、隋が全土を統一した589年に至る約370年間の時...
ぎ‐じ【義字】
表意文字のこと。意字(いじ)。⇔音字(おんじ)。
ぎ‐じ【疑似/擬似】
[名](スル) 1 本物によく似ていてまぎらわしいこと。また、そのもの。「—コレラ」 2 そっくりまねをすること。...
ぎ‐じ【疑事】
うたがわしい事柄。うたがうべき事柄。
ぎ‐じ【擬餌】
1 釣りで、生き餌(え)の代わりに用いる、それに色や形を似せて作ったもの。擬似餌(ぎじえ)。 2 「擬餌針(ぎじば...
ぎ‐じ【議事】
会合して、審議すること。また、その内容。「—の進行をはかる」
ぎじ‐アタックテスト【疑似アタックテスト】
⇒侵入テスト
ぎじ‐アニーリング【疑似アニーリング】
⇒焼き鈍し法
ぎじ‐イベント【疑似イベント】
報道されることを企図して、企業などが本物らしくよそおってつくりあげる出来事や催し物。
ぎじ‐え【疑似餌/擬似餌】
「擬餌(ぎじ)1」に同じ。
ぎじ‐えいせい【疑似衛星/擬似衛星】
⇒準衛星
ぎじ‐かがく【疑似科学】
いかにも科学的であるように見えるが、科学的根拠がなく、実証も反証もできない事柄。例えば、血液型と性格の関係など。
ぎじ‐かんちく【疑似患畜/擬似患畜】
家畜伝染病予防法において、患畜である疑いがある家畜。牛疫、牛肺疫、口蹄疫、狂犬病、馬鼻疽(ばびそ)、アフリカ豚熱(...
ぎじ‐こうてん【疑似好天】
⇒疑似晴天