げん‐けい【原型】
1 もとの型。もとになる構造・構成をもつもの。「平城京の—は長安である」 2 鋳物や彫刻作品などのもとになる型。土...
げん‐けい【現形】
現在のかたち・ありさま。
げん‐けい【現計】
1 現在高の計算。 2 ある時点における金銭・物品の、それまでの収支計算。
げん‐けい【減刑】
[名](スル) 1 刑罰を軽くすること。 2 恩赦の一。刑の言い渡しを受けた者に対して、政令で罪または刑の種類を定...
げん‐けい【減軽】
[名](スル) 1 重さや負担を減らして軽くすること。軽減。 2 裁判所が刑を言い渡すときに刑を軽くすること。「酌量—」
げん‐けい【厳刑】
きびしい刑罰。⇔寛刑。
げんけい‐しつ【原形質】
細胞の生きている部分を構成し、生命活動の基礎となっている物質。核と細胞質からなり、細胞膜に包まれ、全体としてコロイ...
げんけいしつ‐うんどう【原形質運動】
植物細胞・原生動物細胞の原形質流動や、変形菌の変形体の運動などの、細胞内の運動の総称。鞭毛(べんもう)運動や繊毛運...
げんけいしつ‐たい【原形質体】
⇒プロトプラスト
げんけいしつ‐ぶんり【原形質分離】
植物細胞を浸透圧の高い溶液中に入れると、細胞内の水分が外部に滲出(しんしゅつ)するため原形質が収縮し、細胞壁から分...
げんけいしつ‐まく【原形質膜】
⇒細胞膜
げんけいしつ‐りゅうどう【原形質流動】
細胞の内部が流動する現象。液胞の発達した植物細胞に多く、ムラサキツユクサの雄しべの毛の細胞、シャジクモの節間細胞な...
げんけいしつ‐れんらく【原形質連絡】
多細胞の植物体において、細胞壁を横切って細胞間の物質輸送を担う細い管。太さ約40ナノメートル。プラスモデスム。プラ...
げんけい‐ろ【原型炉】
原子炉の開発において、発電用施設としての性能を確認したり、大型化することが技術的に可能かどうか評価したりするために...
げん‐けん【原憲】
中国、春秋時代の魯の人。孔子の門人。字(あざな)は子思。清貧に甘んじ、同門の子貢がぜいたくな身なりで訪れてきたとき...
げん‐けん【厳譴】
きびしくとがめること。厳重な譴責(けんせき)。「極めて逆鱗に触れ—を相蒙(こうむ)るべきは」〈染崎延房・近世紀聞〉
げん‐けん【原研】
「日本原子力研究所」の略。
原憲(げんけん)の貧(ひん)
道にそむかぬ生活を楽しみ、貧乏を苦にしないこと。清貧。→原憲
げんげ【紫雲英/翹揺】
レンゲソウの別名。《季 春》「とぶ鮒を—の中に押へけり/秋桜子」
げん‐げ【現化】
神仏が姿を変えてこの世に現れること。げんか。
げん‐げ【玄華】
スズキ目ゲンゲ科の海水魚の総称。体は細長く側扁する。寒海に分布し、日本近海でみられるアゴゲンゲ、カンテンゲンゲ、ノ...
げん‐げつ【幻月】
月の両側に1個ずつ、別に月があるように見えるもの。空中の氷晶により光が屈折してできる暈(かさ)の一種。《季 秋》
げん‐げつ【弦月】
上弦または下弦の月。弓張り月。《季 秋》
げん‐げつ【限月】
先物(さきもの)取引の受け渡し期限。
げんげつ【玄月】
[1965〜 ]小説家。大阪の生まれ。本名、玄峰豪(ヒョンボンホ)。在日韓国人二世。「蔭の棲みか」で芥川賞受賞。他...
げん‐げつ【玄月】
陰暦9月の異称。《季 秋》
げん‐げん【元元】
1 根本。根元。 2 人民。万民。「数千年来、—玆(ここ)に殖す、乃ち名(なづ)けて日本の人という歟(か)」〈雪嶺...
げん‐げん【玄玄】
[名・形動タリ]奥深いこと。はなはだ深遠なこと。また、そのさま。「妙の一字は不可得不可思儀の間に出でて、—のうちに...
げん‐げん【言言】
一つ一つの言葉。一語一語。
げん‐げん【阮元】
[1764〜1849]中国、清の学者・政治家。儀徴(江蘇省)の人。字(あざな)は伯元。号、台(うんだい)。戴震(た...
げん‐げん【舷舷】
ふなばたとふなばた。「—相摩(あいま)す」
舷舷(げんげん)相摩(ま)・す
ふなばたが互いに擦れ合う。船と船とが接近して激しく戦うようすを表す言葉。
げんげん‐くく【言言句句】
一つ一つの言葉。一語一語。「—、肺腑より出で」〈独歩・日の出〉
げんげん‐こうてい【玄元皇帝】
老子の尊号。唐の玄宗が天宝年間(742〜755)に追贈。
げん‐げんしゅ【原原種】
収穫用の植物の原種1をとるために栽培する、前世代の植物の種子。品種改良で得た特性を、他の株の花粉との交雑や種子の混...
げんげんしゅう【元元集】
南北朝時代の神道書。全8巻。北畠親房著。延元2年=建武4年(1337)ごろ成立。日本の神道の起源を調査し、和漢の古...
げんげんしゅう【玄々集】
平安中期の私撰和歌集。1巻。能因(のういん)撰。永承年間(1046〜1053)の初めごろに成立。一条天皇から後朱雀...
言言(げんげん)肺腑(はいふ)を衝(つ)・く
一語一語に誠意がこもっていて、聞く人を深く感動させる。「—・くばかりの謝辞をいただく」
げん‐げんぱつ【減原発】
原子力発電への依存度を中長期的に減らしていくこと。縮原発。→脱原発 →卒原発 [補説]原発の廃止に積極的な意味合い...
言言(げんげん)火(ひ)を吐(は)・く
言葉の一つ一つに激しい勢いがある。「—・く弁舌」
げん‐こ【拳固】
1 にぎりこぶし。げんこつ。 2 《近世、馬子・雲助などが用いた俗語》5・50・500などの金額を表す。片手。
げん‐こ【儼乎】
[ト・タル][文][形動タリ]おごそかなさま。いかめしいさま。「あくる朝贈った手紙は、—たる師としての態度であった...
げんこう【元弘】
鎌倉末期、後醍醐天皇の時の年号。1331年8月9日〜1334年1月29日。
げん‐こう【元后】
1 君主。天子。 2 天子の正妻。皇后。
げんこう【元亨】
鎌倉末期、後醍醐天皇の時の年号。1321年2月23日〜1324年12月9日。
げん‐こう【元寇】
文永11年(1274)と弘安4年(1281)に、元のフビライの軍が日本に攻めてきた事変。蒙古来(もうこらい)。蒙古...
げん‐こう【玄黄】
天の色を表す黒と、地の色を表す黄。天と地。
げん‐こう【言行】
言葉と行い。口で言うことと実際に行うこと。「—が一致しない」
げん‐こう【原口】
動物の発生初期に、嚢胚(のうはい)のくぼみの部分(原腸)が外界に通じて開口した部位。成体になったとき、これが口にな...
げん‐こう【原鉱】
採掘したままの鉱石。粗鉱。