こえ【声】
1 人や動物が発声器官を使って出す音。のどから口を通って出る音。「女性の—」「猫の鳴く—」 2 言葉の発し方。語調...
こえ【肥】
こやし。肥料。また、肥料として利用する糞尿(ふんにょう)。下肥(しもごえ)。「畑に—をやる」
声(こえ)あ・り
いい声をしている。「舞人、—・り、容貌(かたち)あるもの選びたり」〈宇津保・吹上上〉
こ‐えい【孤影】
独りぼっちでもの寂しそうに見える姿。「—悄然(しょうぜん)として去る」
こ‐えいせい【子衛星】
他の人工衛星に搭載され、宇宙空間で分離して別行動をとる人工衛星。平成19年(2007)に打ち上げられた「かぐや」に...
こえ‐おけ【肥桶】
糞尿(ふんにょう)を入れて運ぶ桶。こえたご。
こえ‐かけ【声掛け】
1 声を掛けること。挨拶をしたり安否を問うたりすること。「—運動」→呼び掛け 2 会合などに誘ったり、役職への就任...
こえかけ‐じあん【声掛け事案】
町なかで見知らぬ人から声をかけられた子供や女性が、その言葉つきやふるまいから不安を感じるような事例。誘拐や性犯罪な...
声(こえ)が掛(か)か・る
1 呼びかけられる。 2 勧誘や招待を受ける。「ゴルフコンペの—・る」 3 目上の人や上司に認められ、特別の計らい...
こえ‐がかり【声掛(か)り】
(多く「お声掛かり」の形で)身分や地位の高い人から特別な処遇や命令を受けること。「社長のお—で若手が登用された」
声(こえ)が嗄(か)・れる
のどを痛めて声がかすれる。「カラオケの歌いすぎで—・れる」
声(こえ)が弾(はず)・む
うれしくて生き生きとした話し方になる。
こえ‐がら【声柄】
声の質・ようす。声つき。
こえ‐がわり【声変(わ)り】
[名](スル)声が変わること。第二次性徴の一つで、思春期のころ、声帯が変化して音声や声域が変わること。男子では声域...
こ‐えき【古駅/故駅】
昔の街道筋にあった宿場。ふるくからの宿駅。「—蕭々たる面影を残す小田原の街を過ぎて」〈荷風・地獄の花〉
こ‐えき【虎疫】
《「虎」は「コレラ」の当て字「虎列剌」の頭字》コレラのこと。
こ‐えき【雇役】
1 雇って使うこと。また、雇われて使われること。 2 律令制で、諸国から成年男子を徴用し、一定の食料・賃金を支給し...
こえ‐ぎれ【肥切れ】
作物の成熟期に、肥料が欠乏し生育状態が悪くなること。
こえ‐ぐるま【肥車】
「肥取り車」に同じ。
こえ‐ごえ【声声】
多くの人の声。各人の声。それぞれの声。「—に反対を唱える」
こえ‐じまん【声自慢】
自分の声や歌声がよいことを自慢すること。また、その人。
こえ‐たご【肥担桶】
「肥桶(こえおけ)」に同じ。
肥担桶(こえたご)の紐通(ひもとお)し
《肥桶のひもを通す穴は大きくて、二つあるところから》低くて、上を向いた鼻をあざけっていう語。
こ‐えだ【小枝】
小さい枝。さえだ。「梅の—」
こえ‐だい【肥代】
1 肥料を買い入れる代金。こやしだい。 2 糞尿(ふんにょう)のくみ取り料。
こえ‐だめ【肥溜め】
肥料にする糞尿(ふんにょう)を腐らすためにためておく所。こやしだめ。肥壺(こえつぼ)。
こ‐えつ【胡越】
古代中国の、北方の胡の国と南方の越の国。互いに遠く離れていること、また、疎遠であることをたとえていう語。
こえ‐つき【声付き】
声のようす。声のぐあい。声柄。「—が母親にそっくりだ」
こえ‐つち【肥土】
1 地味が肥えている土。沃土(よくど)。 2 肥料を混ぜた土。
こえ‐つぼ【肥壺】
1 便所の糞尿(ふんにょう)を受ける壺。 2 「肥溜(だ)め」に同じ。
こえ‐とり【肥取り】
便所の肥壺(こえつぼ)から糞尿(ふんにょう)をくみ取ること。また、その人。「—には今迄いつも父が行った」〈島木健作...
こえとり‐ぐるま【肥取り車】
肥壺1からくみ取った糞尿(ふんにょう)を運ぶ車。こえぐるま。
こ‐えど【小江戸】
古い町並みや武家屋敷など、江戸時代の面影を残す町。埼玉県川越市、滋賀県彦根市など。→小京都
声(こえ)なき声(こえ)
一般の人々の表立たない意見。→サイレントマジョリティー
声(こえ)の限(かぎ)り
ありったけの大声で。声を限りに。「—叫び続ける」
声(こえ)の下(した)
言葉が終わるか終わらないうち。言うやいなやのうち。言下。「禁煙と言った—からタバコに火をつける」 [補説]この句の...
こえ‐の‐はかせ【音博士】
⇒おんはかせ(音博士)
こ‐えび【小海老】
小形のエビ。
こえ‐びしゃく【肥柄杓】
糞尿(ふんにょう)をくみ取るのに使う柄(え)の長いひしゃく。
こえ‐ぶね【肥船】
肥桶(こえおけ)を積んで運ぶ船。こやしぶね。
こえ‐まつ【肥松】
幹や枝が太く、松やにの多い松。たいまつなどに用いる。あぶらまつ。
こえ‐よし【声良】
鶏の一品種。秋田県の原産。大形で体形はシャモに似、色は白笹(しろざさ)と5色とがある。東天紅・唐丸とともに日本三長...
こえ‐らか【肥えらか】
[形動ナリ]肥え太っているさま。「—に、高く、太く、色白く」〈とはずがたり・二〉
こ‐えり【小襟】
被布(ひふ)や道行などにつける幅の狭い襟。
こ・える【肥える】
[動ア下一][文]こ・ゆ[ヤ下二] 1 人や動物のからだによく肉がついて、太る。からだつきがふっくらとする。「丸々...
こ・える【越える/超える】
[動ア下一][文]こ・ゆ[ヤ下二] 1 (越える)物の上・間・境界などを通り過ぎて、向こうへ行く。「打球がフェンス...
こえ‐わざ【声技】
声を使って演じるもの。歌謡や語り物など。「—の悲しきことは、我が身崩(かく)れぬる後、留まる事の無きなり」〈梁塵秘...
声(こえ)を上(あ)・げる
1 大声を出す。また、今までより、大きな声を出す。「—・げて強調する」 2 意思表示をする。「反対の—・げる」 3...
声(こえ)を荒(あら)ら・げる
激しい語気の声を出す。「怒りのあまり、思わず—・げる」→荒らげる[補説]
声(こえ)を落(お)と・す
声を急に低くして小声で言う。声を殺す。「その話題になると皆—・した」