ごう【毫】
《細い毛の意》 1 目方または長さの単位。1毫は1厘(りん)の10分の1。毛(もう)。 2 きわめてわずかなこと。...
ごう【郷】
1 いなか。さと。 2 律令制における地方行政区画の最下位の単位「里(り)」を奈良時代に改めた称。初め、国・郡・郷...
ごう【郷】
姓氏の一。 [補説]「郷」姓の人物郷静子(ごうしずこ)郷誠之助(ごうせいのすけ)郷義弘(ごうよしひろ)
ごう【業】
《(梵)karmanの訳》 1 仏語。人間の身・口・意によって行われる善悪の行為。 2 前世の善悪の行為によって現...
ごう【壕/濠】
1 土を掘ってつくった穴やみぞ。「—を掘って敵襲に備える」 2 城の周囲にめぐらした堀。
ごう【江】
⇒崇源院(すうげんいん)
ごう‐あく【強悪】
[名・形動]性質や行いが非常に悪いこと。また、そのさま。「—な人物」「—非道」
ごう‐い【号衣】
武家で、使用人の仕着せとした家紋入りの丈(たけ)の短い衣服。看板(かんばん)。
ごう‐い【合囲】
[名](スル)周りを取り囲むこと。包囲。「未だセーベ城を—するに至らざりし」〈竜渓・経国美談〉
ごう‐い【合意】
[名](スル)互いの意思が一致すること。法律上は、当事者の意思表示が合致すること。「—に達する」「離婚に—する」
ごうい‐せいど【合意制度】
「捜査・公判協力型協議・合意制度」の略称。
ごう‐いた【格板】
格天井(ごうてんじょう)の格縁(ごうぶち)の間に張った板。
ごうい‐ちきょう【合囲地境】
戒厳令による戒厳地境の一。敵の合囲や攻撃などがあった場合、戒厳する地域。
ごう‐いつ【合一】
[名](スル)二つ以上のものが合わさって一つになること。また、合わせて一つにすること。「知行—」「主もなく客もない...
ごう‐いん【強引】
[名・形動]抵抗や反対を押しきって無理に物事を行うこと。また、そのさま。「—なやり方」「—に事を進める」 [派生]...
ごう‐いん【強淫】
「強姦(ごうかん)」に同じ。「—どうようなこと」〈高畠藍泉・怪化百物語〉
ごう‐いん【業因】
仏語。未来に苦楽の果報を招く原因となる善悪の行為。⇔業果。
ごう‐いん【豪飲】
むやみに大酒を飲むこと。暴飲。「斗酒なお辞せずの—ぶり」
ごう‐う【豪雨】
激しい勢いで大量に降る雨。雨量がきわだって多い雨にいう。「集中—」
ごう‐えん【強縁/剛縁】
有力者や権力者と縁故のあること。また、それを利用してわがままな行いをすること。「郎等、本の妻(め)はありけれども、...
ごう‐おく【剛臆】
《古くは「こうおく」とも》剛勇と臆病。「大男の—は知らねども、よそより見けるには、あはれ大将かなとぞおぼえける」〈...
ごう‐おん【号音】
信号や合図の音。
ごう‐おん【合音】
1 室町時代の日本語で、オウ・コウ・ケウなどが長音化した場合の母音。[oː]で表す。⇔開音(かいおん)。 2 ⇒結...
ごう‐おん【轟音】
とどろきわたる音。大きく鳴り響く音。「列車の—」
こう‐か【劫火】
《「ごうか」とも》仏語。世界が破滅する壊劫(えこう)の終末に起こり、世界を焼き尽くしてしまう大火。
ごう‐か【号火】
合図の火。のろし。
ごう‐か【劫火】
⇒こうか(劫火)
ごう‐か【業火】
1 悪業が身を滅ぼすことを火にたとえていう語。 2 地獄の罪人を苦しめる猛火。激しい炎や大火のたとえにもいう。「—...
ごう‐か【業果】
仏語。業による報い。業報。⇔業因。
ごう‐か【豪家】
財産の多い家。その地方で勢力のある家。「土地の—の出身」
ごう‐か【豪華】
[名・形動]ぜいたくで、はでなこと。また、そのさま。「—な舞台衣装」「絢爛(けんらん)—」 [派生]ごうかさ[名]
ごう‐かい【剛塊】
⇒クラトン
ごう‐かい【豪快】
[形動][文][ナリ]規模が大きくて力強く、気持ちのよいさま。「—なホームラン」「—に笑う」 [派生]ごうかいさ[名]
ごうか‐きょうじゅ【合科教授】
教科別に行われる分科教授に対し、教科を統合して教授すること。各教科を相互に関連づけ、児童・生徒の全人的育成をめざす...
ごう‐かく【合格】
[名](スル) 1 特定の資格や条件に適合すること。「規格に—した製品」 2 試験や検査などに及第すること。「入学...
ごうか‐ばん【豪華版】
1 用紙・装丁などに凝った、ぜいたくな作りの出版物。 2 平常よりもぜいたくでりっぱなこと。「—の食事」
ごう‐かん【合巻】
江戸後期、文化年間(1804〜1818)以後に流行した草双紙の一種。それ以前の黄表紙などが5丁1冊であったのを、数...
ごう‐かん【合歓】
[名](スル) 1 ともに喜び楽しむこと。 2 男女が共寝すること。同衾(どうきん)。 3 「合歓木」の略。
ごう‐かん【剛悍/豪悍】
[名・形動]強くて荒々しいこと。また、そのさま。「女の—なる者夫を奴隷視する」〈阪谷素・明六雑誌三二〉
ごう‐かん【強姦】
[名](スル)暴力・脅迫などによって、強制的に婦女を犯すこと。暴行。⇔和姦。
ごう‐かん【業感】
仏語。善悪の行為が因となって、苦楽の報いを感受すること。
ごうかん‐えんぎ【業感縁起】
仏語。一切の現象は、衆生の業因によって生じたものであるとする小乗仏教の世界観。
ごうかん‐ざい【強姦罪】
暴行または脅迫によって女性を姦淫(かんいん)する罪。平成29年(2017)の刑法改正により構成要件や法定刑が見直さ...
ごうかんちし‐ざい【強姦致死罪】
⇒強制猥褻等致死傷罪
ごうかんちしょう‐ざい【強姦致傷罪】
⇒強制猥褻等致死傷罪
ごうかん‐ぼく【合歓木】
ネムノキの別名。
ごうが【恒河】
《(梵)Gaṅgā》ガンジス川のこと。
ごう‐が【聱牙】
[名・形動]文章の字句がむずかしくてわかりにくいこと。また、そのさま。「マルクスの—な文章を」〈河上肇・貧乏物語〉
ごう‐がい【号外】
新聞などで、重大な事件が突発したときなどに、臨時に発行するもの。「内閣総辞職の—が出る」
ごう‐がく【郷学】
1 村里の学校。「—にありて、学童となりし時に」〈中村訳・西国立志編〉 2 江戸時代から明治の初年にかけて、藩士の...