ざい‐ちょう【在朝】
朝廷に仕えていること。また、官職についていること。⇔在野(ざいや)。
ざいちょう‐かんにん【在庁官人】
平安中期から鎌倉時代、現地の国衙で実務を行った介(すけ)以下の役人。本来は在庁と官人からなるが、のち区別がなくなり...
ざい‐てい【在廷】
[名](スル) 1 現在、法廷に出頭していること。「—している証人」 2 朝廷に仕えていること。在朝。
ざいてい‐しょうにん【在廷証人】
召喚を受けたのではないが、当事者が同行するなどして法廷に居合わせたため、証人として尋問を受ける者。
ざい‐テク【財テク】
《「財務テクノロジー」の略》企業が本業以外に、余剰資金や低利の調達資金を株式・債券・土地などに投資して、資金の運用...
ざい‐てん【在天】
神・霊魂などが天上にあること。
ザイテングラート
岩壁の側面の支稜(しりょう)。主稜に対する側稜。
在天(ざいてん)の霊(れい)
死者の霊を尊敬していう言葉。
ザイデル
[1821〜1896]オーストリアの数学、天文学者。恒星・遊星の光度を研究、また、光学機器を数理的に研究。「ザイデ...
ザイデル‐の‐ごしゅうさ【ザイデルの五収差】
ザイデルが分類した、光学系に現れる球面収差、コマ収差、非点収差、像面湾曲、歪曲収差の五つの収差。ザイデル収差。
ザイデル‐しゅうさ【ザイデル収差】
⇒ザイデルの五収差
ざい‐とう【在島】
[名](スル)島に滞在し、または住んでいること。
ざい‐とう【財投】
「財政投融資」の略。
ざいとう‐きかん【財投機関】
財政投融資資金を活用している機関のこと。政府金融機関、独立行政法人、特殊会社・国・地方公共団体など。
ざいとうきかん‐さい【財投機関債】
特殊法人などの財投機関が金融市場で個別に発行する債券のうち、政府が元本や利子の支払いを保証していないもの。
ざいとう‐さい【財投債】
《「財政投融資特別会計国債」の略》国債を発行根拠によって分類した場合の種類の一。信用力が不足しているため、財投機関...
ざいとう‐とっかい【財投特会】
「財政投融資特別会計」の略。
ざい‐とく【在特】
「在留特別許可」の略。
ざい‐にち【在日】
[名](スル)外国人が日本に滞在、または居住していること。「—アメリカ人」
ざいにち‐べいぐん【在日米軍】
日米安全保障条約に基づき、日本国内に駐留するアメリカ軍。約3万5000人を擁し、海兵隊と空軍の兵員が多くを占める。...
ざいにちべいぐんちゅうりゅうけいひ‐ふたん【在日米軍駐留経費負担】
⇒思いやり予算
ざいにほん‐だいかんみんこくみんだん【在日本大韓民国民団】
大韓民国を支持する在日韓国人の全国組織。1946年(昭和21)在日本朝鮮居留民団として発足、1948年に大韓民国の...
ざいにほん‐ちょうせんじんそうれんごうかい【在日本朝鮮人総連合会】
朝鮮民主主義人民共和国を支持する在日朝鮮人の全国組織。1945年(昭和20)に設立された在日本朝鮮人連盟の後身、在...
ざい‐にん【在任】
[名](スル)任務に就いていること。また、任地にあること。「中国に—する」「—期間」
ざい‐にん【罪人】
罪を犯した人。つみびと。
ざいにん‐とくれい【在任特例】
市町村合併の際に適用される、自治体議員の処遇に関する特例の一つ。関係市町村の協議により、旧市町村の議員は一定の期間...
ざい‐のう【財嚢】
1 金銭を入れる袋。財布。 2 持ち金(がね)のすべて。また、金銭。「貴女達(レデイス)が—を与えるなんぞは」〈逍...
ざい‐はん【在判】
[名](スル) 1 古文書の写しなどで、原本のほうにはここに花押(かおう)が書かれているということを示す語。ありは...
ざい‐はん【在藩】
[名](スル)江戸時代、大名やその家臣が江戸ではなく自分の藩にいること。多く、在府に対して在国という。
ざい‐ばつ【財閥】
1 第二次大戦前の日本で、コンツェルンの形態をとり、同族の閉鎖的な所有・支配のもとに、持株会社を中核として多角的経...
ざいばつ‐かいたい【財閥解体】
第二次大戦後、連合国軍最高司令官の指令に基づいて行われた日本の財閥の解体措置。
ざい‐ばん【在番】
1 勤番に当たっていること。 2 江戸幕府の軍事職制で、大番が京都二条城・大坂城に、書院番が駿府城に交代で勤務した...
ざい‐ひ【在否】
いるかいないかということ。在宅と不在。「—を確かめる」
ざい‐ふ【在府】
江戸時代、大名やその家臣が江戸で勤務すること。江戸詰め。→在国
ザイフェン
ドイツ東部、ザクセン州、エルツ山地中部の村。チェコとの国境に近く、1949年から1990年までは旧東ドイツに属した...
さい‐ぶく【摧伏】
《「ざいふく」とも》打ちくじいて屈伏させること。「—の形を現じて、専ら勝軍の利を施し給ふ事は」〈太平記・二九〉
ざい‐ふり【采振り】
1 采配を振る人。指図する人。 2 「采振木(ざいふりぼく)」の略。
ざいふり‐ぼく【采振木】
バラ科の落葉小高木。本州中部以西の山地に生え、高さ3〜5メートル。葉は楕円形で長い柄をもつ。春、枝の先に白い5弁花...
ざい‐ぶつ【財物】
1 金銭と品物。財貨。たから。ざいもつ。「—を蓄える」 2 刑法上、窃盗・強盗・詐欺・恐喝・横領などの財産犯の客体...
ざい‐べい【在米】
[名](スル)他国の人がアメリカに滞在、または居住していること。「長年—している娘」
さいほう【財宝】
《「ざいほう」とも》狂言。和泉(いずみ)流では「才宝」。成人した三人の孫が、祖父の財宝の所に名を付けてもらいに行き...
ざい‐ほう【財宝】
財産や宝物。財産となる価値の高い物品。宝物。「金銀—」
ざい‐ほう【罪報】
仏語。罪のむくい。
財宝(ざいほう)は地獄(じごく)の家苞(いえづと)
財宝はいくら多くためても、地獄に行くときのみやげになるにすぎない。
ざい‐ほり【ざい掘り】
《「ざい」は氷の意》雪国で行われる漁法の一。冬、池や沼の氷を割り、水中に多量の雪を投入してかき回し、混乱した魚が浮...
ざい‐ほん【財本】
財産と資本。「一般人民の—の増殖に連れて」〈田口・日本開化小史〉
ざい‐まい【在米】
現在、倉庫や問屋などにある米。
ざい‐みょう【在名】
1 在所の名。ざいめい。 2 住む土地の名をとってつけた名前。ざいめい。「『わたくしが住みかが、粟田口と申すによっ...
ざい‐みん【在民】
人民の側にあること。国民がもっていること。「主権—」
ざいみんぶのきょうけうたあわせ【在民部卿家歌合】
現存最古の歌合わせ。在原行平が民部卿であった元慶8年(884)から仁和3年(887)にかけて催されたもの。「郭公(...