しょう‐しゅ【性種】
仏語。人間の生まれながらの本性。衆生(しゅじょう)の本性。
しょう‐しゅ【唱首】
まっ先に言い出すこと。また、先頭に立って人々を教え導く人。首唱者。「されば我この新教を用い、国人の—となるか」〈中...
しょう‐しゅ【椒酒】
サンショウの実とカシワの葉を入れた酒。元日に服用して長寿を祈願する。
しょう‐しゅ【焼酒】
中国や朝鮮半島産の蒸留酒の一。うるち米・もち米、またはコーリャン・雑穀などを原料として醸造し、蒸留したもの。
しょう‐しゅ【摂取】
「摂取(せっしゅ)」に同じ。「念仏の人を—して浄土に帰せしむるなり」〈三帖和讃〉
しょう‐しゅ【嘯聚】
[名](スル)人々を呼び集めること。また、呼びあって集まること。嘯集(しょうしゅう)。「且土蛮の—する所、鬼魅の蠭...
しょう‐しゅう【小集】
小人数の集まり。小会。「今日は誰が家に何の—とか云うて出て行くもあり」〈露伴・日ぐらし物語〉
しょう‐しゅう【召集】
[名](スル) 1 呼び出して集めること。「非番の医師を—する」 2 国会の会期を開始させる行為。国会議員に対して...
しょう‐しゅう【招集】
[名](スル) 1 人を招き集めること。「関係者を—して会議を開く」「—をかける」 2 地方公共団体の議会、社団法...
しょう‐しゅう【消臭】
悪臭をなくすこと。「—剤」
しょう‐しゅう【商秋】
《五音(ごいん)の「商」は四季では秋にあたるところから》秋の異称。「—の候」
しょう‐しゅう【唱酬】
互いに詩歌・文章を作って、やりとりすること。唱和。
しょう‐しゅう【誦習】
[名](スル)書物などを口に出して繰り返し読むこと。「経典を—する」
しょう‐しゅう【嘯集】
[名](スル)「嘯聚(しょうしゅ)」に同じ。「闔国(こうこく)の人民、涕(なみだ)を揮(ふるい)て—し」〈東海散士...
しょう‐しゅうかん【商習慣】
商業上の取引についての習慣。商慣習。
しょうしゅう‐ざい【消臭剤】
いやな臭いを消す薬品。よい香りで悪臭を押さえ込む方式、悪臭成分を分解する方式などがある。
しょうしゅう‐れい【召集令】
1 人を集めるための命令。 2 「召集令状」の略。
しょうしゅう‐れいじょう【召集令状】
在郷軍人・国民兵などを召集する命令文書。旧日本軍の令状には赤い紙を使ったので、俗に赤紙(あかがみ)といった。
しょう‐しゅつ【抄出/鈔出】
[名](スル)必要なところを抜き出して書くこと。また、そのもの。抜き書き。「議事録から問題の箇所を—する」
しょう‐しゅつ【妾出】
めかけの子として生まれること。また、その人。妾腹。庶出。
しょう‐しゅつ【晶出】
液体から結晶が析出すること。結晶性の物質が溶け込んでいる溶液の温度を下げたり、蒸発させて濃縮したりする操作をさす。...
しょう‐しゅん【小春】
陰暦10月の異称。こはる。「—の候」
しょう‐しゅん【峭峻】
山などの高くけわしいこと。険峻。
しょう‐しゅん【頌春】
新春を褒めたたえること。多く年賀状などで用いる語。賀春。
しょう‐しょ【小暑】
二十四節気の一。7月7日ごろ。このころから暑気が強くなる。《季 夏》「部屋ぬちへ—の風の蝶ふたたび/爽雨」
しょう‐しょ【召書】
人を召し出す書類。めしぶみ。
しょう‐しょ【抄書/鈔書】
書物から一部を書き抜くこと。抜き書き。また、それをまとめたもの。
しょう‐しょ【尚書】
《古くは「じょうじょ」とも》 1 弁官の唐名。 2 中国の官名。秦(しん)代に設置され、初めは天子の文書の授受をつ...
しょうしょ【尚書】
《尚(とうと)ぶべき書の意から》書経(しょきょう)の異称。漢以降、宋代まで用いられた呼称。
しょう‐しょ【消暑/銷暑】
暑気を取り除くこと。暑さしのぎ。消夏。「—法」
しょう‐しょ【証書】
1 ある事実を証明するための文書。公正証書・私署証書などがある。「卒業—」「借用—」 2 「証券」に同じ。
しょう‐しょ【詔書】
1 天皇が発する公文書。日本国憲法下では、国会の召集、衆議院の解散、総選挙の施行の公示など、天皇の国事行為の形式と...
しょう‐じょ【生所】
《「しょうしょ」とも》 1 仏語。人が来世を送る場所。 2 生まれた場所。生地。〈日葡〉
しょう‐しょう【小哨】
軍隊がある場所にとどまるとき、警戒を任務とする部隊の一。主要な道路・地点を警戒するために、前方あるいは側方の要点に...
しょう‐しょう【小照】
1 小さな肖像画・人物写真。 2 自分の肖像画をへりくだっていう語。
しょう‐しょう【少小】
年が若いこと。年少。
しょう‐しょう【少少/小小】
[名] 1 わずかの分量・数量。「—の塩を入れる」 2 特に取り立てるほどでもない程度。「—のことは大目に見る」 ...
しょう‐しょう【少将】
1 軍人の階級の一。将官の最下位。中将の下、大佐の上。 2 律令制で、左右近衛府(このえふ)の次官(すけ)で、中将...
しょう‐しょう【将相】
将軍と宰相。
しょう‐しょう【蕭牆】
君臣の会見する所に設けた囲い。転じて、内輪(うちわ)。一族。また、国内。「禍既に—の中より出て」〈太平記・九〉
しょう‐しょう【瀟湘】
中国湖南省、瀟水と湘水が洞庭湖に注ぐあたりの地方。→瀟湘八景
しょう‐しょう【彰彰/章章】
[形動タリ]明らかなさま。「—として毫釐(がうり)もたがはざるを見よ」〈読・双蝶記・五〉
しょう‐しょう【昭昭/照照】
[ト・タル][文][形動タリ]明るく輝くさま。また、明らかなさま。「神典に挙げて—たるにして、疑うべきにあらず」〈...
しょう‐しょう【悚悚/竦竦】
[ト・タル][文][形動タリ]《「悚」「竦」はともに、おそれる、すくむの意》ぞっとするほど恐ろしいさま。悚然。
しょう‐しょう【悄悄】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 元気がなく、うちしおれているさま。悄然。「—として引き返す」 2 静かでもの寂...
しょう‐しょう【晶晶】
[ト・タル][文][形動タリ]きらきらと輝くさま。「日色—として到らぬ隈なし」〈蘆花・自然と人生〉
しょう‐しょう【蕭蕭】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 もの寂しく感じられるさま。「—たる晩秋の野」 2 雨や風の音などがもの寂しいさ...
しょう‐しょう【瀟瀟】
[ト・タル][文][形動タリ]風雨の激しいさま。「朝来雨—たりしが」〈蘆花・自然と人生〉
しょう‐じょう【証誠】
《「しょうしょう」とも》仏語。 1 真実であると証明すること。 2 「証義1」に同じ。
しょうしょうかんにちろく【蕭々館日録】
久世光彦の長編小説。平成13年(2001)刊。同年、第29回泉鏡花文学賞受賞。