しん‐みょう【身命】
⇒しんめい(身命)
しん‐みょう【神妙】
[名・形動] 1 人知を超えた不思議なこと。霊妙。しんびょう。「—不可思議な力」 2 心がけや行いが立派ですぐれて...
しん‐みょう【針妙】
1 宮廷女房の私室にいて、主に裁縫をする上級の女中。「なま—の、衣盗みて小袖になして着たる」〈無名抄〉 2 一般の...
しん‐みょう【深妙】
[名・形動]《古くは「じんみょう」》奥深くてすぐれていること。また、そのさま。「所謂寸鉄人を殺す—の旨趣を見る事あ...
しんみり
[副](スル) 1 心静かに落ち着いているさま。しみじみ。「親子水入らずで—(と)語り合う」 2 もの寂しく、湿っ...
しん‐みん【臣民】
君主国において、君主の支配の対象となる人々。明治憲法下において、天皇・皇公族以外の国民。
しん‐みん【神民】
1 日本国民。日本を神国と考えていう。「神国の—である以上、神孫の義務を尽くして」〈藤村・夜明け前〉 2 《「じん...
しんみん‐しゅぎ【新民主義】
中国の政治思想で、善者が天理に従って人民を教化し、悪者に打ち勝って人民を向上させていこうとするもの。日中戦争中、華...
しん‐みんしゅしゅぎ【新民主主義】
1940年、毛沢東が提唱した中国革命の指導原理。半封建的、半植民地的な中国における革命は、従来のブルジョア民主主義...
しん‐みんよう【新民謡】
大正年間(1912〜1926)以後に新しく作詞・作曲された民謡調歌謡。ちゃっきり節など。古来の民謡に対していう。創...
しんむら‐いずる【新村出】
[1876〜1967]言語学者・国語学者。山口の生まれ。京大教授。ヨーロッパ言語理論の導入に努め、日本の言語学・国...
しん‐め【神馬】
《「じんめ」とも》神の乗用として神社に奉納する馬。神駒(かみこま)。しんば。
しん‐め【新芽】
新しく出た草木の芽。若芽。
しん‐めい【身命】
身体と生命。自身のいのち。しんみょう。「—を惜しまず看病にあたる」
しん‐めい【神名】
1 神の名。じんみょう。 2 神社の名称。じんみょう。
しん‐めい【神命】
神の命令。
しん‐めい【神明】
1 神。神祇(じんぎ)。「天地—に誓ってうそは言わない」 2 祭神としての天照大神(あまてらすおおみかみ)の称。ま...
しん‐めい【晨明】
夜明け。明け方。
しんめい‐こう【神明講】
天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭る講中。
しんめい‐さいばん【神明裁判】
神意を受けて、罪科または訴訟を決定するという考えから行われた裁判。鉄火・熱湯・くじなどを用い、正しければ神の加護に...
しんめい‐しゃ【神明社】
中世以降、天照大神(あまてらすおおみかみ)あるいは伊勢両宮をまつる神社。神明宮。
しん‐めいせん【新銘仙】
縦糸に絹糸、横糸にガス糸、または縦横ともにガス糸を用いて、銘仙に似せて織った織物。
しんめい‐づくり【神明造(り)】
神社本殿形式の一。切妻造り・平入りで、反りのない屋根を檜皮(ひわだ)・茅(かや)・銅板などで葺(ふ)き、破風(はふ...
しんめい‐とりい【神明鳥居】
鳥居の形式の一。2本の円柱の上に円柱状の笠木(かさぎ)をのせ、下に貫(ぬき)を入れた直線的な鳥居。神明造りの神社に...
神明(しんめい)に横道(おうどう)無(な)し
神が非道・不正を行うことはありえない。
しんめい‐まさみち【新明正道】
[1898〜1984]社会学者。台北の生まれ。東北大教授。社会の形式と内容との区分を克服した行為連関を主要概念とし...
身命(しんめい)を賭(と)・す
命を投げ出して努力する。「社の再建に—・す」
しんめじろ‐どおり【新目白通り】
東京都文京区関口から新宿区中落合までの道路の呼び名。目白通りのバイパスにあたる。
シンメトリカル
[形動]左右対称であるさま。また、釣り合いのとれたさま。シメトリカル。シンメトリック。「—な構造」
シンメトリカル‐アクセス
対等の接近。米国の大手企業が主張し始めたもので、技術情報や研究成果の獲得、実現化、科学技術協力などについて、日米間...
シンメトリック
「シンメトリカル」に同じ。シメトリック。
シンメトリー
[名・形動]左右対称であること。左右の各部分のつりあいがとれていること。また、そのさま。均斉。「—な図柄」 [補説...
しんめ‐やさい【新芽野菜】
⇒スプラウト
しんめり
[副]「しんみり」に同じ。「なんとなく—として水を打ったようであった」〈未明・薔薇と巫女〉
しん‐メリンス【新メリンス】
⇒新モス
しん‐めんぼく【真面目】
[名・形動]「しんめんもく(真面目)」に同じ。「一夕医話(いっせきいわ)等と趣を殊(こと)にした、—な漢蘭医法比較...
しん‐めんぼく【新面目】
「しんめんもく(新面目)」に同じ。「—を施す」
しん‐めんもく【真面目】
[名・形動] 1 人や物事の本来のありさまや姿。真価。しんめんぼく。「—を発揮する」「—を保つ」 2 まじめである...
しん‐めんもく【新面目】
今までにみられなかった新しい姿・ありさま。しんめんぼく。「—を呈する」
しん‐もう【真妄】
真実と虚妄。まことと、うそいつわり。
しん‐もう【榛莽】
「しんぼう(榛莽)」に同じ。「終古不開の蝦夷地に徒(うつ)らせ—を開拓して」〈染崎延房・近世紀聞〉
しんもえ‐だけ【新燃岳】
宮崎・鹿児島県境にある霧島山の一峰で、成層火山。標高1421メートル。山頂に直径約750メートルの火口をもち、南部...
しん‐もく【心目】
1 心と目。「美術は人の—を娯楽し」〈逍遥・小説神髄〉 2 最も重要な点。「風友の中の—とす」〈三冊子・赤双紙〉
しん‐モス【新モス】
《「新モスリン」の略》モスリンに似せて織った、薄地で柔らかな平織り綿布。和服裏地・夜着裏地・肌着などに用いる。新メ...
しん‐もって【神以て】
[副] 1 (下に打消しの言葉を伴って用いる)神かけて。決して。「密通をいたせしこと—存ぜず」〈滑・膝栗毛・発端〉...
しん‐もつ【神物】
《「じんもつ」とも》 1 神事に使う道具類。また、神に供える物。 2 霊妙なもの。しんぶつ。
しん‐もつ【進物】
人に差し上げる品物。贈り物。「御—用品」
しんもつ‐どころ【進物所】
1 平安時代、宮内省内膳司に属し、供御(くご)の調理をつかさどった所。 2 貴族の邸宅で、食事の調理をした所。
しんもつ‐ばん【進物番】
江戸幕府の職名。若年寄に属し、大名・旗本などからの献上品や、将軍からの下賜品などをつかさどった。
しんもつ‐ぶぎょう【進物奉行】
鎌倉幕府の職名。朝廷・公卿などへの進物をつかさどった。