しっこう‐いいん【執行委員】
政党や労働組合などで、議決機関の決定を執行する役員。
しっこう‐いにん【執行委任】
債権者が執行官に対して強制執行を申し立てること。
しっこう‐かん【執行官】
地方裁判所に所属し、裁判の執行、裁判所の発する文書の送達その他の事務を行う国家公務員。以前は執達吏・執行吏とよばれ...
しっこう‐きかん【執行機関】
1 団体や法人の議決または意思決定を執行する機関。理事・取締役会など。 2 地方自治法上、地方公共団体の長、および...
しっこう‐けん【執行権】
1 立法権・司法権に対し、具体的に法律を執行する国家統治権の権能。行政権。 2 強制執行をする権能。
しっこう‐こうい【執行行為】
執行機関が債務者などに対して強制執行を実施する行為。差し押さえ・換価処分など。
しっこう‐さいばんしょ【執行裁判所】
強制執行に関する権限をもつ裁判所。原則として、執行手続きを行う地またはこれを行った地を管轄する地方裁判所がこれにあたる。
しっこう‐さんど【膝行三度】
膝行作法。左膝・右膝・左膝の順に合計三度で進み出る。
しっこう‐しょぶん【執行処分】
強制執行による処分。強制執行中に行われる個々の執行行為。
しっこう‐ていし【執行停止】
1 行政処分に対して、それを不服とする訴訟がある場合に、当事者の利益を保全するために、審査庁または裁判所が一定の要...
しっこう‐はんけつ【執行判決】
外国裁判所の判決や仲裁判断による強制執行に対して、その執行ができる旨を宣言する判決。
しっこう‐ばつ【執行罰】
行政上の強制執行の一。義務の不履行に対し、その義務の履行を強制するために科する罰。強制罰。
しっこう‐ぶ【執行部】
政党・労働組合などの団体で、議決事項の執行など実際の運営に当たる機関。
しっこう‐ぶん【執行文】
債務名義に執行力があることを証明するために、裁判所の書記官または公証人が債務名義の末尾に付記する公証文言。
しっこう‐めいれい【執行命令】
法律の規定を執行するために必要な細則を定める命令。施行令・施行規則など。
しっこう‐やく【執行役】
指名委員会等設置会社に設置され、日常の会社業務の実行に当たる役職。取締役会によって選任・解任がなされ、この中から会...
しっこう‐やくいん【執行役員】
企業の役職名の一。会社の業務執行を担当する役員。経営と業務執行の役割分担を図るために、取締役の下に置くことが多い。...
しっこう‐ゆうよ【執行猶予】
有罪の判決を受けた者について、情状によって刑の執行を一定期間猶予し、問題なくその期間を経過すれば刑を科さないことと...
しっこうゆうよ【執行猶予】
小山いと子の短編小説。昭和25年(1950)発表。同年、第23回直木賞受賞。
しっこう‐り【執行吏】
執行官の旧称。
しっこう‐りょく【執行力】
判決に基づき、強制執行をなしうる効力。広義では、強制執行によらずに判決に確定された内容を実現できる効力をいう。
しっ‐こく【桎梏】
《「桎」は足かせ、「梏」は手かせの意》人の行動を厳しく制限して自由を束縛するもの。「因襲の—から逃れられない」
しっ‐こく【漆黒】
黒うるしを塗ったように黒くてつやがあること。また、その色。「—の髪」
しっ‐こし【尻腰】
《「しりこし」の音変化》(多く、下に打消しの語を伴う)度胸。意気地。根性。「組合のもののみんな—のないこと」〈万太...
しっ‐こへい【漆胡瓶】
漆(うるし)塗りの胡瓶。正倉院に優品が伝存。
しっ‐さく【失策/失錯】
[名](スル) 1 するべきことを怠ること。また、しそこなうこと。やりそこない。「政策上の—をしでかす」 2 (失...
しっ‐し【疾視】
[名](スル)憎しみをもって見ること。「スパルタ政府の、最も—する人物なり」〈竜渓・経国美談〉
しっ‐し【嫉視】
[名](スル)ねたみ憎む気持ちで見ること。「同僚を—する」「—反目」
しっ‐しき【湿式】
液体を用いて処理する方式。→乾式
しっしき‐エッチング【湿式エッチング】
⇒ウエットエッチング
しっしき‐かいか【湿式灰化】
試料を硫酸や硝酸などの液体で酸化して有機物を取り除き、灰化すること。湿式分解法。
しっしき‐こうぞう【湿式構造】
建築で、主要部のすべてが水と混合して用いる材料によってつくられる構造。→乾式構造
しっしき‐たいようでんち【湿式太陽電池】
⇒色素増感型太陽電池
しっしき‐ちょぞう【湿式貯蔵】
原子力発電所から出る使用済み核燃料の貯蔵法の一つ。気体中で貯蔵する乾式貯蔵に対して、水中で貯蔵する方式をいう。プー...
しっしき‐ぶんかいほう【湿式分解法】
⇒湿式灰化
しっ‐しっ【𠮟𠮟】
[感] 1 家畜などを追い進めるとき、また、追い払うときなどに発する語。 2 騒がしいのを静めるときに発する語。
しっ‐しゃ【膝射】
小銃の射撃姿勢の一。片ひざを立てて座り、その上にひじをのせて射撃をする。膝射(ひざう)ち。
しっ‐しゅつ【蟋蟀】
こおろぎ。
しっ‐しょう【失笑】
[名](スル)思わず笑い出してしまうこと。おかしさのあまり噴き出すこと。「場違いな発言に—する」 [補説]文化庁が...
しっ‐しょう【湿生】
仏語。四生(ししょう)の一。湿気から生まれるもの。魚・蛇・カエルの類。
しっ‐しょう【漆匠】
うるし塗りの職人。塗師(ぬし)。
しっ‐しょうちょう【失象徴】
象徴的行為である言葉や身ぶりなどに対する理解を示さなくなる状態。理解することができない失認と、行為することができな...
失笑(しっしょう)を買(か)・う
愚かな言動のために笑われる。「的外れな発言をして—・う」
しっ‐しょく【失職】
[名](スル)今まで就いていた職を失うこと。失業。「会社が倒産して—する」
しっ‐しょく【湿食】
金属表面の液体の水が関与する腐食。ふつう常温下において、水を介して酸化還元反応を担うイオンが存在する場合に生じる。...
しっしょ‐しょう【失書症】
知能や精神の障害や筋肉の運動障害はないのに、言葉を字で書き表すことができなくなる病的状態。
しっ‐しん【失神/失心】
[名](スル)意識を失うこと。多くは、強い精神的ショックや肉体的打撃、あるいは脳貧血などによって起こる。気絶。「恐...
しっ‐しん【湿疹】
かゆみを伴う、非伝染性の皮膚の炎症の総称。紅斑で始まり、丘疹を形成し、小水疱や膿疱(のうほう)をつくる。
しっじ【悉地】
《(梵)Siddhiの音写。成就の意。「しっち」とも》仏語。真言の秘法を修めて成就した悟り。
しっ・す【執す】
[動サ変] 1 深く心にかける。執心(しゅうしん)する。しゅうす。「わが心にも今ほどに—・することなしと大事にして...