すがた【姿】
1 人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。「顔もいいし—もいい」「鏡に—を映す」「後ろ—」 2 身なり。風采...
すがた‐え【姿絵】
人の容姿を描いた絵。肖像画。人物画。
すがた‐かたち【姿形】
身なりと顔かたち。みめかたち。容姿。
すがたさんしろう【姿三四郎】
富田常雄の長編小説。昭和17年(1942)刊行。講道館の四天王の一人、西郷四郎がモデルとされる、天才柔道家姿三四郎...
すがた‐ず【姿図】
1 建物の立面図。 2 家具などの外観を示した図。
すがた‐ずし【姿鮨】
魚の姿を崩さないように作った鮨。鮎(あゆ)・小鯛(こだい)などの骨と内臓だけを取り除いて酢(す)で締め、鮨飯の上に...
すが‐たたみ【菅畳】
スゲで編んだ、むしろのような敷物。「—いやさや敷きて」〈記・中・歌謡〉
すがた‐つき【姿付き】
からだの格好。からだつき。
すがた‐に【姿煮】
魚などを、もとの姿のままくずさずに煮ること。また、その料理。
すがた‐にんぎょう【姿人形】
人の姿を生き写しにした人形。特に、美人を写した人形。「かの—にしがみつけるは」〈浮・一代女・三〉
すがた‐の‐いけ【姿の池】
奈良県大和郡山市筒井にあった池。菅田の池。[歌枕]「乙女子が—の蓮葉は心よげにも花咲きにけり」〈堀河百首〉
すがた‐ぶね【姿舟】
美人をのせた舟。「その人にぬれ袖の歌比丘尼(うたびくに)とて、この津に入りみだれての—」〈浮・一代女・三〉
すがた‐まくら【姿枕】
春画。枕絵(まくらえ)。「菱川が書きしこきみのよき—を見ては、我を覚えず上気して」〈浮・一代女・一〉
すがた‐み【姿見】
全身を映す、大型の鏡。
すがたみ‐の‐てんじん【容見天神】
⇒水鏡天満宮
すがた‐もり【姿盛(り)】
鯛(たい)などの頭・尾と骨を残し、刺身にして盛りつけること。また、その料理。
すがた‐やき【姿焼(き)】
魚などを、もとの姿をくずさずに焼きあげること。また、その料理。
す‐がたり【素語り】
1 三味線の伴奏なしに浄瑠璃(じょうるり)を語ること。 2 「素浄瑠璃(すじょうるり)」に同じ。
姿(すがた)を消(け)・す
1 見えなくなる。行方がわからなくなる。「大金を持って—・す」 2 今まで存在した物事がすっかりなくなる。「下町情...