すみよし‐ぐけい【住吉具慶】
[1631〜1705]江戸前期の画家。京都の人。名は広澄。通称、内記。父如慶の画業を継ぎ、精細緻密(ちみつ)な大和...
すみよし‐じょけい【住吉如慶】
[1599〜1670]江戸前期の画家。堺の人。京都・江戸で活躍。具慶の父。名は広通。通称、内記。土佐派に属したが、...
すみよし‐じんじゃ【住吉神社】
山口県下関市にある神社。祭神は住吉神(すみのえのかみ)(底筒男命(そこつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおの...
すみよし‐たいしゃ【住吉大社】
大阪市住吉区にある神社。旧官幣大社。祭神は住吉神(すみのえのかみ)(底筒男命(そこつつのおのみこと)・中筒男命(な...
すみよし‐づくり【住吉造(り)】
神社本殿形式の一。切妻造り、妻入りで、屋根は反りがなく、棟に千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)を置く。内部は二室に分か...
すみよし‐どりい【住吉鳥居】
住吉大社などにみられる鳥居の形式。明神鳥居の柱・笠木・島木が角材になり、貫(ぬき)が柱内に収まるもの。
すみよし‐にんぎょう【住吉人形】
住吉で製作された土製の人形。喜々猿・千疋猿(せんびきざる)など。
すみよし‐は【住吉派】
大和絵の流派の一。住吉如慶を祖とし、その子具慶が江戸幕府の奥絵師となって、京都の土佐派と並び称されるようになった。
すみよしものがたり【住吉物語】
鎌倉初期の物語。2巻。作者・成立年未詳。源氏物語・枕草子に名がみえるが、現存の物語は改作といわれる。中納言の姫君は...
すみる‐ちゃ【素海松茶】
江戸時代の染め色の名。黒っぽい緑茶色。また、海松(みる)色。海松(みる)茶。
スミルティネ
リトアニア西部の港湾都市クライペダの一地区。世界遺産(文化遺産)に登録されたクルシュー砂州の北端、クルシュー潟湖を...
スミルナ
トルコの都市イズミルの古代ギリシャ名。
スミルヌイフ
ロシア連邦、サハリン州(樺太)中部の町。林業が盛ん。冷戦期には空軍基地があった。1945年(昭和20)以前の日本領...
すみれ
《原題、(ドイツ)Das Veilchen》モーツァルトの歌曲。1785年作曲。歌詞はゲーテの詩に基づく。 《原題...
すみれ【菫】
1 ㋐スミレ属の多年草。山野の日当たりのよい地に生え、高さ約10センチ。地上茎はない。葉は長い三角形。春、花柄を出...
すみれ‐いろ【菫色】
スミレの花のような、濃い紫色。「—のスカーフ」
すみれ‐さいしん【菫細辛】
スミレ科の多年草。北海道南部と本州日本海側の多雪地方の林下に生える。雪解けのころ群がって芽を出し、葉の広がる前に淡...
すみ‐ろ【隅炉】
小間(こま)の茶室で、道具畳の向かって左隅に切った炉。
スミロン‐とう【スミロン島】
《Smilon Island》フィリピン中央部、セブ島南端の町サンタンダーの東の沖合に浮かぶ小島。周囲を白い砂浜や...
すみ‐わけ【棲み分け】
1 生活様式のほぼ等しい異種の生物群が、生活空間や生活時間・時期を分け、競争を回避しながら共存する現象。ヤマメが下...
すみ‐わけ・る【棲み分ける】
[動カ下一][文]すみわ・く[カ下二]棲み分けがなされている。「多種の昆虫類が—・ている」→棲み分け
すみ‐わた・る【澄(み)渡る】
[動ラ五(四)]空・水などが一面に曇りなく澄む。「—・った秋空」
すみ‐わた・る【住み渡る】
[動ラ四] 1 ずっと住みつづける。1か所に長く住む。「橘(たちばな)の林を植ゑむほととぎす常に冬まで—・るがね」...
すみ‐わ・びる【住み侘びる】
[動バ上一][文]すみわ・ぶ[バ上二]生きて暮らしていくことをつらく思う。住みにくく思う。「口を聞く相手もない冷た...
角(すみ)を入(い)・れる
近世、元服2、3年前の少年が前髪の額の生え際の両隅をそり込むこと。角(すみ)を抜く。
墨(すみ)を打(う)・つ
墨糸で木材などに黒い線を引く。
墨(すみ)を磨(す)るは病夫(びょうふ)の如(ごと)くし筆(ふで)を把(と)るは壮士(そうし)の如(ごと)くす
「墨は餓鬼に磨らせ筆は鬼に持たせよ」に同じ。
スム
ウズベキスタンの通貨単位。1スムは100ティイン。
す・む【住む/棲む/栖む】
[動マ五(四)] 1 家や場所をきめて、常にそこで生活する。居住する。「空気のよい所に—・みたい」「—・む家もない...
す・む【済む】
《「澄む」と同語源》 [動マ五(四)] 1 物事がすっかり終わる。「契約が—・む」「株主総会が無事に—・んだ」 2...
す・む【澄む/清む】
[動マ五(四)] 1 水や空気などに濁りがなくなり、透きとおった状態になる。「池の底まで—・んで見える」「—・んだ...
スムガイト
アゼルバイジャン共和国東部の都市。首都バクーの北西約30キロメートル、アプシェロン半島北西部のカスピ海沿岸に位置す...
す‐むずかり【酢憤り】
粗くおろした大根とニンジンに、いり大豆・塩鮭の頭・酒かすなどをまぜて煮たもの。初午(はつうま)に道祖神や稲荷(いな...
す‐むつかり【酢憤り】
⇒すむずかり
すむや‐け・し【速やけし】
[形ク]すみやかである。速い。「他国(ひとくに)は住み悪(あ)しとそいふ—・くはや帰りませ恋ひ死なぬとに」〈万・三...
スムージング
ワープロソフトやグラフィックソフトなどで、文字や図形を拡大して表示したり印刷したりするときに輪郭を滑らかにすること...
スムージング‐オペ
「スムージングオペレーション」の略。
スムージング‐オペレーション
中央銀行が為替相場の乱高下を防ぐために市場に介入すること。スムージングオペ。
スムージー
1 凍らせた果物や野菜をミキサーでジュースにした飲料。牛乳やヨーグルト・アイスクリーム・氷を入れるなど組み合わせは...
スムース
⇒スムーズ
スムース‐あみ【スムース編み】
ゴム編みを、裏合わせになるように二重に編み上げる編み方。編み地は両面ともなめらかで、型崩れしにくい。
スムース‐シェーディング
⇒スムーズシェーディング
スムース‐レザー
⇒スムーズレザー
スムーズ
[形動]《「スムース」とも》物事が支障なく滑らかに運ぶさま。円滑。「—な進行」 [名]硬式テニスで、ラケットの表側...
スムーズ‐シェーディング
コンピューターグラフィックスの三次元画像を立体的に見せる技法の一。→シェーディング2
スムーズ‐レザー
表面に起毛・型押しなどをしていない、自然のままの革。
スムート‐ホーリー‐ほう【スムート・ホーリー法】
《Smoot-Hawley Tariff Act》1930年に米国のフーバー政権下で成立した関税法。1929年に始...
す‐め【素目】
潜水眼鏡をかけないで、水中にもぐり魚や貝をとること。
す‐め【素面】
1 酒気を帯びていないこと。しらふ。「—では内へ這入れぬから、一と口やって帰って来たが」〈伎・月梅薫朧夜〉 2 何...
すめ【皇】
[接頭]神や天皇に関係ある語に付いて、尊び、褒めたたえる意を表す。すべ。「—神」「—御祖(みおや)」「—孫(みま)...