すぐ・す【過ぐす】
[動サ四]「す(過)ごす」に同じ。
すぐ‐せ【過ぐ世】
「すくせ(宿世)」に同じ。「—の夢をここに繰り返すようなもので」〈鏡花・湯島詣〉
すぐ‐だのみ【直頼み】
⇒じかだのみ(直頼み)
すぐ‐と【直ぐと】
[副] 1 時間を置かないさま。ただちに。「—飽きてしまった」 2 間を隔てず直接なさま。じかに。
すぐ‐どおり【直ぐ通り】
立ち寄らないで通りすぎること。素通り。「人の一たびは、—のならぬ巷(ちまた)ぞかし」〈浮・敗毒散・四〉
すぐな‐もじ【直ぐな文字】
平仮名の「し」の字。形がまっすぐであるところからいう。→二つ文字「二つ文字牛の角文字—ゆがみ文字とぞ君は覚ゆる」〈...
すぐ‐に【直ぐに】
[副]時間を置かないさま。ただちに。「—うかがいます」「帰ると—寝る」
すぐ‐は【直刃】
日本刀の刃文(はもん)の一。直線的な刃文。→乱れ刃
すぐ‐ばけ【直ぐ化け】
遊女などが、客の心をつかむために、身の上などをありのままに打ち明けること。「粋の客は—を以て倒(こか)すべし」〈浮...
すぐ‐みち【直ぐ道/直ぐ路】
まっすぐな道。また、近道。「是より野越えにかかりて—を行かんとす」〈奥の細道〉
すぐ‐やき【直焼(き)】
刃文(はもん)を直線的に表し出す日本刀の焼き入れ方。乱れ焼きなどに対していう。
すぐやき‐ば【直焼(き)刃】
直焼きにした刀剣の刃。
す‐ぐり【酸塊】
1 スグリ科の落葉低木。長野・山梨両県の特産。葉の付け根に3裂したとげをもつ。葉は三〜五つに裂け、縁に鋭いぎざぎざ...
すぐ・る【選る】
[動ラ五(四)] 1 多くの中からすぐれたものを選び出す。えりぬく。「優秀な選手を—・る」 2 扱(こ)く。しごく...
すぐ・る【過ぐる】
[動ラ四]《上二段動詞「すぐ」を四段に活用させたもの》通り過ぎる。「橘のほつ枝(え)を—・りこの川の下にも長く汝が...
すぐ・る【優る/勝る】
[動ラ下二]「すぐれる」の文語形。
すぐる【過ぐる】
[連体]《動詞「すぐ」の連体形から》過ぎ去った。去る。「—三月の末」
すぐれ‐て【優れて/勝れて】
[副]特別に。とりわけ。きわだって。「—民主的な憲法」
すぐれ‐びと【優れ人/勝れ人】
多くの中で特にすぐれた人。傑出した人。
すぐれ‐もの【優れ物/勝れ物】
多くの中で特にすぐれた品物。最良の品。また、思わぬ利用価値のあるすぐれたもの。「—のカメラ」
すぐ・れる【優れる/勝れる】
[動ラ下一][文]すぐ・る[ラ下二] 1 能力・容姿・価値などが他よりまさる。他よりぬきんでる。「語学に—・れる」...
す‐ぐろ【末黒】
春、野焼きなどのあとに草木が黒く焦げていること。また、その草木。《季 春》
すぐ‐ろく【双六】
「すごろく」の古形。「つれづれなぐさむもの、碁、—、物語」〈枕・一四〇〉
すけ【助】
[名] 1 助けること。手伝うこと。また、その人。「貴様だったろう、爺の—をして遣ったのは」〈木下尚江・良人の自白...
すけ【次官】
律令制で、四等官(しとうかん)の第二位。職掌は長官(かみ)と同じで、長官を補佐し、時にその代理をする。「輔」「介」...
すけ【典侍】
律令制で、内侍司(ないしのつかさ)の次官。ないしのすけ。
すけ【榰柱】
⇒助柱(すけばしら)
す‐け【出家】
「しゅっけ」の直音表記。「一日の—の功徳は、はかりなきものなれば、なほ頼ませ給へ」〈源・夢浮橋〉
スケアクロー
1 かかし。 2 やせて貧相な人。
スケアード‐ストレート
《scaredは怖がる・おびえるの意》恐怖を実感することで、それにつながる危険行為を未然に防ぐ教育手法。事故現場を...
スケーター
スケートをする人。《季 冬》
スケイ‐ちく【スケイ地区】
《Şchei》ルーマニア中央部の都市ブラショフの旧市街の一地区。中心部から離れた場所にあり、スケイ門で隔てられる。...
スケイ‐もん【スケイ門】
《Poarta Şchei》ルーマニア中央部の都市ブラショフの旧市街にある門。城壁に囲まれた中心部とスケイ地区とを...
スケーラビリティー
コンピューターシステムの規模や機能の拡張性。
スケーリー‐フット
《scalyは「鱗(うろこ)に覆われた」の意》インド洋深海の熱水噴出孔付近で2001年に発見された巻き貝の俗称。腕...
すけえもん【助右衛門】
江戸後期、上方の人形浄瑠璃社会で、良い、美しい、上手だ、などの意を表した語。「女子の器量のよいを見てはおかのしろが...
すけ‐かん【透け感】
透けて見える感じ。特に、重ね着をした際の透け具合。「ブラウスの—を活かす」「素材は—のあるシフォン生地」
すけ‐がな【助仮名】
ふりがなのこと。傍訓。ルビ。
すけ‐こまし
俗に、女をものにすること。また、それがうまい人。
すけ‐ごう【助郷】
江戸時代、宿駅常備の人馬が不足する場合、その補充のために宿駅近隣の村々に課された夫役(ぶやく)。また、それを課され...
すけごう‐うま【助郷馬】
助郷村から夫役(ぶやく)として差し出された馬。
すけごう‐ちょう【助郷帳】
江戸時代、各宿駅に備えておき、所属の助郷村が出すべき人馬の数を記した帳簿。
すけごう‐やく【助郷役】
江戸時代、助郷村に対して、その石高(こくだか)に応じて人馬を徴発した課役(かやく)。
すけ‐さんばい【助三杯】
酒の飲めない人を助けて代わりにその杯を受ける者は、3杯続けて飲まなくてはならないということ。
すけざね【助真】
鎌倉中期の刀工。備前の人。一文字派に属し、徳川家康秘蔵の太刀が日光東照宮に伝わる。生没年未詳。
すけしろう【助四郎】
江戸後期、上方の人形浄瑠璃社会で、悪い、醜い、へただ、などの意を表した語。→助右衛門(すけえもん)
スケジューラー
スケジュールを管理するプログラム。
スケジューリング
予定や日程を組むこと。
スケジュール
予定。日程。また、予定表。日程表。「—を立てる」「—をこなす」
スケジュール‐ほう【スケジュール法】
⇒プログラム法