せん‐ぶ【先負】
暦注の六曜の一。万事に平静を吉とし、午前は凶、午後は吉とする日。先負日。せんまけ。さきまけ。
せん‐ぶ【宣撫】
[名](スル)占領地で、占領政策の目的・方法などを知らせて、人心を安定させること。「住民を—する」「—工作」
せん‐ぶ【旋舞】
⇒セマー
せんぶ‐え【千部会】
追善や祈願のために同じ経を千人の僧が一部ずつ読む法会。一人の僧が千回読むこともある。千部読経。千部経。
せん‐ぶ‐ぎょう【宣奉行】
律令制で、詔書公布の手続き。詔書は中務卿(なかつかさきょう)に下され、卿が大輔(たいふ)に宣し、大輔はこれを奉じて...
せんぶ‐しゅう【贍部洲】
⇒閻浮提(えんぶだい)
せんぶちょうていしゅうは‐じしん【浅部超低周波地震】
地殻のプレート境界の浅部で発生する低周波の地震。スロー地震の一種。10秒程度の非常に長い周期をもつ。プレートの沈み...
せん‐ぶつ【千仏】
過去・現在・未来の三劫(さんごう)にそれぞれ現れるという千人の仏。特に現在の賢劫の千人の仏をいい、釈迦はその4番目...
せん‐ぶつ【先仏】
「前仏」に同じ。
せん‐ぶつ【塼仏/甎仏】
塼(煉瓦(れんが)のこと)に仏像を浮き彫りに表したもの。中国では六朝時代から唐代にかけて盛行。日本では奈良時代の橘...
せん‐ぶつ【遷仏】
仏堂の修理または新築などのとき、仮堂に移しておいた仏像を、本堂へ移すこと。
せんぶつ‐くよう【千仏供養】
千体の仏に供養する法会。
せんぶつ‐どう【千仏洞】
断崖の岩壁を掘り、内部に仏像を彫刻したり壁画を描いたりした石窟寺院。1900年に発見された、中国敦煌(とんこう)の...
せん‐ぶり【千振】
1 リンドウ科の越年草。日当たりのよい山野などに生え、高さ約25センチ。茎は四角柱で暗紫色、葉は線形。秋、花びらの...
せん‐ぶん【浅聞】
見聞が浅いこと。
せん‐ぶん【撰文】
[名](スル)碑文などの文章を作ること。また、その文章。「墓標の—」
せん‐ぶん【線分】
二点で限られた直線の一部分。有限直線。
せん‐ぶん【選文】
[名](スル) 1 文を選ぶこと。また、その文。 2 律令制で、叙位すべき官吏の名を列記した文書。
せんぶん‐ひ【千分比】
⇒千分率
せんぶん‐りつ【千分率】
全量の1000分の1を単位として表す比率。千分比。パーミル。記号‰
せん‐ぷ【先夫】
もとの夫。前夫。
せん‐ぷ【先父】
死んだ父。亡父。先考(せんこう)。
せん‐ぷ【先婦】
もとの妻。先妻。前婦。
せん‐ぷ【宣布】
[名](スル) 1 政府などが公式に広く知らせること。「新憲法を—する」 2 広く世の中に行き渡らせること。「教義...
せん‐ぷ【泉布】
《「泉」は銭の意》流通貨幣。ぜに。
せん‐ぷ【浅膚】
[名・形動]考え・知識などが浅いこと。また、そのさま。浅薄。「一には人をして—なる知見を得せしめ」〈中村訳・西国立志編〉
せん‐ぷ【船夫】
ふなのり。船頭。
せん‐ぷう【仙風】
凡人とは異なった、仙人のような風采・気質。「—道骨」
せん‐ぷう【旋風】
1 渦巻き状の風。直径50メートル以下で、竜巻より小規模のものをいう。つむじ風。つじ風。 2 社会の反響を呼ぶよう...
せんぷう‐き【扇風機】
小型のモーターで羽根車を回転させて風を起こす機械。《季 夏》「—吹き瓶の花撩乱(りゃうらん)す/虚子」
せんぷう‐よう【旋風葉】
和装本の綴(と)じ方の一。折り本の前と後ろの表紙を1枚の紙または布に貼り付けて全体をくるむようにしたもの。他の部分...
せん‐ぷく【先腹】
先妻の子。さきばら。せんばら。
せん‐ぷく【船幅】
船体のいちばん広い部分の幅。
せん‐ぷく【船腹】
1 船の胴体にあたる部分。「—に穴があく」 2 船の、貨物を積み込む部分。また、その積載量。「—250トン」 3 ...
せん‐ぷく【潜伏】
[名](スル) 1 見つからないように、ひそかに隠れること。「地下に—する」 2 体内に侵入した病原体が、まだ病気...
せんぷく‐き【潜伏期】
1 病原体に感染してから発病するまでの期間。腸チフスでは1〜3週間、麻疹(はしか)では10〜12日など。潜伏期間。...
せんぷく‐きかん【潜伏期間】
⇒潜伏期
せんぷく‐キリシタン【潜伏キリシタン】
江戸幕府の禁教下におけるキリスト教信者。全国に禁令の出された慶長19年(1614)から禁令が撤廃された明治6年(1...
せんぷく‐こうがん【潜伏睾丸】
⇒停留睾丸
せんぷくねん‐せつ【千福年説】
⇒千年王国説
せんぷく‐りん【千輻輪】
「千輻輪相」の略。
せんぷくりん‐そう【千輻輪相】
仏の備えている三十二相の一。足の裏にある、千の輻(や)をもつ車輪の形の文様。
せんぷく‐わたし【船腹渡し】
⇒沖渡し
センプレ
《常に、の意》音楽用語で、通常、「センプレ‐フォルテ(常に強く)」などのように、他の標語や記号にそえて用いる。
せんぷろん【潜夫論】
中国の政論書。10巻36編。後漢の王符著。147〜167年ごろ成立。当時の政治や社会の腐敗を儒家に法家を加味した立...
せん‐べい【煎餅】
干菓子の一。小麦粉に卵・砂糖・水などを加えて溶いて焼いた瓦煎餅の類と、米の粉をこねて薄くのばし、醤油や塩で味つけし...
せんべい‐じる【煎餅汁】
南部地方の郷土料理の一。鶏肉や野菜などを醤油仕立ての汁で煮込み、南部せんべいを割り入れたもの。
せんべい‐ぶとん【煎餅布団】
入れ綿の少ない、薄くて粗末な布団。
せん‐べつ【選別】
[名](スル)選び分けること。より分けること。「品種で—する」
せん‐べつ【餞別】
遠方に旅行する人や転居・転任などをする人に、別れのしるしとして金品を贈ること。また、その贈り物。はなむけ。「—を贈る」