そでもぎ‐さん【袖もぎ様】
その前で転んだときは、着物の片袖をもぎとって置いてこないと災難にあうとされる、路傍の神。中国・四国地方に多い。
そで‐やま【袖山】
1 和服で、袖の上端の折り目になる部分。 2 洋服で、袖付けの山形になった部分全体。また、その頂点。 3 芝居の大...
袖(そで)を片敷(かたし)・く
「袖片敷く」に同じ。
袖(そで)を絞(しぼ)・る
涙でぬれた袖を絞る。ひどく涙を流すことにいう。「墨染の—・りつつ、泣く泣く罷(まか)り出でられけり」〈平家・灌頂〉
袖(そで)を連(つら)・ねる
大ぜいの人が連れ立って行く。また、行動を共にする。「—・ねて出かける」
袖(そで)を通(とお)・す
衣服を着る。特に、はじめてその衣服を着ることにいう。「新しいスーツに—・す」
袖(そで)を引(ひ)・く
1 袖を引いて人を誘う。催促する。「早く帰ろう、と母親の—・く」 2 人の袖を引いてそっと注意する。「もっと小さい...
袖(そで)を広(ひろ)・ぐ
《袖を広げて金品を受けることから》物乞いをする。
袖(そで)を分(わ)か・つ
一緒にいた人と別れる。関係を断つ。袂(たもと)を分かつ。「盟友と—・つ」
そ‐でんか【素電荷】
⇒電気素量