そう‐すけくに【宗助国】
[1207〜1274]鎌倉中期の武将。対馬(つしま)の守護代。文永の役で蒙古軍と戦い、討死した。
そう・する【奏する】
[動サ変][文]そう・す[サ変] 1 天子に申し上げる。奏上する。「啓する」に対していう。「政務を—・する」 2 ...
そう・する【相する】
[動サ変][文]さう・す[サ変]物事の姿・ありさまなどを見て、そのよしあし・吉凶などを判断する。また、人相・手相・...
そう・する【草する】
[動サ変][文]さう・す[サ変]下書きをつくる。原稿を書く。「条文を—・する」
そうず【添水】
《「僧都(そうず)」からとも「案山子(そおず)」の音変化からともいう。また、歴史的仮名遣いは「そふづ」とも》田畑を...
そう‐ず【挿図】
本文中にさしはさむ図。さしえ。
そう‐ず【僧都】
僧綱(そうごう)の一。僧正に次ぐ地位で、のちに大僧都・権大僧都・少僧都・権少僧都の4階級に分かれた。
そう‐ず【相図】
⇒状態図
そう・ず【請ず】
[動サ変]《「そう」は「しょう」の直音表記》招待する。しょうずる。「—・じ奉り給ひけれどおはしまさず」〈源・竹河〉
そう◦ず【候ず】
[連語] 《動詞「さう(候)」の未然形+打消しの助動詞「ず」》多く補助動詞として用いられ、…でありません、…ません...
ソーズ【索子】
《(中国語)》マージャン牌(パイ)のうち、竹の模様が彫ってあるもの。→数牌(シューパイ)
そう‐ずい【奏瑞】
瑞祥(ずいしょう)の事を奏上すること。また、その役目の人。律令制では、瑞祥が出現するとその国から太政官に報告し、た...
そうず‐からうす【添水唐臼】
添水と同じように作り、石を打つ部分に杵(きね)を取り付けて、米などをつくようにしたもの。そうずうす。
そう‐ずく【装束】
「しょうぞく(装束)」に同じ。「二人の婿の—」〈落窪・一〉
そう‐ず・く【装束く】
[動カ四]《名詞「そうずく(装束)」の動詞化》「しょうぞ(装束)く」に同じ。「舞の子ども、君達いとになく—・きて」...
そう‐せい【双生】
同時に二人の子を産むこと。また、生まれること。
そう‐せい【双声】
二字熟語の各字の頭子音が同じであること。また、そういう熟語。「磊落(らいらく)」「髣髴(ほうふつ)」の類。→畳韻(...
そう‐せい【双星】
並んで見える二つの星。牽牛星と織女星の類。
そう‐せい【双清】
東洋画の画題の一。梅と水仙を描いたもの。
そう‐せい【壮盛】
[名・形動]若くて元気がよいさま。また、若い盛り。「自(みづか)ら修むるの志気、次第に—なることを得べきなり」〈中...
そう‐せい【早世】
[名](スル)早く世を去ること。早死に。若死に。夭折(ようせつ)。「—した天才詩人」
そう‐せい【早生】
1 植物の実などが普通より早くできること。わせ。「—の品種」⇔晩生。 2 普通より早く生まれること。早産。
そう‐せい【早成】
1 早く成し遂げること。 2 心身が普通より早く発達すること。早熟。「少年—の人ありと雖(いえど)も」〈中村訳・西...
そう‐せい【走性】
自由に運動できる生物が外界の刺激に対して一定方向に移動または運動する性質。刺激の方に向かう場合を正の走性、遠ざかる...
そう‐せい【奏請】
[名](スル)天子に奏上して裁可を求めること。そうしょう。
そう‐せい【相生】
五行(ごぎょう)説で、木は火を、火は土を、土は金を、金は水を、水は木を生じるということ。そうじょう。→相克(そうこく)
そう‐せい【相制】
互いに制し合うこと。
そう‐せい【創世】
世界を初めてつくること。また、世界のはじめ。
そう‐せい【創成】
[名](スル)初めてつくり上げること。また、初めてでき上がること。「—期」「維新の大業を—したり」〈小林雄七郎・薩...
そう‐せい【創製】
[名](スル)商品などを初めてつくり出すこと。「江戸中期に—された菓子」
そう‐せい【葬制】
葬送に関する制度・習慣。風葬・水葬・土葬・火葬など、民族の生活様式や慣習または信仰形態に対応して、種々の様相を呈する。
そう‐せい【蒼生】
多くの人々。人民。あおひとぐさ。蒼氓(そうぼう)。
そう‐せい【叢生/簇生】
[名](スル)草木などが群がって生えること。「葦(あし)の—する水辺」
そう‐せい【創生】
[名](スル)初めて生み出すこと。初めて作ること。
そうせい‐イオン【双性イオン】
⇒両性イオン
そうせい‐かい【創政会】
自由民主党、田中派にあった派閥内派閥。昭和60年(1985)に竹下登・金丸信らが田中派内の勉強会として結成。翌年に...
そうせい‐き【創世記】
《(ラテン)Genesis》旧約聖書の第1書。モーセ五書の一。世界と人類の創造、罪の起源と楽園追放、ノアの洪水、ア...
そうせい‐さいばい【草生栽培】
果樹園などで、地力を維持するため、牧草や雑草などを生えさせて地表面を被覆保護して行う栽培法。
そうせい‐しゅ【早生種】
野菜や果物などで、ふつうの時季よりも早く実る品種。わせしゅ。
そうせい‐じ【双生児】
同じ母体から同時に生まれた二人の子。1個の受精卵が2分割して育った一卵性では必ず同性、2個の卵子が同時に受精して育...
そうせい‐じ【早生児】
「早産児」に同じ。
そうせい‐せい【早成性】
動物が生まれてまもなく自立して生活する性質。馬・鯨などにみられる。離巣性。早熟性。⇔晩成性。
そうせい‐せつ【相制説】
哲学で、精神と身体との間に因果的相互作用を認める説。交互作用説。→並行論
そう‐せき【送籍】
[名](スル)民法の旧規定で、婚姻や養子縁組などにより、その人の戸籍を他家の戸籍に送り移すこと。
そう‐せき【僧籍】
僧尼として認められた身分。得度・受戒を経て登録された籍。
そう‐せき【踪跡】
[名](スル) 1 「蹤跡(しょうせき)1」に同じ。「—をとどめる」「英仏の史を閲し、往々此れに類似の—あるを見る...
そうせき‐うん【層積雲】
十種雲形(雲級)の一。団塊状または長い畝(うね)のように層状に集まった、灰色か白色の雲。全天を覆うことが多く、50...
そうせきけんきゅうねんぴょう【漱石研究年表】
荒正人による夏目漱石の研究書。集英社版の漱石文学全集の別巻として、昭和49年(1974)に刊行。漱石に関するあらゆ...
そうせき‐さんぼう【漱石山房】
夏目漱石が晩年に住んだ、牛込区(現新宿区)早稲田南町の家。明治40年(1907)に移り、大正5年(1916)に没す...
そうせきぜんしゅう【漱石全集】
岩波書店が刊行する夏目漱石の著作集。第1次は大正6年(1917)から大正8年(1919)にかけて全14巻で刊行。後...