ぞうしき‐どころ【雑色所】
雑色3の詰めた所。
ぞうし‐ずみ【曹司住み】
貴族の部屋住みの子弟。また、部屋住みの身分。「いまだ年若くして、官も成らず、四郎の君と云ひて、—にてぞありける時に...
ぞうし‐まち【曹司町】
平安時代、宮中で、曹司を多く建て連ねた所。つぼねまち。
ぞうし‐め【雑仕女】
⇒雑仕(ぞうし)
ぞう‐しゃ【増車】
[名](スル)車両の台数や運転数を増やすこと。「ラッシュ時に—する」⇔減車。
ぞう‐しゃ【雑舎】
寝殿造りで、主殿の後方に設け、炊事関係、使用人の住居に使う建物。勝手方。
ぞう‐しゅ【造酒】
酒を醸造すること。酒造。
ぞう‐しゅ【雑修】
⇒ざっしゅ(雑修)
ぞう‐しゅう【増収】
[名](スル)収入・収穫のふえること。「前年比で一割—する」「—増益」⇔減収。
ぞう‐しゅうわい【贈収賄】
贈賄と収賄。賄賂(わいろ)を贈ることと受け取ること。「—事件」
ぞうしゅ‐し【造酒司】
⇒みきのつかさ
ぞう‐しゅつ【造出】
[名](スル)つくりだすこと。「石油から—した素材」
ぞう‐しょ【蔵書】
書物を所蔵していること。また、その書物。蔵本。「—家」
ぞうしょ‐いん【蔵書印】
蔵書に押して、その所有を示す印。
ぞう‐しょう【蔵相】
大蔵大臣のこと。
ぞう‐しょう【贈賞】
賞をおくること。「絵画賞の—式」
ぞう‐しょう【増床】
[名](スル) 1 病院・診療所で、入院患者用の病床を増やすこと。「病棟増築で50人分—する」⇔減床。 2 商店、...
ぞうしょう‐さんご【造礁珊瑚】
珊瑚礁をつくるイシサンゴ類。熱帯の浅い海底に成育し、石灰質を分泌しながら大きな群体を形成する。
ぞう‐しょく【増殖】
[名](スル) 1 ふえること。また、ふやすこと。「資本を—する」 2 生物の細胞・組織や個体が量的に増加すること...
ぞうしょく‐いんし【増殖因子】
⇒成長因子
ぞうしょく‐し【増殖死】
放射線による細胞死のうち、代謝を継続しているが、増殖する能力を失った状態。分裂死。→間期死
ぞうしょくぜん‐もうまくしょう【増殖前網膜症】
糖尿病網膜症のうち、網膜に新生血管という異常な血管が増殖する前の状態。前増殖網膜症。前増殖糖尿病網膜症。→増殖網膜...
ぞうしょく‐とうにょうびょうもうまくしょう【増殖糖尿病網膜症】
⇒増殖網膜症
ぞうしょく‐もうまくしょう【増殖網膜症】
糖尿病網膜症のうち、網膜に新生血管という異常な血管が増殖した状態。これが破れて出血が広がり増殖組織が形成されると、...
ぞうしょく‐ろ【増殖炉】
消費した核燃料以上に、新しい核燃料を生成する原子炉。高速増殖炉・熱中性子炉などがある。
ぞうしょ‐ひょう【蔵書票】
書物の所蔵者を示すため、表紙裏などにはる紙片。エクスリブリス。
ぞう‐しん【造進】
つくって献上すること。「鳥羽院の御願、得長寿院を—して」〈平家・一〉
ぞう‐しん【増進】
[名](スル)物事の勢いなどがいっそう激しくなること。また、激しくすること。「食欲が—する」「学力を—する」⇔減退。
ぞうしん‐かいしゅうほう【増進回収法】
⇒イー‐オー‐アール(EOR)
ぞう‐じ【造寺】
寺院を建てること。
ぞう‐じ【雑事】
1 雑多な事柄や用事。ざつじ。「—ども仰せられつるついでに」〈源・浮舟〉 2 中世、年貢以外の種々の租税や労役。
ぞうじ‐し【造寺司】
古代、寺院の造営や造仏の際、臨時に置いた職。造東大寺司など。
ぞうじ‐てんぱい【造次顛沛】
《「論語」里仁の「君子は食を終うる間も仁に違(たが)うこと無し。造次にも必ず是(ここ)に於いてし、顛沛にも必ず是に...
ぞう‐じょう【増上】
仏語。力が加わり増大して、強大であること。
ぞうじょう‐えん【増上縁】
仏語。 1 他のものが果として生じるときの間接的原因と、生じることを妨げないすべてのもの。因縁・等無間縁(とうむけ...
ぞうじょう‐しゅ【増醸酒】
米と米麹(こめこうじ)で造ったもろみに、清酒と同じ濃度に希釈した醸造アルコールを加え、糖類・酸味料・グルタミン酸ナ...
ぞうじょう‐じ【増上寺】
東京都港区芝公園にある浄土宗関東大本山。山号は三縁山。もと貝塚村(千代田区)にあった真言宗の光明寺を、元中2=至徳...
ぞうじょう‐てん【増長天】
《(梵)Virūḍhakaの訳》四天王の一。須弥山(しゅみせん)の中腹に住し、南方世界を守護する神。像は赤色で甲冑...
ぞうじょう‐まん【増上慢】
[名・形動] 1 仏語。未熟であるのに、仏法の悟りを身につけたと誇ること。七慢の一。 2 自分を過信して思い上がる...
ぞうじんぐうし‐ちょう【造神宮使庁】
もと内務大臣の監督下にあり、伊勢神宮の造営、神宝・装束の調進などをつかさどった官庁。
ぞう‐す【蔵主】
禅寺の経蔵を管理する僧職。また、その人。
ぞう‐す【蔵司】
蔵主(ぞうす)の居室。また、蔵主。
ぞう‐すい【増水】
[名](スル)水量がますこと。「雪解けで川が—する」⇔減水。
ぞう‐すい【雑炊】
飯に魚貝や野菜などを加え、醤油味や味噌味の汁で粥(かゆ)状に煮たもの。おじや。《季 冬》「—に非力ながらも笑いけり...
ぞう‐すい【造水】
[名](スル)海水や排水から塩分や不純物などを取り除いて、飲料水を作ること。
ぞう‐すう【増嵩】
分量・金額などがふえること。
ぞう・する【蔵する】
[動サ変][文]ざう・す[サ変] 1 おさめる。所蔵する。「万巻の書物を—・する」 2 中に含みもつ。「数多くの問...
ぞうず‐さん【象頭山】
香川県西部にある琴平山(ことひらやま)の異称。形が象の頭に似ているところからいう。標高521メートル。
ぞうず‐せん【象頭山】
インド中部の伽耶(がや)城西方の山。象の頭に似ているといわれる。釈迦(しゃか)が修行し、また説法したという所。伽耶山。
ぞうず‐め・く【上衆めく】
[動カ四]「じょうずめく」の直音表記。「上﨟中﨟のほどぞ、あまり引き入り—・きてのみ侍るめる」〈紫式部日記〉