た‐にし【田螺】
タニシ科の巻き貝の総称。水田や池沼の泥中で越冬し、春、水底に現れる。貝殻は丸みのある円錐形で、殻高3.5〜7センチ...
たにし‐きんぎょ【田螺金魚】
江戸後期の洒落本作者。江戸神田の医師鈴木位庵と伝えられる。「契情買虎之巻(けいせいかいとらのまき)」などを著し、の...
たにしげ‐もとのぶ【谷繁元信】
[1970〜 ]プロ野球選手。広島の生まれ。平成元年(1988)横浜大洋ホエールズ(横浜DeNAベイスターズの前身...
たに‐じちゅう【谷時中】
[1599〜1650]江戸初期の儒学者。土佐の人。名は素有。僧名、慈沖。一時、仏門に入ったが、還俗。南村梅軒に学び...
タニス
エジプト北部、ナイル川河口のデルタ地帯にあった古代エジプト時代の都市。現在のサーン‐イル‐ハガルにあたる。セト信仰...
たにぜ‐の‐つりばし【谷瀬の吊り橋】
奈良県南部、十津川に架かる吊り橋。長さ297メートル、高さ54メートル。鉄線の吊り橋としては日本最長。もとは地元住...
たに‐そこ【谷底】
谷の最も深い所。谷の底。
たに‐たてき【谷干城】
⇒たにかんじょう(谷干城)
たに‐の‐と【谷の戸】
谷の入り口。谷口。「—を閉ぢや果てつるうぐひすの待つに音せで春も過ぎぬる」〈拾遺・雑春〉
たに‐ひょうが【谷氷河】
谷に沿って流下する氷河。流下速度は1年間に数十から数百メートルで、U字形の氷食谷を形成する。
たに‐ふけ【谷深】
谷の深い所。「—をも嫌はず、懸け入り懸け入り一日戦ひ暮らしけり」〈平家・八〉
たに‐ふところ【谷懐】
山に深く囲まれた谷あい。
たに‐ぶんちょう【谷文晁】
[1763〜1841]江戸後期の画家。江戸の人。名は正安。通称、文五郎。別号、写山楼・画学斎など。広く和漢洋の画法...
たに‐へん【谷偏】
漢字の偏の一。「谺(こだま)」などの「谷」の部分。
たに‐ま【谷間】
1 谷の中。たにあい。 2 高いものの間の低い所。「ビルの—」 3 活動などの盛んでない部分。「景気の—」「福祉の—」
たに‐まち【谷町】
大相撲で、力士のひいき筋・後援者のこと。明治の末ごろ、大阪谷町筋4丁目の相撲好きの外科医が相撲取りからは治療代を取...
たにまち‐すじ【谷町筋】
大阪市の中央部を南北に走る道路の呼び名。下を地下鉄谷町線が通る。
たにまにて【谷間にて】
《原題In the Shadow of the Glen》シングの処女戯曲。アラン諸島の民話をもとに、アイルランド...
たにま‐の‐ひめゆり【谷間の姫百合】
スズランの別名。
たにまのゆり【谷間の百合】
《原題、(フランス)Le Lys dans la vallée》バルザックの長編小説。1835年刊。熱烈に求愛する...
たにむら‐ともいち【谷村友一】
[1927〜2002]野球の審判員。米国の生まれ。学生野球や社会人野球の審判として活躍の後、日本プロ野球の審判に転...
田(た)にも畦(あぜ)にも腥物(なまぐさもの)つけて
《どうせ田んぼも畦もやるのなら、ついでに魚や肉もつけてやろう、の意》相手かわいさに、分別なく何もかも与えることのた...
たに‐ももこ【谷桃子】
[1921〜2015]バレリーナ。兵庫の生まれ。本姓、上田。小牧正英に師事の後、谷桃子バレエ団を設立。戦後の古典バ...
タニヤ‐どおり【タニヤ通り】
《Thanon Thaniya》タイの首都バンコクの中心部にある通り。ルンピニー公園に近い。日本人向けの料理店など...
たにょう‐しょう【多尿症】
尿の分泌や排泄が異常に多い状態。多量の液体摂取や神経性興奮などのほか、萎縮腎(いしゅくじん)・糖尿病・尿崩症などが原因。
たに‐りゅう【谷流】
天台密教の一派。比叡山の東塔南谷に住んでいた皇慶を祖とする。
たに‐わたし【谷渡し】
1 レンギョウの枝の長く垂れたもの。 2 ナンテンハギの別名。
たに‐わたり【谷渡り】
1 谷を渡ること。特に鶯(うぐいす)などが、谷から谷へと鳴きながら渡ること。また、その鳴き声。 2 シダのオオタニ...
た‐にん【他人】
1 自分以外の人。ほかの人。「—まかせの態度」「—のことはわからない」 2 血のつながりのない人。親族でない人。「...
タニン
ミャンマーの旧首都ヤンゴンの南東の一地区。旧称シリアム。パゴー川を挟んで対岸に位置し、二つの橋で結ばれる。16世紀...
たにん‐あつかい【他人扱い】
[名](スル)親族や親しい人を、他人のようによそよそしくあつかうこと。
たにん‐うけいれりつ【他人受(け)入れ率】
生体認証などで、他人を誤って本人であると認識してしまう割合。FAR(false acceptance rate)。...
たにん‐ぎょうぎ【他人行儀】
[名・形動]他人に対するように、うちとけないこと。また、そのさま。「仲間内なのに—なあいさつ」
タニング‐ルーム
美容を目的に太陽灯で紫外線を当てて日焼けさせる施設。
たにん‐ごと【他人事】
自分に無関係な人についてのこと。「まるで—のような顔をしている」 [補説]本来は「ひとごと」と読んだ語。
たにん‐ごにんりつ【他人誤認率】
⇒他人受け入れ率
たにん‐しほん【他人資本】
企業の総資本のうち、金融機関や取引先などから調達した資本。支払手形・買掛金・借入金・社債などからなり、貸借対照表上...
た‐にんず【多人数】
「たにんずう(多人数)」に同じ。「水戸の藩士等—にて」〈染崎延房・近世紀聞〉
た‐にんずう【多人数】
人数の多いこと。また、大勢の人。たにんず。⇔少人数。
たにんずうどうじさんかがた‐オンラインアールピージー【多人数同時参加型オンラインRPG】
⇒エム‐エム‐オー‐アール‐ピー‐ジー(MMORPG)
たにん‐づきあい【他人付(き)合い】
親しみのない、よそよそしい付き合い。他人行儀の交際。
たにん‐どんぶり【他人丼】
牛肉・豚肉など、鶏肉以外の肉を使って親子丼のように作った丼物。
たにんのかお【他人の顔】
安部公房の長編小説。昭和39年(1964)刊。事故で顔に大やけどを負った男が、自己回復のためプラスチックでできた他...
他人(たにん)の疝気(せんき)を頭痛(ずつう)に病(や)む
自分に関係のない物事で心配をすることのたとえ。
他人(たにん)の空似(そらに)
血筋のつながっていない者が偶然によく似ていること。
たにんのち【他人の血】
《原題、(フランス)Le Sang des autres》ボーボワールの小説。1945年刊。対独レジスタンスを主題...
他人(たにん)の飯(めし)を食(く)・う
親元を離れ、他人の家に奉公するなどして、実社会の経験を積む。
他人(たにん)の別(わか)れ棒(ぼう)の端(はし)
夫婦が離別すると全く他人となってしまい、互いに棒切れのようにしか顧みないこと。
他人(たにん)は食(く)い寄(よ)り
不幸のあったとき、他人は悲しみを分かつというより饗応にありつくために集まってくる。→親(しん)は泣き寄り他人は食い寄り
タニンバル‐しょとう【タニンバル諸島】
《Kepulauan Tanimbar》インドネシア東部、モルッカ諸島南端部の諸島。バンダ海とアラフラ海の境界に連...