たい‐しゃく【対酌】
[名](スル)向かい合って酒をくみかわすこと。差し向かいで酒を飲むこと。対飲。「愛嬌ある丸顔の男と相—して」〈魯庵...
たいしゃく【帝釈】
「帝釈天」の略。
たい‐しゃく【貸借】
[名](スル) 1 貸すことと借りること。貸し借り。「金銭を—する」 2 民法上、消費貸借・使用貸借・賃貸借の総称...
たいしゃく‐きょう【帝釈峡】
広島県北東部、帝釈川の峡谷。長さ約20キロにわたって、石灰岩台地の浸食による天然橋・断崖絶壁・奇岩・深淵などがみられる。
たいしゃく‐さん【帝釈山】
栃木県日光市と福島県南会津郡南会津町・同檜枝岐(ひのえまた)村にまたがる山。帝釈山脈の中央に位置する。標高2060...
たいしゃく‐さんみゃく【帝釈山脈】
栃木県北西部と福島県南西部の県境を走る褶曲(しゅうきょく)山地。那須火山帯と並走し、男鹿岳(標高1777メートル)...
たいしゃく‐たいしょうひょう【貸借対照表】
損益計算書・キャッシュフロー計算書とともに財務諸表の中心をなすもので、一定時点における企業の財政状態を明らかにする...
たいしゃく‐てん【帝釈天】
《(梵)Śakra-devānam-Indraの訳》梵天(ぼんてん)と並び称される仏法守護の主神。十二天の一つで、...
たいしゃく‐とりひき【貸借取引】
顧客から信用取引の委託を受けた証券会社が、決済に必要な金銭または有価証券を証券金融会社から借り入れる取引。
たいしゃく‐めいがら【貸借銘柄】
貸借取引を行うことができる株式の銘柄。
たいしゃ‐けいろ【代謝経路】
生体内で連鎖的に起こる物質代謝に関わる一連の化学反応。細胞呼吸、解糖系、糖新生などがある。
たいしゃ‐さんぶつ【代謝産物】
生体内の代謝によって生じる物質。代謝中間体および最終的な生成物をさす。代謝生成物。 [補説]代謝物質ともいうが、そ...
たいしゃ‐しょうこうぐん【代謝症候群】
⇒メタボリックシンドローム
たいしゃせい‐アシドーシス【代謝性アシドーシス】
糖尿病や腎不全などの代謝異常によって、細胞外液の重炭酸イオンが減少し、動脈血のpHが低下した状態。→アシドーシス ...
たいしゃせい‐けんこうしょうがい【代謝性健康障害】
肥満に起因または関連して起こる健康障害のうち、BMIが25未満の場合の肥満症の診断基準に用いられるもの。耐糖能障害...
たいしゃ‐せき【代赭石】
土状をした軟質の赤鉄鉱。顔料や研磨材に利用。また、漢方で補血・止血薬に用いる。
たいしゃ‐ちゅうかんたい【代謝中間体】
生体内の代謝において、ある物質が最終的な代謝産物に至る過程で生じる物質。代謝中間物質。中間代謝物質。
たいしゃ‐ちゅうかんぶっしつ【代謝中間物質】
⇒代謝中間体
たいしゃ‐づくり【大社造(り)】
神社本殿形式の一。日本古代の建築様式を残すもので、屋根は檜皮葺(ひわだぶ)きで、切妻造り、妻入り。代表例は出雲大社...
たい‐しゅ【大酒】
[名](スル)《「だいしゅ」とも》酒をたくさん飲むこと。また、その人。おおざけ。おおざけのみ。「限度をわきまえず—...
たい‐しゅ【太守】
1 平安時代以後、親王の任国と定められていた上総(かずさ)・常陸(ひたち)・上野(こうずけ)の3か国の守(かみ)の...
たい‐しゅ【対手】
1 相手。「—国」 2 対戦相手。「棋戦(きせん)の—」
たい‐しゅ【退守】
[名](スル)しりぞいて守ること。生活態度などが、きわめて消極的なこと。「永く一都城の中に—せば」〈竜渓・経国美談〉
たい‐しゅう【大州】
大きい陸地。大陸。
たい‐しゅう【大衆】
1 多くの人。多衆。 2 社会の大部分を占める一般の人々。特に、労働者・農民などの勤労階級。民衆。「—の支持を得る...
たい‐しゅう【体臭】
1 からだから発散するにおい。皮膚の汗腺や皮脂腺からの分泌物などによる。 2 作品などを通して感じられる、作者の独...
たい‐しゅう【対州】
対馬(つしま)国の異称。
たいしゅう‐うんどう【大衆運動】
一定の政治的、経済的、社会的、文化的な目的の実現のために、大衆が主体となって行う運動。
たいしゅう‐えんげき【大衆演劇】
大衆を観客の対象とする娯楽本位の演劇。軽演劇・レビュー・ミュージカルなど。
たいしゅう‐か【大衆化】
[名](スル)一般の人々の間に広く行き渡ること。一般大衆のものになること。また、そのようにすること。「海外旅行が—する」
たいしゅう‐かぜい【大衆課税】
累進課税である所得税などと異なり、所得の多寡にかかわらず、広く大衆に負担させる租税。消費税など。
たいしゅう‐ぎょ【大衆魚】
値段の安い、庶民向けの魚。アジ・サバ・サンマ・イワシなど。
たいしゅうげいごう‐しゅぎ【大衆迎合主義】
⇒ポピュリズム3
たいしゅう‐さかば【大衆酒場】
値段が安く、料理なども庶民的で気軽に楽しめる雰囲気の酒場。
たいしゅう‐さっか【大衆作家】
大衆小説をおもに手がける作家。
たいしゅう‐ざっし【大衆雑誌】
大衆向けの娯楽雑誌。大衆誌。
たいしゅう‐し【大衆紙】
ゴシップ記事や娯楽的な内容などを多く取り扱う新聞。英国などの階級社会において、労働者層に好まれる。ポピュラーペーパ...
たいしゅう‐し【大衆誌】
⇒大衆雑誌
たいしゅう‐しゃかい【大衆社会】
政治・経済・社会・文化のあらゆる領域で、大衆が重要な役割を果たす社会。特徴は、技術的合理性、役割の専門化、人間関係...
たいしゅう‐しょうせつ【大衆小説】
一般大衆を対象にして書かれた通俗的、娯楽的な小説。大衆文学。
たいしゅう‐しょくどう【大衆食堂】
比較的安価で料理を提供する、一般大衆向きの食堂。
たいしゅう‐せい【大衆性】
一般大衆の共感を呼び、親しまれる性質を備えている傾向。「芸術に—が求められる時代」
たいしゅう‐そうさ【大衆操作】
情報や宣伝手段などを利用して、大衆の思想や行動を特定の方向に誘導すること。
たいしゅう‐てき【大衆的】
[形動]一般大衆に受け入れられるさま。「—な娯楽」
たいしゅう‐デモクラシー【大衆デモクラシー】
⇒大衆民主主義
たいしゅう‐でんたつ【大衆伝達】
⇒マスコミュニケーション
たいしゅう‐ひん【大衆品】
一般消費者の多くが購入できる品物や商品。
たいしゅう‐ぶんがく【大衆文学】
大衆の興味を主眼とし、その娯楽的要求にこたえて書かれた文学。時代小説・家庭小説・推理小説・ユーモア小説など。大衆文...
たいしゅうぶんがくのれきし【大衆文学の歴史】
尾崎秀樹の文学評論集。平成元年(1989)刊。平成2年(1990)、第24回吉川英治文学賞受賞。
たいしゅうぶんがくろん【大衆文学論】
尾崎秀樹の文学評論集。昭和40年(1965)刊。昭和41年(1966)、芸術選奨文部大臣賞受賞。