ちっ‐か【窒化】
窒素と化合すること。特に、鋼をアンモニア中で加熱し、表面に窒化物をつくって硬化させること。
ちっか‐アルミニウム【窒化アルミニウム】
アルミニウムの窒化物。無色または灰色。六方晶系。ファインセラミックスの主な材料として知られる。高い熱伝導率と絶縁性...
ちっ‐かい【蟄懐】
心中の不満。「多年の—一朝に開くる事を得たり」〈太平記・一〇〉
ちっか‐ガリウム【窒化ガリウム】
ガリウムの窒化物。半導体材料。青色発光ダイオードの材料として知られる。ガリウムナイトライド。化学式GaN
ちっか‐けいそ【窒化珪素】
ケイ素の窒化物。無色または灰色。三方晶系と六方晶系の二相がある。高い熱伝導率と高温における強靭性を示し、耐食性に優...
ちっか‐こう【窒化鋼】
アンモニアガス中などで熱し、表面の窒素含有量を増して硬化させた鋼。また、それに適する、少量のアルミニウムやクロムな...
ちっか‐てつ【窒化鉄】
鉄の窒化物。Fe4Nは室温で強磁性を示す。また、Fe3Nは高硬度で優れた耐摩耗性、耐食性をもつため、フェライト鋼な...
ちっか‐ぶつ【窒化物】
窒素と、それより陽性の元素との化合物。ナイトライド。ニトリド。
ちっか‐ほうそ【窒化硼素】
硼素の窒化物。無色または淡黄色。高温高圧処理によりCBNとよばれる等軸晶系の結晶構造になり、ダイヤモンドとほぼ同じ...
ちっか‐マグネシウム【窒化マグネシウム】
マグネシウムの窒化物。マグネシウムを窒素またはアンモニアガス中で高温に加熱することで得られる。純粋な場合は無色で、...
ちっ‐かん【竹竿】
1 竹ざお。 2 竹の幹。「斜日—のもとに透けり」〈謡・老松〉
ちっ‐かん【竹簡】
古代中国で、紙が作られる以前に、文字を記すのに用いた細長い竹の札。また、書かれたもの。麻糸などで何枚もを綴り合わせ...
チッカー
⇒ティッカー
チッカー‐シンボル
⇒ティッカーシンボル
チッキ
《checkから》鉄道などが旅客から手荷物を預かって輸送するときの引換券。手荷物預り証。転じて、手荷物として輸送す...
ちっ‐きょ【蟄居】
[名](スル) 1 家の中にひきこもっていること。「終日—して書に親しむ」 2 江戸時代、武士に科した刑罰の一。自...
ちっ‐きん【竹琴】
弦楽器の一。竹筒を縦に割って八雲琴の大きさに切り、上面に桐板をはめて、その上に3弦を張ったもの。明治19年(188...
チック
反復的な不随意運動や、意図せぬ発声・発話をしてしまう状態。運動チックと音声チックがあり、1年以上続くとトゥレット症...
チック
《「コスメチック」の略》棒状に練り固めた整髪料。ヘアスティック。
チック
[接尾]《英語で、形容詞をつくる接尾語-ticから》他の語の下に付いて、…的な、…らしい、の意を表す。「漫画—」「...
チックタック
⇒チクタク
チックタックポルカ
⇒チクタクポルカ
ティックトック
スマートホン向け動画共有サービスの一。中国のバイトダンス社が2016年に提供開始。代表的なリップシンクアプリで、楽...
ちっくり
[副]ちょっと。すこし。「鬢(びん)が—縮んだ」〈浄・丹波与作〉
ちっ‐けん【畜犬】
飼われている犬。飼い犬。
ちっ‐こう【竹工】
竹を材料にして細工物を作ること。また、その職人。
ちっ‐こう【築港】
[名](スル)船舶の出入り・碇泊(ていはく)のために港をきずくこと。また、その港。ちくこう。「湾の一部を埋め立てて...
ちっ‐こう【蓄光】
物質が太陽や照明の光に含まれる紫外線を吸収し、エネルギーとして蓄え、暗所でしばらくの間、自然発光する現象。
チッコリーニ
[1925〜2015]フランスのピアニスト。イタリア出身で、ナポリ音楽院に学ぶ。サティやドビュッシーなどフランス近...
ちっ‐し【窒死】
[名](スル)窒息して死ぬこと。
ちっ・す【蟄す】
[動サ変] 1 冬に虫が地中にこもる。「潜竜(せんりょう)は三冬に—・して」〈太平記・四〉 2 世を逃れ閉じこもる...
ちっ‐そ【窒素】
窒素族元素の一。単体は無色・無味・無臭の気体。空気中に体積で約78パーセント含まれる。常温では不活性であるが、高温...
ちっ‐そく【窒息】
[名](スル)息がつまること。呼吸ができなくなること。二酸化炭素と酸素との交換ができなくなる状態。「酸欠で—する」
ちっそく‐がも【窒息鴨】
血抜きをせずに加工した鴨肉。血液が多く含まれ、赤みが強い。
ちっそくせい‐ガス【窒息性ガス】
呼吸を困難にさせる毒ガスの総称。ホスゲン・塩素など。
ちっそ‐こうぎょう【窒素工業】
空気中の窒素を分離・固定して、アンモニア・硝酸・尿素・硝石やアミン・メラミンなどの窒素化合物を合成する工業。
ちっそ‐こてい【窒素固定】
空気中の遊離窒素から窒素化合物をつくること。自然界では根粒菌や藍藻(らんそう)類、土壌細菌のアゾトバクター・クロス...
ちっそこてい‐さいきん【窒素固定細菌】
窒素固定を行う細菌の総称。
ちっそ‐さんかぶつ【窒素酸化物】
酸化窒素の総称。ふつう大気汚染物質である一酸化窒素と二酸化窒素の混合物をさす。ノックス(NOx)。
ちっそ‐じゅんかん【窒素循環】
自然界において窒素が巡っている現象。大気中の分子状の窒素が根粒菌・アゾトバクターなどにより硝酸・アンモニアとして固...
ちっそぞく‐げんそ【窒素族元素】
窒素・燐(りん)・砒素(ひそ)・アンチモン・ビスマスの5元素の総称。
ちっそどうか‐さよう【窒素同化作用】
生物が外界から遊離窒素や無機窒素化合物をとり入れて、体内で生体に必要なたんぱく質などの有機窒素化合物をつくる作用。...
ちっそ‐ひりょう【窒素肥料】
窒素を主成分とする肥料。植物の茎・葉の発育を促進する。尿素・硫安・塩安・硝安・チリ硝石・石灰窒素など。
ちっそ‐よい【窒素酔い】
空気ボンベを使用した潜水で水深約30メートルを超えると、ボンベ中の窒素が血液中に溶け込み、酒に酔ったような症状が現...
チッタゴン
バングラデシュ南東部の都市。ミャンマー国境に近く、ベンガル湾に注ぐカルナプリー川の河口に位置する。ジュートや紅茶の...
ちっち‐ぜみ【ちっち蝉】
セミの一種。体長は翅(はね)の先まで3センチくらい。体は黒色で褐色の紋がある。夏・秋に松林などでチッチッチッと続け...
ちっちゃ・い
[形]「ちいさい」の音変化。「赤ちゃんの—・い手」⇔おっきい。
ちっ‐ちゅう【蟄虫】
地中にこもって越冬する虫。「春雷一たび動く時、—萌蘇(ほうそ)する心地して」〈太平記・一八〉
ちっ‐ちょく【黜陟】
[名](スル)「ちゅっちょく(黜陟)」に同じ。「人殺しどころか人を—したと云うこともなかった」〈福沢・福翁自伝〉
ちっ‐と【些と】
[副]「ち(些)と」の促音添加。「—言いすぎたようだ」「たまには—お寄りなさい」