ちょうしゅうしゃ‐りゅう【長袖者流】
公卿や僧侶などのたぐい。また、それらの人々の流儀。
ちょうしゅう‐せいばつ【長州征伐】
幕末、江戸幕府が二度にわたり、長州藩を攻めた戦い。幕府は蛤御門(はまぐりごもん)の変を理由に、元治元年(1864)...
ちょうしゅう‐ちょう【朝集帳】
律令制で、四度(しど)の公文(くもん)の一。国司が毎年1回中央政府に報告するため朝集使に持参させた政務報告の書類。
ちょうしゅう‐どう【朝集堂】
大内裏朝堂院の南域にあった建物。応天門を入って東西に相対してあり、大礼のとき百官が参集して待機した所。朝集殿。
ちょうしゅう‐ファイブ【長州ファイブ】
幕末期の文久3年(1863)に長州藩が幕府に隠して英国に派遣した、伊藤俊輔(博文)・井上聞多(馨)・野村弥吉(井上...
ちょうしゅう‐ぶろ【長州風呂】
円筒形の鋳鉄の釜の周囲を、耐火煉瓦(れんが)・コンクリート・漆喰(しっくい)などで固めて据え付けにした風呂。五右衛...
長袖(ちょうしゅう)善(よ)く舞(ま)い多銭(たせん)善(よ)く商(あきな)う
《「韓非子」五蠧から》長袖の衣を着た人は舞うと美しく見え、多くの銭を持つ者は商売がうまい。素質と条件に恵まれた者が...
ちょうしゅ‐しゃ【聴取者】
ラジオ番組を聞く人。
ちょうしゅ‐しょ【聴取書】
犯罪の捜査に当たり、検察官・司法警察職員などが被疑者・証人・参考人などの供述を記録した書面。供述録取書。供述調書。
ちょう‐しゅっけつ【腸出血】
腸粘膜が傷ついて出血すること。腸結核・腸チフスなどでみられることがある。
ちょう‐しゅつ【重出】
[名](スル)⇒じゅうしゅつ(重出)
ちょうしゅ‐りつ【聴取率】
ラジオの、ある番組が受信者に聞かれている割合。
ちょう‐しゅん【長春】
1 常に春であること。花の絶えることのないこと。常春(とこはる)。 2 「長春花」の略。
ちょうしゅん【長春】
中国吉林省の省都。松花江支流沿いにあり、鉄道が通り、交通の要地。自動車工業が盛ん。満州国時代は新京と称した。人口、...
ちょうしゅん‐か【長春花】
1 コウシンバラの別名。 2 キンセンカの別名。
ちょう‐しょ【長所】
性質や性能などで、すぐれているところ。「—を伸ばす」「—を生かす」⇔短所。
ちょう‐しょ【調書】
1 調べた事実を記した文書。調査書。 2 訴訟法上、訴訟手続きなどの経過・内容を公証するために、裁判所書記官その他...
ちょうしょ【調書】
《原題、(フランス)Le Procès-verbal》ル=クレジオの処女長編小説。1963年刊。同年のテオフラスト...
ちょう‐しょう【弔鐘】
死者をいたんで打ち鳴らす鐘。
ちょうしょう【長承】
《「ちょうじょう」とも》平安後期、崇徳天皇の時の年号。1132年8月11日〜1135年4月27日。
ちょう‐しょう【長嘯】
[名](スル)声を長く引いて、詩歌を吟じること。
ちょう‐しょう【朝章】
朝廷のおきて。「安禄山が—をみだりし悪行も」〈曽我・二〉
ちょう‐しょう【徴証】
[名](スル)あかしとなる証拠。また、証拠をあげて明らかにすること。「以て改租後の弊害を—すべし」〈金井之恭・東巡録〉
ちょう‐しょう【徴償】
賠償を求めること。また、つぐなわせること。
ちょう‐しょう【嘲笑】
[名](スル)あざけり笑うこと。あざわらうこと。「他人の失敗を—する」
ちょう‐しょう【調声】
読経(どきょう)の際の導師の音頭。
ちょう‐しょう【寵妾】
寵愛する妾(めかけ)。愛妾。
ちょう‐しょう【寵招】
特別の恩恵をもって招かれること。「—にあずかる」
ちょうしょう【朝妝】
黒田清輝の絵画。カンバスに油彩。欧州留学中の明治26年(1893)、フランスのソシエテナショナル‐デ‐ボザールに出...
ちょうしょう‐きん【長掌筋】
前腕にある屈筋の一つ。上腕骨の内側上顆(じょうか)(ひじの小指側の突起)から手首まで伸びる細長い筋。筋腹は短く、長...
ちょう‐しょうこつ【聴小骨】
⇒耳小骨(じしょうこつ)
ちょうしょうされるキリスト【嘲笑されるキリスト】
《原題、(ドイツ)Die Verspottung Christi》グリューネワルトの絵画。板に油彩。縦109センチ...
ちょうしょうし【長嘯子】
⇒木下(きのした)長嘯子
ちょうしょう‐じ【長勝寺】
青森県弘前市にある曹洞宗の寺。山号は太平山。開創は享禄元年(1528)、開山は菊仙梵寿。津軽藩主の菩提寺。
ちょうしょうはるかなり【弔鐘はるかなり】
北方謙三の長編小説。昭和56年(1981)刊。著者の実質的なデビュー作であり、ハードボイルドの新鋭として注目を集めた。
ちょう‐しょく【朝食】
朝の食事。あさめし。
ちょう‐しょく【調色】
1 絵の具をまぜ合わせて望みの色を出すこと。また、その色。 2 写真で、銀をほかの金属に置換させるか化合物にするか...
ちょうしょく‐ばん【調色板】
パレット。
ちょうしょ‐さいばん【調書裁判】
刑事事件の取り調べ段階で作成した、被疑者の自白に基づく供述調書を、公判廷での供述・証言よりも重視する刑事裁判のあり...
ちょうしょちゅうしん‐しゅぎ【調書中心主義】
被疑者・被告人の供述調書に依存して裁判が行われること。→公判中心主義
長所(ちょうしょ)は短所(たんしょ)
長所もあまり頼みすぎるとかえって失敗するので、見方を変えれば短所でもある。
ちょう‐しよう【趙紫陽】
[1919〜2005]中国の政治家。河南省出身。1938年中国共産党入党。1980年首相に就任し、鄧小平を補佐。1...
ちょう‐しわ【張志和】
中国、唐代の道士。水上にむしろを敷いて座し、酒を飲み、詩を詠じ、鶴に乗って昇天したという。画題とされる。生没年未詳。
調子(ちょうし)を合(あ)わ・せる
1 音の高低・強弱・速さなどを合わせる。「楽器の—・せる」 2 逆らわないで、相手と話を合わせる。「相手の意見に適...
調子(ちょうし)を取(と)・る
1 音の高低・強弱・速度やリズムなどを合わせる。「からだ全体で—・る」 2 物事のぐあいを、ちょうどよい状態に整える。
ちょう‐しん【長身】
背が高いこと。また、そのからだ。「—痩躯(そうく)」⇔短身。
ちょう‐しん【長針】
時計の分を刻む長いほうの針。分針(ふんしん)。長剣。⇔短針。
ちょう‐しん【朝臣】
朝廷の臣下。廷臣。
ちょう‐しん【調進】
[名](スル)注文に応じ、品物をととのえて差し上げること。調達。「和菓子を—する」
ちょう‐しん【聴診】
[名](スル)医師が患者の体内で発生する音を聴き取り、診断すること。