ちん‐ちろりん
[名] 1 マツムシの別名。また、時代・地方によってスズムシをさす。《季 秋》 2 《さいころを投げ入れる音から》...
ちん‐ちん
[名](スル) 1 嫉妬すること。やきもち。「其のくせ何だ角(か)だと忌(いや)に—をするんだよ」〈木下尚江・良人...
ちん‐ちん【沈沈】
[ト・タル][文][形動タリ]静まりかえっているさま。特に、夜がふけてひっそりとしているさま。「大都市の夜は、いま...
ちん‐ちん
[副] 1 鉄瓶などの湯の煮えたぎる音を表す語。「炉の茶釜が—(と)音を立てる」 2 鐘など、硬いものが発する音を...
ちんちん‐かもかも
「ちんちん2」に同じ。
ちんちん‐でんしゃ【ちんちん電車】
《合図に車掌が紐を引いて鐘を「ちんちん」と鳴らすところから》市街地を走る路面電車のこと。
ちんちん‐もがもが
「ちんちん4」に同じ。
チンツァイ【青菜】
《(中国語)》中国原産のアブラナ科の野菜。高菜の一種。
ちん‐つう【沈痛】
[名・形動]深い悲しみや心配ごとに心を痛めること。また、そのさま。「—な面持ち」
ちん‐つう【鎮痛】
痛みをしずめること。「—作用」
ちんつう‐ざい【鎮痛剤】
痛みを取り除いたり、または軽減するために用いる医薬品。非ピリン系解熱鎮痛薬・ピリン系解熱鎮痛薬・非ステロイド性抗炎...
ちんつう‐ほじょやく【鎮痛補助薬】
鎮痛薬の効果を高めるために投与される薬剤。慢性の疼痛に対して鎮痛効果を示す、抗うつ薬・抗けいれん薬・抗不安薬などが...
ちんつう‐やく【鎮痛薬】
「鎮痛剤」に同じ。
ちん‐づき【賃搗き】
賃銭を取って、餅(もち)または米などをつくこと。また、その人。
ちん‐てい【椿庭】
父のこと。→椿堂
ちん‐てい【鎮定】
[名](スル)力によって乱をしずめ、世の中を安定させること。また、乱がしずまり、世の中がおさまること。「暴動を—する」
ちん‐でき【沈溺】
[名](スル) 1 水におぼれること。「士官をはじめ二三十名—なして行方知れず」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 物事に...
ちん‐でん【沈殿/沈澱】
[名](スル)溶液中にまじっている微小固体が底に沈んでたまること。化学では、溶液中の化学反応で不溶性の生成物ができ...
ちんでん‐がん【沈殿岩】
海水や陸水から沈殿・堆積(たいせき)してできた堆積岩の一種。岩塩などの蒸発岩や、一部の石灰岩・チャートなどがある。
ちんでん‐ざい【沈殿剤】
液体中の溶解物を沈殿させるために加える試薬。明礬(みょうばん)・石灰乳など。
ちんでん‐ち【沈殿池】
浄水場などで、水中の浮遊物を沈殿させるための池。自然に行う普通沈殿池と、薬品沈殿池がある。
ちん‐と
[副] 1 ととのっているさま。きちんと。「家の様子も…—致しておりまする」〈紅葉・二人女房〉 2 とりすましたさ...
ちん‐とう【枕頭】
まくらもと。枕上(ちんじょう)。「線香の煙—に渦巻き」〈康成・十六歳の日記〉
ちん‐とう【珍答】
見当違いの、おかしな答え。
ちん‐とう【陳套】
[名・形動]きまりきっていて古くさいこと。また、そのさま。陳腐。旧套。「—のそしりをまぬがれない」「—な趣向」
ちんとう‐しょうぐん【鎮東将軍】
1 奈良時代、東国の蝦夷(えぞ)を征討するために派遣された軍隊の指揮官。 2 鎮守府将軍の唐名。
ちんとう‐びょう【沈頭鋲】
鋲の頭部が、接合した材と同一平面になる鋲。航空機の外板などに使用する。
ちん‐とくせん【沈徳潜】
⇒しんとくせん(沈徳潜)
ちんと‐ざい【鎮吐剤】
⇒制吐剤
ちんともかんとも
一語も発しないさま。うんともすんとも。「田舎人をおどし、—言はせず」〈浮・一代女・五〉
ちん‐とん‐しゃん
[副]三味線や口三味線の音を表す語。「ちん」は三の糸を押さえた音、「とん」は二の糸を開放した音、「しゃん」は一の糸...
ちん‐どう【椿堂】
《椿(つばき)は長寿の木であるところから》父の部屋。また、父のこと。椿庭。
ちんどう‐しき【沈胴式】
《retractable lens》カメラの電源を入れると、ボディーの内部に収められたレンズが繰り出してくる方式。...
ちん‐どく【鴆毒/酖毒】
鴆(ちん)という鳥の羽にある猛毒。転じて、猛毒。毒物。「面に慈愛を衒(てらい)て腹に—を抱き」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ちん‐どくしゅう【陳独秀】
[1879〜1942]中国の思想家・政治家。懐寧(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は仲甫(ちゅうほ)。1915...
ちんどん‐や【ちんどん屋】
人目をひく服装をして、鉦(かね)・太鼓をたたき、三味線・クラリネットなどを鳴らしながら広告・宣伝を行う職業。また、...
ちんない【珍内】
ロシア連邦の町クラスノゴルスクの、日本領時代の名称。
ちん‐なけい【陳和卿】
中国、宋の工人。平安末期に来日。治承4年(1180)の東大寺焼失後、重源(ちょうげん)に従い、焼損した大仏と大仏殿...
ちん‐なんぴん【沈南蘋】
⇒しんなんぴん(沈南蘋)
ちんなんぽ【鎮南浦】
南浦(なんぽ)の旧称。
ちん‐にゅう【闖入】
[名](スル)突然、無断で入り込むこと。「暴漢が会場に—する」「—者」
ちんにゅうしゃ【闖入者】
安部公房の短編小説。昭和26年(1951)、雑誌「新潮」に掲載。昭和42年(1967)の戯曲「友達」の下敷きとなっ...
チンニング
懸垂運動。→チンアップ →プルアップ
チンネ
大きな岩壁をもつ尖峰。日本ではふつう北アルプス剣岳三の窓の東側にあるものをいう。
朕(ちん)は国家(こっか)なり
《(フランス)L'État, c'est moi.》私は国家そのものである。ルイ14世の言葉で、17世紀フランスの...
ちん‐ばた【賃機】
《「ちんはた」とも》機屋から糸などの原料を受け取り、賃銭を取って機を織ること。
ちんば【跛】
[名・形動] 1 片足が不自由で、普通に歩けないこと。 2 対(つい)であるべきものの形や大きさがそろわないこと。...
チンパニー
⇒ティンパニ
チンパン【青幇】
《(中国語)》中国、清・民国時代の秘密結社。大運河の漕運労働者を中心として起こり、清末に漕運が廃止されると、下層労...
チンパンジー
霊長目ヒト科チンパンジー属に分類される哺乳類。アフリカ西部から中央部にかけての森林にすむ類人猿。体長約150センチ...