つくとり‐の‐しま【木菟鳥の島】
筑紫(つくし)の異称。
つく・ぬ【捏ぬ】
[動ナ下二]「つくねる」の文語形。
つくね【捏ね】
鶏肉や豚肉のひき肉、たたいた魚肉などに鶏卵・片栗粉などをつなぎに加え、よくこねて丸めたもの。
つくね‐あげ【捏ね揚(げ)】
つくねを油で揚げた料理。つくね。
つくね‐いも【捏ね芋/仏掌薯】
ヤマノイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。塊根は手でこねて固めたように不規則な形をし、食用。栽培される。つくいも。《...
つくね‐にんぎょう【捏ね人形】
土をこね固めて作った人形。練り人形。
つくね‐やき【捏ね焼(き)】
つくねをじかに、またフライパンで焼いた料理。
つく・ねる【捏ねる】
[動ナ下一][文]つく・ぬ[ナ下二] 1 手でこねて丸く作る。こねてまるめる。「米の粉を—・ねて団子を作る」 2 ...
つくねん
[副]何もすることがなく、ひとりでぼんやりしているさま。「広い部屋に—と座っている」
つぐのい【償い】
《古くは「つくのい」》「つぐない」に同じ。「亭主の平あやまりにあやまるをせめてもの—に」〈蘆花・思出の記〉
つぐの・う【償う】
[動ワ五(ハ四)]《古くは「つくのう」》「つぐなう」に同じ。「借財が出来ると、親戚故旧をして—・わしめ」〈鴎外・渋...
つく‐の‐くに【木菟の国】
筑紫(つくし)の異称。
つく‐の‐しま【木菟の島】
筑紫(つくし)の異称。
つくば【筑波】
《古くは「つくは」》茨城県、筑波山南側の地域名。 (「つくば」と書く)茨城県南西部の市。筑波郡大穂(おおほ)・豊里...
つくば‐はちじゅうご【筑波'85】
《多く「つくば'85」と書く》⇒筑波博
つくばい【蹲/蹲踞】
茶室の庭先に低く据え付けた手水(ちょうず)鉢。
つくば・う【蹲う】
[動ワ五(ハ四)]《「突(つ)き這(は)う」の意》 1 うずくまる。しゃがむ。「—・って草をむしる」 2 平伏する...
つくば‐うちゅうセンター【筑波宇宙センター】
茨城県つくば市の筑波研究学園都市にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設。昭和47年(1972)設置。日本の宇...
つくば‐おろし【筑波颪】
筑波山から吹き下ろす寒風。
つくばかい【筑波会】
俳句結社。明治29年(1896)、大野洒竹、笹川臨風、佐々醒雪らが中心となり結成。作品を「帝国文学」に掲載したため...
つくば‐かがくはく【筑波科学博】
《「つくば科学博」とも書く》⇒筑波博
つくばかみおかかんちょうきせん‐ニュートリノしんどうじっけん【つくば神岡間長基線ニュートリノ振動実験】
K2K実験の正式名称。
つくばがくいん‐だいがく【筑波学院大学】
茨城県つくば市にある私立大学。平成8年(1996)に東京家政学院筑波女子大学として開設。平成17年(2005)現校...
つくば‐ぎじゅつだいがく【筑波技術大学】
茨城県つくば市にある国立大学法人。平成17年(2005)に開学した、聴覚・視覚障害者のための4年制大学。
つくば‐けんきゅうがくえんとし【筑波研究学園都市】
茨城県つくば市にある計画都市。昭和48年(1973)筑波大学設置、そのほか多くの教育・研究機関が移転または建設。
つくばこ【筑波子】
江戸中期の女流歌人。江戸の人。本名、進藤茂子(しんどうしげりこ)。賀茂真淵に師事し、県門三才女の一人。歌文集「筑波...
つくばこかしゅう【筑波子家集】
筑波子の歌文集。賀茂真淵の合点歌を自撰したものに、清水浜臣が序文を付して、文化10年(1813)に刊行した。
つくばこくさい‐だいがく【つくば国際大学】
茨城県土浦市にある私立大学。平成6年(1994)の開設。
つくば‐さん【筑波山】
茨城県中西部の山。標高877メートル。主峰女体山とその西の男体山の二峰からなる。万葉集をはじめ古歌に多くよまれた。...
つくばさん‐じけん【筑波山事件】
元治元年(1864)水戸藩の尊王攘夷派天狗党が、筑波山で兵を挙げた事件。藩内の保守派と戦い、上洛の途中諸藩の討伐軍...
つくばさん‐じんじゃ【筑波山神社】
茨城県つくば市にある神社。筑波男大神を男体山に、筑波女大神を女体山に祭る。旧称、筑波両大権現。→筑波山
つくば‐サーキット【筑波サーキット】
茨城県下妻市にあるレーシング場。昭和45年(1970)開設。2輪・4輪ともに使用できる本コースは全長約2000メートル。
つくば‐し【つくば市】
⇒筑波
つくばしゅう【菟玖波集】
南北朝時代の連歌撰集。20巻。二条良基・救済(ぐさい)共撰。正平11=延文元年(1356)成立、翌年勅撰集に準ぜら...
つくばセンタービル
茨城県つくば市にある複合施設。筑波研究学園都市のランドマークとして昭和58年(1983)にオープン。ホテル、コンサ...
つくば‐だいがく【筑波大学】
茨城県つくば市にある国立大学法人。昭和48年(1973)東京教育大学を母体とし、筑波研究学園都市への移転を契機に、...
つくば‐ならい【筑波東北風】
筑波山の方角から吹いてくる風。北東風。つくばおろし。「襟につめたき春風は、—か、富士南(=南西風)、吹雪厭うて来た...
つくば‐ね【筑波嶺】
筑波山の古名。「—に雪かも降らるいなをかもかなしき児ろが布(にの)乾(ほ)さるかも」〈万・三三五一〉
つく‐ばね【衝羽根】
ビャクダン科の半寄生の落葉低木。山地に生え、高さ1〜2.5メートル。よく枝分かれし、葉は卵形。雌雄異株で、初夏、枝...
つくばね‐あさがお【衝羽根朝顔】
ペチュニアの別名。
つくばね‐うつぎ【衝羽根空木】
スイカズラ科の落葉低木。本州以西の山地に自生。枝は赤褐色でつやがあり、葉は卵形で先がとがる。5月ごろ、黄白色の花が...
つくばね‐がし【衝羽根樫】
ブナ科の常緑高木。山地に自生。葉は革質の長楕円形で先がとがり、枝先では4枚がやや輪状につく。4、5月ごろ、雄花と雌...
つくばね‐そう【衝羽根草】
シュロソウ科の多年草。高さ15〜40センチ。茎に4枚の葉を輪生し、初夏、茎頂に淡黄緑色の花を1個つける。王孫(おう...
つくば‐の‐みち【筑波の道】
連歌の異称。日本武尊(やまとたけるのみこと)が筑波を過ぎて甲斐国の酒折(さかおり)の宮に着いたとき、「新治(にひば...
つくば‐はく【筑波博】
《多く「つくば博」と書く》昭和60年(1985)3月17日から9月16日までの間、筑波研究学園都市で開催された国際...
つくば‐ばんぱく【筑波万博】
《多く「つくば万博」と書く》⇒筑波博
つくばみらい
茨城県南西部にある市。鬼怒川・小貝川が流れる田園地帯で、つくばエクスプレス沿線を中心に東京のベッドタウンとして開発...
つくばみらい‐し【つくばみらい市】
⇒つくばみらい
つくばもんどう【筑波問答】
南北朝時代の連歌論書。1巻。二条良基著。正平12=延文2年(1357)以後、文中元=応安5年(1372)以前に成立...
つくば・る【蹲る】
[動ラ五(四)]しゃがむ。うずくまる。つくばう。「はらりと気早に立って、—・った婢(おんな)の髪を袂で払って」〈鏡...