つう‐じつ【通日】
1 暦で、1月1日から通して数えた日数。 2 一日じゅう。
つうじ‐て【通じて】
[連語]《動詞「つう(通)ずる」の連用形+接続助詞「て」》全体をとおしてみると。「一年を—雨が少ない」「インターネ...
つうじ‐てき【通時的】
[形動]《(フランス)diachronique》言語学者ソシュールの用語。関連する複数の現象や体系を、時間の流れや...
つうじゅん‐きょう【通潤橋】
熊本県中央部にある灌漑(かんがい)用水を送るための水路橋。上益城(かみましき)郡山都(やまと)町(旧矢部町)にある...
つう‐じょう【通常】
特別でなく、普通の状態であること。世間一般にみられる状態であること。副詞的にも用いる。「—は家にいる」「—7時に起...
つう‐じょう【通情】
世間一般の人情。また、世間一般の事情。「世間男女の—を絶ち」〈織田訳・花柳春話〉
つうじょう‐がっきゅう【通常学級】
小学校・中学校で通常の授業を行う学級。→通級指導教室 →特別支援学級
つうじょう‐きせん【通常基線】
領海の範囲を測定するために設定する基線の一つ。海岸線の形状が単純な場合に採用されるもので、海岸の低潮線を用いる。→...
つうじょう‐こっかい【通常国会】
毎年1回、定期的に召集される国会。1月中に召集され、会期は150日間。常会。→特別国会 →臨時国会
つうじょう‐せんきょ【通常選挙】
参議院議員の任期満了により、定員の半数を改選するため、3年ごとに行われる選挙。被選挙権は日本国民で満30歳以上。参...
つうじょう‐そうかい【通常総会】
社団法人において、少なくとも年に1回開くことを要する社員総会。株式会社の定時総会をいうこともある。
つうじょう‐はがき【通常葉書】
郵便葉書の種類の一。往復葉書を除いて、一般に用いられている葉書。
つうじょう‐へいき【通常兵器】
核兵器・生物兵器・化学兵器などの大量破壊兵器を除く在来型の兵器。自動小銃・地雷・ミサイル・戦車・戦闘機・軍艦など。...
つうじょう‐ゆうびんぶつ【通常郵便物】
小包郵便物ではない郵便物。はがき・手紙・印刷物などの信書や国際郵便の小形包装物などがこれにあたる。平成19年(20...
つう・じる【通じる】
[動ザ上一]「つうずる」(サ変)の上一段化。「電話が—・じる」
つう‐じん【通人】
1 ある事柄、特に趣味的なことに精通している人。「角界の—」 2 人情の機微、特に男女間のことに深い思いやりのある...
つう‐す【都寺/都守】
《唐音。「都監寺(つうかんす)」の略》禅宗寺院で、監寺の上にあって、寺の一切の事務を監督する役職。六知事の一。都管...
つう‐すい【通水】
[名](スル)水路や管などに水を通すこと。また、その水。「水路に—する」
つう‐ず【通途/通塗】
ありふれていること。どこにでもあること。「並や—の者ならばそうはいかぬがち」〈二葉亭・浮雲〉
つう・ずる【通ずる】
[動サ変][文]つう・ず[サ変] 1 道筋が他とつながる。また、道筋をつける。 ㋐道路などがある所まで達する。また...
つう‐せい【通性】
世間一般や同じ種類に認められる共通の性質。通有性。「日本人の—」
つうせい‐きん【通性菌】
《「通性細菌」とも》⇒通性嫌気性細菌
つうせいけんきせい‐さいきん【通性嫌気性細菌】
酸素がある環境でも生育できる嫌気性細菌。酸素がある環境では好気呼吸、酸素がない環境では無気呼吸によってエネルギーを...
つうせい‐こうアルカリきん【通性好アルカリ菌】
好アルカリ菌のうち、phが9以上でも生育でき、ph9未満で至適生育する微生物。
つう‐せき【痛惜】
[名](スル)ひどく悲しみ惜しむこと。「友の夭折(ようせつ)を—する」
つう‐せつ【通説】
1 世間一般に通用している説。「—に従う」 2 全体にわたる解説。「王朝文学—」 3 深く考え抜かれ真理に到達した...
つう‐せつ【痛切】
[名・形動]身にしみて強く感じること。また、そのさま。「必要性を—に感じる」「—な思慕の念」 [派生]つうせつさ[名]
つう‐せん【通船】
[名](スル)河川や海峡などを船が往来すること。また、その船。かよいぶね。「港内—危険につき」〈葉山・海に生くる人々〉
つうぜい‐かん【痛税感】
納税の痛み。国民が納税を負担に感じること。「—が高い」
つう‐そ【痛楚】
ひどく痛み苦しむこと。「困難—の事に当り」〈中村訳・自由之理〉
つうそう‐ていおん【通奏低音】
1 《(イタリア)basso continuo/(ドイツ)Generalbaß》バロック音楽の演奏で、チェンバロな...
つう‐そく【通則】
1 世間一般に通用するきまり。「人間社会の—」 2 法規などで、全体にわたる規則。総則。
つう‐そく【通塞】
1 通じることとふさがること。 2 前途が開けることと閉ざされること。幸と不幸。「政(まつりこと)の可否にしたがひ...
つう‐ぞく【通俗】
[名・形動] 1 世間一般の人々にわかりやすく親しみやすいこと。一般向きであること。また、そのさま。「—な言葉で話...
つうぞく‐か【通俗化】
[名](スル) 1 世間一般にわかりやすいようにすること。「理論を—する」 2 俗っぽくなること。俗化。「—した観光地」
つうぞくかんそぐんだん【通俗漢楚軍談】
江戸中期の読本(よみほん)。明代の「西漢通俗演義」の翻訳。15巻。7巻まで夢梅軒章峰、8巻から称好軒徽庵(きあん)...
つうぞく‐きょういく【通俗教育】
わかりやすい方法で行われる、一般国民に対する教育。官製用語としては、明治から大正中期にかけて用いられ、以後、社会教...
つうぞくさんごくし【通俗三国志】
江戸中期の読本(よみほん)。「三国志演義」の翻訳。50巻。湖南文山訳。元禄2〜5年(1689〜1692)刊。後漢末...
つうぞく‐しょうせつ【通俗小説】
芸術的価値に重点を置かず、一般大衆の好みに応じて書かれた娯楽性の高い小説。
つうぞく‐てき【通俗的】
[形動]世間一般で好まれるさま。俗受けのするさま。「—な読物」
つうぞく‐どうとく【通俗道徳】
江戸後期から明治期にかけて民衆の間に広まった、勤勉・倹約を主な徳目とする倫理規範。市場経済が徐々に浸透するなか、家...
つうぞく‐ぶん【通俗文】
1 世間一般の人々にわかりやすい文章や文体。「古来の文章法を破って平易なる—を用うる事なり」〈福沢・福翁自伝〉 2...
つう‐たつ【通達】
[名](スル)《「つうだつ」とも》 1 告げ知らせること。特に、行政官庁がその所掌事務について、所管の機関や職員に...
つう‐たん【痛嘆/痛歎】
[名](スル)ひどく嘆き悲しむこと。痛切な嘆き。「フロレンスの死別を—し」〈織田訳・花柳春話〉
つう‐だ【痛打】
[名](スル) 1 相手に精神的、肉体的に痛手となる打撃を与えること。また、その打撃。「相手の弱点を—する」 2 ...
つう‐だい【通題】
俳諧で、一座の者が同一の題で句を詠むこと。また、その題。とおりだい。
つうだつ‐ぼく【通脱木】
カミヤツデのこと。
つう‐ち【通知】
[名](スル)告げ知らせること。また、その知らせ。「総会の日時を—する」 [用法]通知・通告・通達——「入学許可の...
つうち‐カード【通知カード】
マイナンバー制度で、住民票を有するすべての人に割り当てられる個人番号(マイナンバー)を本人に通知するために郵送され...
つうち‐ぎむ【通知義務】
保険契約者または被保険者が、保険契約の締結後に契約内容に変更が生じた場合、保険者にその事実を告げなければならない義...