てい‐せんりつ【定旋律】
多声楽曲で、ある声部に置かれる一定の旋律。対位法作曲の基礎旋律として、既成の単旋聖歌の旋律などが用いられる。
てい‐ぜん【庭前】
庭の家に近い部分。にわさき。
てい‐ぜん【挺然】
[ト・タル][文][形動タリ]他にぬきんでているさま。「然(しか)も心は—として無窮の天に向う偉大の人物は」〈蘆花...
てい‐そ【定礎】
建築の着工に際して礎石を据えること。建築工事を始めること。「—銘」「—式」
てい‐そ【帝祚】
帝王の位。帝位。皇祚(こうそ)。
てい‐そ【提訴】
[名](スル)裁判所などに訴え出ること。訴訟を起こすこと。「調停委員会に—する」→応訴 →反訴
てい‐そ【鼎俎】
1 かなえと、まないた。ともに料理に使う道具。 2 かなえで煮られ、まないたの上で切られること。死ぬべき運命にある...
てい‐そう【丁壮】
働き盛りの男性。壮丁。「—は奴隷となり、老弱は飢餓に迷う」〈田口・日本開化小史〉
てい‐そう【低層】
1 空の低い所。「—ゾンデ」 2 層の重なりが少なく、低いこと。特に、建物が1、2階建ての低いものであること。「—住宅」
てい‐そう【廷争】
[名](スル)朝廷で事の正否を争うこと。また、多くの臣下の前で、君主の誤りをいさめること。「面折—」「君、其非計を...
てい‐そう【貞操】
1 正しいみさお。人としての正しい道を守ること。 2 夫婦・恋人同士が相互に性的純潔を守ること。「—を守る」「—観念」
てい‐そう【逓送】
[名](スル) 1 通信や荷物などを人の手から手へ順送りにすること。順送り。「物資を—する」 2 宿場などを次々に...
ていそう‐ぎむ【貞操義務】
夫婦が相互に貞操を守る義務。これに違反した場合、離婚原因となる。
ていそう‐しつげん【低層湿原】
河川の下流域や地下水位の浅い所などに多くみられる湿原。アシ・スゲの類が生育する。枯れた植物の分解が進みにくく、泥炭...
ていそうじゅうきょ‐せんようちいき【低層住居専用地域】
低層住宅の住居環境を保護するために、都市計画法により定められた用途地域の区分の一種。第一種低層住居専用地域と第二種...
ていそう‐すい【底層水】
水深4000メートル以上の深海の海水。北極や南極周辺で冷たい表層水が沈降し、赤道方面に広がったものとされる。
ていそう‐たい【貞操帯】
女性の貞操を保たせるための、鍵(かぎ)のついた金属製の器具。中世ヨーロッパで十字軍の騎士が、長期間留守にするときな...
ていそう‐りゅう【底層流】
底層水の流れ。
てい‐そく【低速】
速度の遅いこと。「—で進む」⇔高速。
てい‐そく【定則】
一定の法則、きまり。
てい‐そく【鼎足】
[名](スル) 1 かなえのあし。 2 三方に割拠して相対すること。鼎立。鼎峙(ていじ)。「西鶴が元禄の巨人として...
ていそく‐シャッター【低速シャッター】
カメラのシャッタースピードが特に低速なこと。一般に、30分の1秒より遅いシャッタースピードをさす。ぶれのある写真に...
ていそく‐シンクロ【低速シンクロ】
《slow synchronization》⇒スローシンクロ
ていそく‐すう【定足数】
合議制の機関が議事を進め議決をするのに必要な構成員の最小限の出席者数。国会の各議院では総議員の3分の1以上など。
ていそく‐ちゅうせいし【低速中性子】
エネルギーが約100電子ボルト以下の中性子。加速器中性子源や研究用原子炉で発生させることができ、中性子の散乱や回折...
ていそくでんしせん‐かいせつ【低速電子線回折】
エネルギーが低い電子線を用いた電子線回折。電子のエネルギーが20〜200電子ボルト程度であり、物質内部に到達せず、...
ていそくど‐さつえい【低速度撮影】
⇒微速度撮影
ていそ‐じあい【提訴試合】
プロ野球で、審判の判定などに不服があり、監督が所属連盟会長に裁定を求めた試合。
てい‐ぞう【逓増】
[名](スル)数量がしだいに増えること。「売り上げが年々—する」⇔逓減。
てい‐ぞく【低俗】
[名・形動]下品で俗っぽいこと。程度が低く、趣味の悪いこと。また、そのさま。「—な番組」「—化」⇔高尚。 [派生]...
て‐いた【手板】
1 漆を塗った小さな板。文字を書いたり消したりすることができるもの。ぬりいた。 2 笏(しゃく)の異称。 3 建築...
てい‐たい【停滞】
[名](スル)1か所にとどまって動かないこと。物事が順調に進まないこと。「台風が南海上に—する」「業務が—する」
てい‐たい【堤体】
ダムや堤防の本体。
て‐いた・い【手痛い】
[形][文]ていた・し[ク]与えられた損失などが非常に大きい。また、受けた攻撃や非難などが容赦なくきびしい。「株価...
ていたいおん‐しょう【低体温症】
寒冷な環境の中で中心体温(直腸温度)がセ氏35度以下に下がると起こる症状。初期は寒さの訴えとふるえが起こるが意識は...
ていたいおん‐りょうほう【低体温療法】
体温を下げ、代謝を低下させて手術などを行う治療法。手術時の臓器や組織の障害を低減させることを目的とする。体表面を直...
ていたいじゅう‐じ【低体重児】
出生時の体重が2500グラム未満の新生児のこと。→低出生体重児
てい‐たいせき【底堆石】
氷河が移動するときに底部を削って運搬したり、クレバスから落ち込んだりした岩屑(がんせつ)。
ていたい‐ぜんせん【停滞前線】
ほとんど動きのない前線。梅雨前線や秋雨前線など。
てい‐たく【邸宅/第宅】
家。すまい。特に、構えが大きくて、りっぱな造りの家。やしき。邸第。「—を構える」「大—」
ていた‐ぐみ【手板組】
江戸時代、金品を逓送した飛脚商。金飛脚(かねびきゃく)。
ていた‐しらべ【手板調べ】
江戸時代、外国船舶が入港したとき、その貨物・旅客の明細書を奉行所に差し出させ、奉行が調べたこと。
て‐いただ・く
[連語]⇒頂(いただ)く8
てい‐たらく【体たらく/為体】
《「たらく」は、断定の助動詞「たり」のク語法》ありさま。ようす。ざま。現在では、ののしったり自嘲をこめたりして、好...
てい‐たんそ【低炭素】
⇒低炭素化
ていたんそ‐エネルギー【低炭素エネルギー】
二酸化炭素を排出しない、または排出量が非常に少ないエネルギー。風力・太陽光・波力・地熱・水力・原子力などの発電によ...
ていたんそ‐か【低炭素化】
地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの排出を、できる限り低く抑えること。低炭素。→脱炭素化 →低炭素社会
ていたんそ‐かくめい【低炭素革命】
地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの排出をできる限り低く抑えるために、化石燃料に依存した産業や社会のあり方を変革...
ていたんそ‐ぎじゅつ【低炭素技術】
社会における二酸化炭素などの排出を抑えるための技術。再生可能エネルギーの利用、高効率発電・ボイラー、燃料電池、電気...
ていたんそ‐しゃかい【低炭素社会】
地球温暖化の原因とされる二酸化炭素などの排出を、現状の産業構造やライフスタイルを変えることで低く抑えた社会。化石燃...