てん‐いち【天一】
「天一神(てんいちじん)」の略。→なかがみ(天一神)
てんいち‐じん【天一神】
⇒なかがみ(天一神)
てんいち‐たろう【天一太郎】
天一天上の最初の日。この日の天候で、その年の豊凶を占う。
てんいち‐てんじょう【天一天上】
陰陽道(おんようどう)で、天一神(なかがみ)が天に上っているという日。癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる...
てんいちぼう【天一坊】
[?〜1729]江戸中期の僧。通称、改行。源氏坊天一と名のり、徳川家の一族と称して世間を騒がせて処刑された。大岡政...
てんい‐てん【転移点】
相転移が起きる時の温度や圧力などの状態量の値。温度の場合は転移温度と呼ばれ、沸点、融点、凝固点などがある。
てんい‐ねつ【転移熱】
⇒潜熱
てんい‐むほう【天衣無縫】
[名・形動]《「霊怪録」による》 1 天人の衣服には縫い目のあとがないこと。転じて、詩や文章などに、技巧のあとが見...
てん‐いん【店員】
商店に勤務している人。
てん‐いん【点印】
俳諧の点者が、連句・発句の句帳に評点として押す印形。点者各自が独自のものを数個もち、それぞれ点数を定めて使い分けた。
てん‐いん【転院】
[名](スル)入院患者が他の病院へ移ること。「自宅近くの病院に—する」
てん‐うん【天運】
1 天から与えられた運命。自然の理法。「—に任せる」 2 天体の運行。
てんうん‐し【転運使】
中国、唐・宋代の地方官名。創設当初は物資の運輸をつかさどったが、しだいに権限を拡大し、宋代には辺防・刑獄・財政など...
てん‐え【天衣】
《連声(れんじょう)で「てんね」とも》菩薩(ぼさつ)や天人などが肩から胸に垂らしている長い布。→てんい(天衣)
てんえい【天永】
平安後期、鳥羽天皇の時の年号。1110年7月13日〜1113年7月13日。
てんえん【天延】
平安中期、円融天皇の時の年号。973年12月20日〜976年7月13日。
てん‐えん【天淵】
[名・形動]天と淵(ふち)。天地。転じて、非常にかけはなれていること。また、そのさま。「其相違—啻(ただ)ならず」...
てん‐えん【展延】
[名](スル)薄く広げのばすこと。また、広がりのびること。「金(きん)を—する」「—性」
てん‐えん【転園】
[名](スル) 1 幼児が他の保育園・幼稚園に移ること。 2 動物が他の動物園に移ること。
てんおう【天応】
奈良時代、光仁天皇・桓武天皇の時の年号。781年1月1日〜782年8月19日。
てんおう‐せい【天王星】
⇒てんのうせい(天王星)
てん‐おん【天恩】
1 天の恵み。 2 天子の恩。 3 「天恩日」の略。
てん‐おん【転音】
二語が連なって複合語をつくる際に音が変わること。また、その音。「あめ(雨)」と「かさ(傘)」とが複合して「あまがさ...
てんおん‐にち【天恩日】
暦注の一。天の恩恵で万民が福を受けるという最上吉日。天恩。
てん‐か【天下】
《「てんが」とも》 1 天が覆っている全世界。 2 一国全体。国じゅう。また、国家。「—に号令する」「—を治める」...
てん‐か【天火】
1 落雷によって起こる火災。雷火。また、自然に起こる火災。 2 「天火日(てんかにち)」の略。
てん‐か【天花/天華】
1 《天から降る花の意》雪のこと。 2 ⇒てんげ(天花)
てん‐か【点化】
心などが改まり、変化すること。
てん‐か【点火】
[名](スル) 1 火をつけること。「ストーブに—する」 2 内燃機関を始動したり、爆薬を爆発させたりする操作。
てん‐か【添加】
[名](スル)別の物を加えること。また、別の物が加わること。「防腐剤を—する」「—物」
てん‐か【甜瓜】
マクワウリの漢名。
てん‐か【転化】
[名](スル) 1 ある状態・物が別の状態・物に変化すること。「戦況が—する」 2 蔗糖(しょとう)が加水分解され...
てん‐か【転科】
[名](スル)所属する学科を途中で変えること。また、変わること。「国文科から史学科に—する」
てん‐か【転訛】
[名](スル)語の本来の発音がなまって変わること。また、その音や語。「—した語形」
てん‐か【転嫁】
[名](スル) 1 自分の罪・責任などを他になすりつけること。「失敗の責任を—する」 2 心理学で、ある対象に対す...
てんかい【天海】
[1536〜1643]江戸初期の天台宗の僧。会津の人。号、南光坊。勅諡(ちょくし)号、慈眼大師。徳川家康に重んじら...
てん‐かい【天界】
1 天上の世界。⇔地界。 2 《「てんがい」とも》「天上界2」に同じ。
てん‐かい【展開】
[名](スル) 1 広くひろげること。また、広くひろがること。「眼下に—する平野」 2 物事をくりひろげること。「...
てん‐かい【転回】
[名](スル) 1 ぐるりと回ること。また、回すこと。回転。 2 向きが変わること。また、向きを変えること。「船の...
てんかい‐ガス【展開ガス】
⇒キャリアガス
てんかい‐こうしき【展開公式】
⇒乗法公式
てんかい‐ず【展開図】
立体を平面上に展開させてできる図。多面体では多角形のつながりとして表される。
てんかい‐ずほう【展開図法】
地球を地心から円筒や円錐に投影したあと、切り開いて平面とする地図投影法。円筒図法・円錐図法がある。
てんかい‐ソフト【展開ソフト】
圧縮ソフトで容量を減らされたデータを元の状態に戻すソフトウエアのこと。解凍ソフト。伸張ソフト。
てんか‐いち【天下一】
1 この世に比べるものがないこと。日本一。三国一。「—の板前」 2 近世、「天下一」を名のることを許された鋳物工・...
てんか‐いっとう【天下一統】
天下を統一すること。
てんか‐いっぴん【天下一品】
世の中で比べるものがないほどすぐれていること。また、そのもの。「—の料理」
てんかい‐ぶ【展開部】
楽曲において、提示された主題や素材をさまざまに発展させる部分。特にソナタ形式で顕著。
てんか‐カルテル【転嫁カルテル】
消費税の導入や税率引き上げの際に、増税分を価格に上乗せすることを、業者間で取り決めること。中小零細業者などが増税分...
てん‐かく【点画】
漢字をかたちづくる点と画。