でんきでんどう‐ど【電気伝導度】
⇒電気伝導率
でんきでんどう‐りつ【電気伝導率】
導体における電流の流れやすさを表す定数。抵抗率の逆数。温度によって変化する。電気伝導度。導電率。電導率。
でんき‐とう【電気灯】
電灯の古い言い方。
でんき‐とうせき【電気透析】
イオンが含まれる溶液をイオン交換膜で挟んで電界を与え、イオンが電極に向かって移動することによって行う透析。海水の淡...
でんき‐ときん【電気鍍金】
⇒でんきめっき(電気鍍金)
でんき‐どう【電気銅】
電気精錬によって得られる高純度の銅。熱および電気の伝導率、圧延性にすぐれ、電線材や箔(はく)などに用いる。電解銅。
でんき‐どけい【電気時計】
電力で動く時計。交流電流の一定周波数を使用するもの、水晶の発振を利用するもの、電池を用いるものなどがある。
でんき‐ドリル【電気ドリル】
電動工具の一。小型モーターを動力源とするドリル。
でんき‐なまず【電気鯰】
ナマズ目デンキナマズ科の淡水魚。全長約65センチ。体色は暗灰褐色。皮下に発電器官をもち、最高約400ボルトの放電を...
でんき‐にじゅうそう【電気二重層】
ある面の両側に正負の電荷がそれぞれ等密度で連続的に分布したもの。電気双極子の正負の向きを揃えて並べた状態に等しい。...
でんきにじゅうそう‐キャパシター【電気二重層キャパシター】
電解液に浸した電極の界面に電子やイオンが並んで薄い層を形成する、電気二重層という現象を利用した蓄電池。短時間の充放...
でんきにじゅうそう‐コンデンサー【電気二重層コンデンサー】
⇒電気二重層キャパシター
でんき‐ねんせいりゅうたい【電気粘性流体】
⇒ER流体
でんきはいせん‐シャフト【電気配線シャフト】
⇒イー‐ピー‐エス(EPS)
でんき‐バス【電気バス】
蓄電池などの電力源を積載し、モーターを原動機とするバス。電気自動車の一種。架線から電力を供給されるトロリーバスとは...
でんき‐ばん【電気版】
電気鋳造によって複製した印刷用の版。精度が高いことから紙幣・切手など有価証券の印刷に用いる。電気銅版。電鋳版。
でんき‐ひこうき【電気飛行機】
⇒電動航空機
でんき‐ひずみ【電気歪み】
誘電体に電界をかけると、わずかに変形する現象。また、その変形。電歪(でんわい)。
でんき‐ひばな【電気火花】
⇒火花放電
でんき‐ひょうはく【電気漂白】
⇒電気晒(でんきさら)し
でんき‐ヒーター【電気ヒーター】
ニクロム線などの抵抗の大きい金属線に電流を流して発熱させる装置。電熱器・暖房器具などに利用。
でんき‐ピアノ【電気ピアノ】
⇒エレクトリックピアノ
でんき‐ピンセット【電気ピンセット】
生理学の実験などで使われる二種類の金属(銅と亜鉛など)をピンセット状にしたもの。イタリアのガルバーニが、これをカエ...
でんき‐ふかほう【電気孵化法】
電熱を用いて人工的に卵を孵化させる方法。
でんき‐ブラン【電気ブラン】
ブランデーを主にしたアルコール飲料の商標名。ブランデーをベースに白ワイン・キュラソー・ジンなどを加えたもの。東京浅...
でんき‐ブレーキ【電気ブレーキ】
駆動用モーターを発電機に切り換え、走行の運動エネルギーを電気エネルギーに変換して制動する方法。鉄道車両に利用。電気制動。
でんき‐ぶんかい【電気分解】
[名](スル)電解質溶液あるいは融解塩に直流電流を流し、電極面に化学変化を起こさせて、物質を分解すること。陽イオン...
でんきぶんかい‐の‐ほうそく【電気分解の法則】
⇒ファラデーの電気分解の法則
でんき‐ぶんきょく【電気分極】
⇒誘電分極
でんき‐ぶんせき【電気分析】
試料の電流・電圧・電気量・周波数などを測定することによって行う化学分析。
でんき‐へんい【電気変位】
ある誘電体に電界を加えたとき、電界のベクトルと真空の誘電率との積に、誘電体自身の分極により生じた電界のベクトルを加...
でんき‐ぼうしょく【電気防食】
水中や土中の金属構造物に電流を流して電位を操作することで、局部電池の形成を防ぎ、その腐食を防ぐこと。
でんき‐ぼくさく【電気牧柵】
牧場で用いる電気柵。電牧。→電気柵
でんき‐ぼん【電気盆】
静電誘導によって物体に帯電させる実験器具。絶縁体の柄をもつ金属板をエボナイトの盆に載せたもの。
でんき‐マイクロメーター【電気マイクロメーター】
コンパレーターの一。対象物の長さや厚みなどの寸法の変化を、静電容量・電気抵抗・電磁誘導による電気量の変化に変換し、...
でんき‐メス【電気メス】
高周波電流を利用して操作する外科用のメス。体組織に圧力を加えることなく鋭利に切り開くことができ、出血も少ない。
でんき‐めっき【電気鍍金】
電気分解によって、陽極とする金属を、陰極とする金属の表面に還元・付着させるめっき。表面が美しく、耐食性・耐磨耗性に...
でんき‐もうふ【電気毛布】
電熱線を絶縁性の耐熱物質で包み、毛布に入れたもの。
でんき‐やきん【電気冶金】
電力を利用して行う金属の精錬。電気分解を利用する電解冶金と、電気抵抗に基づく発熱作用を利用する電熱冶金がある。電気精錬。
でん‐きゅう【電球】
ガラス球に、電気を通すと発光体となる物質を封入した照明用の電気器具。白熱電球。ネオンランプや水銀灯をいうこともある。
でんきゅうがた‐けいこうとう【電球型蛍光灯】
蛍光灯を折り曲げてガラス球の中に収め、電球用のソケットに差し込んで使用できるようにしたもの。同じ明るさであれば、白...
でん‐ぎょう【伝教】
《「でんきょう」とも》仏の教えを伝えること。 「伝教大師」の略。
でん‐きょく【電極】
電界をつくったり電流を流したり電気信号を取り出したりするのに用いる部品。棒状・板状・突起状の、金属製の導体や半導体...
でんきょく‐でんい【電極電位】
電極と電解質溶液との間に生じる接触電位差。この絶対値の測定は原理的に不可能なため、基準電極という電極と組み合わせて...
でんきょく‐はんのう【電極反応】
電極と電解質溶液との界面で生じる、電気化学的な反応の総称。電極間の電圧をかけると、負の電位をもつ陰極(この場合はカ...
でんき‐ようせつ【電気溶接】
電気を熱源として行う金属の溶接。アーク溶接と抵抗溶接がある。
でんきようひん‐あんぜんほう【電気用品安全法】
電気用品の安全を確保するため、生産者・販売者の義務などを定めた法律。安全確認検査済みの製品にはPSEマークが付けら...
でんき‐ようりょう【電気容量】
⇒静電容量(せいでんようりょう)
でんき‐よく【電気浴】
浴槽に電極を装置し、人体に通電する電気療法。
でんき‐りきせん【電気力線】
電界内で、電界の方向を接線とするような曲線。その分布密度は電界の強さに比例する。