とう‐よう【糖葉】
光合成によって生じる同化産物が、単糖類または二糖類の形で細胞内に蓄積される葉。多くの単子葉植物にみられる。→澱粉葉...
とうよう‐あく【東洋亜区】
動物地理区の一。旧熱帯区に属し、ヒマラヤ以南のインド、東南アジア、南領以南の中国、琉球諸島を含む地域。オランウータ...
とうよう‐いがく【東洋医学】
1 東洋諸地域でおこり発展した医学の総称。 2 中国から伝来し、日本で発展した漢方医学。
とうようえいわじょがくいん‐だいがく【東洋英和女学院大学】
横浜市にある私立大学。明治17年(1884)創立の東洋英和女学校を源流として、平成元年(1989)に開設。
とうよう‐おり【東洋織(り)】
1 綿の太糸を用いた敷物用綿織物。 2 絹糸と綿糸との交ぜ織物。縦に二重の練り絹糸、横に綿糸を用いて模様を織り出し...
とうよう‐おんがく【東洋音楽】
日本・中国・東南アジア・インド・中央アジア・西アジアなど、東洋諸民族の間に行われる音楽の総称。
とうよう‐かんじ【当用漢字】
現代国語を書き表すために、日常使用する漢字の範囲を示すものとして、国語審議会の答申に基づき、昭和21年(1946)...
とうよう‐が【東洋画】
中国・朝鮮・日本の絵画の総称。→洋画1 →日本画
とうよう‐がい【当用買い】
さしあたって必要な分だけを買うこと。
とうよう‐がく【東洋学】
東洋の言語・文学・歴史・宗教・哲学・芸術などを研究対象とする学問の総称。18世紀以降のヨーロッパに始まる。
とうようがくえん‐だいがく【東洋学園大学】
東京都文京区などにある私立大学。平成4年(1992)の開設。平成20年(2008)に大学院を設置した。
とうようしそうじゅうろっこう【東洋思想十六講】
高須芳次郎の著作。新潮社の「思想・文芸講話叢書」の一。大正14年(1925)刊。
とうよう‐じゆうとう【東洋自由党】
明治25年(1892)大井憲太郎を中心とした自由民権運動家によって結成された政党。貧民労働者の保護や強硬外交などを...
とうよう‐じん【東洋人】
東洋の人。東洋の諸民族。
とうよう‐だいがく【東洋大学】
東京都文京区に本部がある私立大学。明治20年(1887)設立の哲学館に始まり、明治39年(1906)現名に改称。昭...
とうよう‐だんつう【東洋緞通】
イラン・インド・トルコ・中国・日本などで織られる緞通の総称。手織りによる多彩な図柄や色調に特徴がある。
とうよう‐にっき【当用日記】
さしあたっての用事を記しておく日記。
とうよう‐の‐きせき【東洋の奇跡】
1950年代半ばから1970年代前半にかけて、日本が第二次大戦後の荒廃から復興し、急速な経済成長を遂げたことをいう...
とうよう‐の‐まじょ【東洋の魔女】
昭和30年代に活躍した女子バレーボール日本代表チームの呼び名。監督は大松(だいまつ)博文。昭和39年(1964)の...
とうようのりそう【東洋の理想】
《The Ideals of the East》美術評論家・思想家の岡倉天心による英文の著作。仏教、儒教などのアジ...
とうよう‐ぶんこ【東洋文庫】
東京都文京区にある東洋学関係文献を所蔵する図書館。大正6年(1917)に岩崎久弥が購入したモリソン収集の図書をもと...
とうよ‐し【東予市】
⇒東予2
とう‐らい【当来】
必ず来るはずの世。来世。
とう‐らい【到来】
[名](スル) 1 時機や機運の来ること。「好機が—する」 2 他からの贈り物が届くこと。また、その物。「—の品」
とうらいさしはくぎ【東莱左氏博義】
中国の史書。25巻。南宋の呂祖謙(号、東莱)撰。1168年成立とされる。「春秋左氏伝」の論評的注釈書で、文官試験の...
とうらい‐さんな【唐来参和】
[1744?〜1810]江戸後期の狂歌師・戯作者。姓は加藤。別号、質草少々など。通称、和泉屋源蔵。武士の出身で、狂...
とうらい‐の‐どうし【当来の導師】
来世に出現して衆生(しゅじょう)を救うという導師。弥勒菩薩(みろくぼさつ)のこと。
とうらい‐もの【到来物】
よそからのもらい物。いただき物。
とうラウドネス‐きょくせん【等ラウドネス曲線】
《equal loudness contour》人の耳で、同じ大きさと感じる音の周波数を横軸、音圧を縦軸に取った曲...
とう‐らく【当落】
当選と落選。「—が判明する」
とう‐らく【騰落】
物価や相場などのあがりさがり。騰貴と下落。
とう‐らん【冬卵】
⇒耐久卵
とうらん‐けい【倒卵形】
卵を逆さにした形。上が太く下の方が細くなった形。
とう‐り【党利】
政党・党派の利益。「—党略」
とう‐り【桃李】
1 桃とすもも。また、桃の花とすももの花。 2 《唐の劉禹錫(りゅううしゃく)の「満城の桃李春官(しゅんかん)に属...
とう‐り【統理】
[名](スル)統一しておさめること。「五千万人を—するの時」〈中村訳・西国立志編〉
とうりくてん【唐六典】
中国、唐代の官制・法制について記した書。30巻。唐の玄宗の勅撰。李林甫(りりんぽ)らの注。738年成立。大唐六典。
とう‐りつ【倒立】
[名](スル) 1 逆立つこと。「彼の激浪—すること十丈なる岸頭に」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 足を上にして立つこと...
とうりつ‐ぞう【倒立像】
凸レンズなどを通して見られる像の上下が、物体の上下と反対になるもの。地上望遠鏡や双眼鏡では、補助レンズやプリズムを...
とうりつ‐ふりこ【倒立振(り)子】
棒の上部におもりをつけ、下部を支点として支えた振り子。下部は倒れないようにばねで支える。地震計に利用。
とうり‐てん【忉利天】
《(梵)Trāyastriṃśaの音写》六欲天の第二。須弥山(しゅみせん)の頂に位置し、閻浮提(えんぶだい)の上に...
とうり‐とうりゃく【党利党略】
自分の所属する政党の利益を第一として、そのためにめぐらす策略。「—だけでは選挙に勝てない」
桃李(とうり)もの言(い)わざれども下(した)自(おのずか)ら蹊(みち)を成(な)す
《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる...
桃李(とうり)門(もん)に満(み)つ
《「資治通鑑」から》門下生にすぐれた人物がたくさんいることをいう。
とう‐りゃく【党略】
政党・党派がみずからの利益を得るためにめぐらすはかりごと。「党利—」
とう‐りゃく【韜略】
兵法の書である「六韜(りくとう)」と「三略(さんりゃく)」のこと。 兵法。戦略。「—をも一々書き付けたれば」〈鉄腸...
とう‐りゅう【当流】
1 この流派。この流儀。 2 今はやっている流儀。当世風。「—の大尽と見えて友だち多くつれだち」〈咄・露がはなし・四〉
とう‐りゅう【逗留】
[名](スル) 1 旅先などに一定期間とどまること。滞在。「湯治場に三か月間—する」「長(なが)—」 2 その場に...
とうりゅう‐なだ【闘竜灘】
兵庫県中央南部、加東市滝野町上滝野にある名勝。加古川の中流に位置し、川床は奇岩・怪石が多く、その岩に阻まれた川の流...
とう‐りゅうもん【登竜門】
《「竜門」は中国黄河の中流にある急流で、ここをさかのぼることのできる鯉(こい)は竜になるという「後漢書」李膺(りよ...