とうけん‐ごんべえ【唐犬権兵衛】
江戸初期の町奴(まちやっこ)。幡随院長兵衛の配下。唐犬を撲殺したことからこの名がある。長兵衛を殺した水野十郎左衛門...
とう‐けんそ【湯顕祖】
[1550〜1616]中国、明代の劇作家・文学者。臨川(江西省)の人。字(あざな)は義仍(ぎじょう)。号、若士・清...
とうけん‐びたい【唐犬額】
額の毛を広く大きく抜き上げ、かどを鋭くとがらせた額。江戸初期、町奴(まちやっこ)の間に流行。唐犬権兵衛が好んだから...
とうげ【峠】
《「たむ(手向)け」の音変化。頂上で通行者が道祖神に手向けをしたことからいう》 1 山道をのぼりつめて、下りにかか...
とう‐げい【陶芸】
陶磁器を製作する技芸・工芸。
とうげ‐しば【峠芝/峠柴】
ヒカゲノカズラ科の常緑、多年生のシダ。山地の林下に生え、高さ8〜20センチ。長楕円形の葉を密につけ、葉の付け根に黄...
とう‐げつ【冬月】
1 冬の季節。冬季。 2 冬の夜の月。寒月。
とう‐げつ【当月】
1 今月。本月。 2 あることがあった、その月。
とうげつ‐ぎり【当月限】
⇒当限(とうぎり)
とうげのかなた【峠の彼方】
清水宏監督による映画の題名。大正13年(1924)公開。清水の初監督作品。出演、押本映治、東愛子、小林十九二ほか。
とうげのすみか【峠の棲家】
岡松和夫の長編小説。平成9年(1997)刊。ダムで水没する村を訪ねる老婆と孫の旅を描く。翌年、第2回木山捷平文学賞受賞。
峠(とうげ)を越(こ)・す
物事の絶頂の時が過ぎる。危ぶまれた時期を過ぎる。「暑さも—・した」
とう‐げん【凍原】
ツンドラのこと。
とう‐げん【套言】
言いふるされた言葉。きまり文句。常套語。套語。
とう‐げん【桃源】
「桃源郷」に同じ。
とう‐げん【董源】
中国、五代・宋初の画家。鍾陵(江西省)の人。字(あざな)は叔達。山水画をよくし、後世、南宗画の祖とされる。生没年未詳。
とうげん‐きょう【桃源郷】
《陶淵明「桃花源記」に描かれている桃林に囲まれた平和で豊かな別天地から》俗界を離れた別世界。仙境。理想郷。
とう‐げんしつ【糖原質】
グリコーゲンのこと。
とうげん‐ずいせん【桃源瑞仙】
[1430〜1489]室町中期の臨済宗の僧。五山文学者。近江(おうみ)の人。号は蕉雨・竹庵など。京都の相国寺に住し...
とうげん‐びょう【糖原病】
グリコーゲンが体内に異常蓄積する病気。グリコーゲンを分解する酵素が先天的に欠如しているために起こり、主に骨格筋また...
とうげん‐れい【登舷礼】
艦艇礼式の一。貴賓の送迎や遠航の軍艦、また特別の出入港に際して、乗員すべてを艦の両舷に整列させて敬意を表するもの。
とう‐こ【投壺】
太鼓の胴の形をした壺(つぼ)へ矢を投げ入れ、勝負を争う遊び。中国周代に宴会の興として始まり、奈良時代に日本に伝わっ...
とう‐こ【東胡】
中国、春秋時代以降内モンゴル東部にいた狩猟遊牧民族。匈奴(きょうど)を圧していたが、のち服属。烏丸(うがん)・鮮卑...
とう‐こ【唐鼓】
⇒堂鼓(どうこ)
とう‐こ【董狐】
中国、春秋時代の晋の史官。霊公が趙穿(ちょうせん)に攻め殺された時、正卿である趙盾(ちょうとん)が穿を討たなかった...
とう‐こ【島弧】
⇒弧状列島
とう‐こう【刀工】
刀剣の製作を職業とする人。かたなかじ。刀匠。
とう‐こう【灯光】
ともしびの光。あかり。
とう‐こう【投光】
[名](スル)光を当てること。レンズや反射鏡を用いて、光を集めて照らすこと。「事故現場を—する」
とう‐こう【投降】
[名](スル)戦うことをやめて、降参すること。「武器を捨てて—する」
とう‐こう【投稿】
[名](スル) 1 雑誌や新聞などに、公表・公開してもらうために原稿・文章を送ること。また、その原稿。投書。「短歌...
とう‐こう【東郊】
都市の東の郊外。
とう‐こう【陶工】
陶磁器の製造を職業とする人。焼き物師。
とう‐こう【登校】
[名](スル)授業を受けるために、または勤務するために学校へ行くこと。「小学生が集団で—する」⇔下校(げこう)。
とう‐こう【登降】
山道などを、のぼったり、くだったりすること。のぼりくだり。
とう‐こう【登高】
[名](スル) 1 高い山などに登ること。 2 中国で、陰暦9月9日に、厄(やく)を払うために、高い山に登って菊酒...
とう‐こう【東航】
⇒東京陸軍航空学校
とうこう【凍港】
山口誓子の第1句集。昭和7年(1932)刊行。
とうこう‐き【投光器】
光線を柱状に1本に集めて照らす装置。反射鏡とレンズを組み合わせた照明器具。
とうこう‐きょひ【登校拒否】
⇒不登校
とう‐こうけい【陶弘景】
[456〜536]中国、梁(りょう)の道士。秣陵(まつりょう)(江蘇省)の人。字(あざな)は通明。茅山(ぼうざん)...
とうこう‐しょうめい【投光照明】
投光器を用いた照明方式。建造物を浮かび上がらせたり競技場などを照らしたりするのに用いる。
とうこう‐しょく【橙黄色】
赤みがかった黄色。だいだい色。
とうこう‐せん【等高線】
地図上で、陸地の高低を正確に表現するために、標高の等しい地点を結んだ曲線。コンター。
とうこう‐だい【東工大】
「東京工業大学」の略称。
とう‐こう‐とり【東工取】
「東京工業品取引所」(現東京商品取引所)の略称。
とうこうのき【透光の樹】
高樹のぶ子の恋愛小説。25年ぶりに再会した男女の恋愛を描く。平成11年(1999)刊行。同年、第35回谷崎潤一郎賞...
とうこうひつよう【陶工必用】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山の著作。乾山自筆と伝わり、作陶方法などを記している。元文2年(1737)3月に書...
とう‐こく‐とり【東穀取】
「東京穀物商品取引所」の略称。
とう‐こつ【橈骨】
前腕の親指側にある長骨。上は上腕骨・尺骨に、下は腕骨につながる。