どくせん‐こうしょうけん【独占交渉権】
物品の売買、企業買収などの交渉で一社だけが交渉できる権利。所定の期間内は当事者以外の第三者は介入できない。
どくせん‐しほん【独占資本】
生産と市場を独占的に支配する大資本。カルテル・トラスト・コンツェルンなどの企業集中形態をとる。独占体。
どくせんしほん‐しゅぎ【独占資本主義】
独占資本・金融資本が国民経済を支配している資本主義の発展段階。19世紀末から20世紀初頭にかけて、先進資本主義諸国...
どくせん‐じぎょう【独占事業】
公衆の日常生活に不可欠な役務の提供や財政上の目的などにより、法律によって独占的な性質を付与されている事業。献血事業...
どくせん‐じょう【独擅場】
その人だけが思うままに振る舞うことができる場所・場面。ひとり舞台。 [補説]「擅」を「壇」と誤り、「ひとり舞台」の...
どくせん‐てき【独占的】
[形動]独占するさま。また、独占する傾向があるさま。「公共物の—な使用」
どく‐ぜつ【毒舌】
辛辣(しんらつ)な悪口や皮肉を言うこと。また、その悪口や皮肉。「—を吐く」「—家」
どく‐ぜり【毒芹】
セリ科の多年草。沼や小川に生え、高さ90センチにもなり、有毒。地下茎は太く、緑色で節があり、茎は中空。葉は羽状複葉...
どく‐ぜん【独善】
《「孟子」尽心上から》 1 他人に関与せず、自分の身だけを正しく修めること。 2 自分だけが正しいと考えること。ひ...
どくぜん‐しゅぎ【独善主義】
他人の利害や立場を考えず、自分だけが正しいとする考え方。
どくぜん‐てき【独善的】
[形動]他人のことはかまわず、自分だけが正しいと考えるさま。ひとりよがりであるさま。「—な態度」
どく‐そ【毒素】
生物によって作られる毒性の物質。主に高分子化合物で、動物の血中に入って有毒なもの。細菌毒・カビ毒・蛇毒・フグ毒など。
どく‐そう【毒草】
アルカロイドなど有毒な成分を含む草。トリカブト・ドクゼリなど。
どく‐そう【独走】
[名](スル) 1 ひとりで走ること。 2 他を大きく引き離して先頭を走ること。「—態勢にはいる」 3 他とは関係...
どく‐そう【独奏】
[名](スル)ひとりで楽器の演奏を行うこと。ソロ。「チェロが—するパート」→合奏
どく‐そう【独創】
[名](スル)模倣によらないで、独自の発想でつくりだすこと。また、そのもの。「絣(かすり)の意匠を—する」
どくそう‐せい【独創性】
独自の考えで物事をつくり出す能力。また、新しい物事がもつそのような性質。「—のある作品」
どくそう‐てき【独創的】
[形動]独創する能力があるさま。また、独創されたものであるさま。「—な人」「—なアイデア」
どくそう‐りょく【独創力】
独創する能力。新しいものをつくりだす才能。「—に富む」
どくソ‐せん【独ソ戦】
第二次大戦中の1941年6月、独ソ不可侵条約を破って、ドイツがソ連を攻撃して始まった戦争。ドイツ軍はモスクワまで迫...
どくソ‐ふかしんじょうやく【独ソ不可侵条約】
1939年8月、ドイツとソ連との間で結ばれた相互不可侵条約。付属の秘密議定書では東ヨーロッパにおける両国の勢力圏が...
どく‐そん【独尊】
《「天上天下唯我独尊」の略》自分ひとりが他のだれよりもすぐれて尊いとすること。
どく‐たけ【毒茸】
「どくきのこ」に同じ。《季 秋》「—のかさのうてなの溜水/誓子」
ドクター
1 博士。博士号。「—を取得する」 2 「ドクターコース」の略。 3 医師。医者。
ドクター‐イエロー
《(和)doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式セ...
ドクター‐カー
医師が乗って現場に出動する自動車。肺に酸素を送る気管内挿管、点滴、心臓の刺激装置を有する。看護師が同乗し、電話で医...
ドクター‐コース
《(和)doctor+course》大学院の博士課程。
ドクター‐ショッピング
かかる医者を次々に代えて診断を受けること。
ドクター‐ストップ
《(和)doctor+stop》 1 ボクシングで、試合中に選手が負傷し、医師が試合続行不可能と認めること。試合は...
ドクターズ‐クラーク
《(和)doctor's+clerk(事務員)》医師事務作業補助者の呼称の一。医師事務作業補助技能認定試験の合格者...
ドクターズケーブ‐ビーチ
ジャマイカ北西部の都市モンテゴベイにある海岸保養地。市街北西部に位置する。20世紀初頭にある医師が設立した私設のビ...
ドクター‐ハラスメント
《(和)doctor+harassment》診療・診察の場で、医師が患者を傷つけるような言動をとること。ドクハラ。
ドクター‐バンク
医師の就職・転職、病院などの求人の情報を提供し、斡旋をする事業。私営・公営がある。
ドクター‐ヘリ
《(和)doctor+helicopterから》救急専用の医療機器を搭載し、医師・看護師が乗り込んで患者のもとに急...
ドクター‐レター
《(和)doctor+letter》専門医が各種の治療薬の副作用の危険性を厳重に検査し、服用基準値などを詳述した緊...
どく‐だち【毒断ち】
[名](スル)病気のとき、からだに害を及ぼしたり、服薬の妨げとなったりするような飲食物をとらないこと。どくだて。「...
どく‐だみ【蕺草】
ドクダミ科の多年草。日陰の湿地に生え、高さ15〜35センチ。全体に悪臭がある。葉は広卵形。夏、淡黄色の小花を穂状に...
どく‐だん【独断】
[名](スル) 1 自分ひとりで物事を決断すること。また、その決断。「社長の—」「取引の開始を—する」 2 自分の...
どくだん‐じょう【独壇場】
《「擅」を「壇」と書き誤って生じた語》「独擅場(どくせんじょう)」に同じ。
どくだん‐せんこう【独断専行】
[名](スル)物事を独断で勝手に推し進めること。「執行部が—する」
どくだん‐てき【独断的】
[形動] 1 深く吟味しないで、ひとりよがりの判断を真理として主張するさま。「—な見解」 2 カント哲学で、認識能...
どくだん‐ろん【独断論】
1 勝手に決めた原理から結論を導くやり方。また、自分勝手な主張。 2 ある言説を、不完全な点や誤りがあるかもしれな...
どく‐ち【毒血】
病毒を含んだ血。悪血(おけつ)。
どく‐ち【独知】
1 自分だけが知っていること。 2 《conscienceの西周(にしあまね)による訳語》良心。「其正と不正とを弁...
ど‐くつ【土窟】
土中のほら穴。つちあな。〈日葡〉
どく‐つぼ【毒壺】
⇒毒瓶
どくつる‐たけ【毒鶴茸】
テングタケ科のキノコ。有毒。夏から秋にかけて広葉樹林・針葉樹林などに生える。傘は直径5〜15センチで、丸形から平ら...
どく‐づ・く【毒突く】
[動カ五(四)]相手に向かってひどい悪口を言う。ひどくののしる。「腹を立ててさんざん—・く」
どく‐とかげ【毒蜥蜴】
有鱗(ゆうりん)目ドクトカゲ科の爬虫(はちゅう)類の総称。下あごに毒腺(どくせん)をもち、毒性は強い。体長約50セ...
どく‐とく【独特/独得】
[名・形動] 1 そのものだけが特別にもっていること。また、そのさま。「—な(の)雰囲気」 2 (独得)その人だけ...