団栗(どんぐり)の背比(せいくら)べ
どれもこれも平凡で、特にすぐれて目立つものがないことのたとえ。
どんぐり‐まなこ【団栗眼】
どんぐりのように丸くてくりくりした目。また、まん丸く大きく開いた目。どんぐり目。どんぐり目玉。
ドングル
ソフトウエアの不正使用防止やコピープロテクションのために、USBポートに差し込んで用いるコネクター状の機器。また俗...
どん‐けつ
1 最下位。最後。どんじり。 2 尻(しり)をののしっていう語。
どん‐げ【鈍げ】
[形動ナリ]にぶくて気がきかないさま。おろかなさま。また、のろくさいさま。「ええ—な」〈浄・重井筒〉
どん‐こ【鈍甲】
1 カワアナゴ科の淡水魚。川・池・沼にすみ、全長約15センチ。体形はハゼ形で頭部は扁平。体色に変異が多い。本州中部...
どん‐こ【冬菇/冬子】
《中国音からという》大きくて肉厚の、かさが開ききっていない干し椎茸(しいたけ)。最上級とされる。
ドンコイ‐どおり【ドンコイ通り】
《Duong Dong Khoi》ベトナム南部の都市ホーチミンの市街中心部にある通り。サイゴン大教会からサイゴン川...
どん‐こう【鈍行】
急行に対して、普通列車・普通電車をいう語。
ドン‐コサック
16世紀以降、ドン川流域に勢力をもったコサック。狩猟や養蜂などを生業とする一方で軍事的共同体を形成。ロシアの農奴制...
ドン‐コナー
アイルランド西部、アラン諸島のイニシュマーン島にある先史時代の遺跡。島の中央に位置し、同諸島の遺跡の中ではイニシュ...
どん‐こん【鈍根】
《「どんごん」とも》生まれつき頭の働きがにぶいこと。また、そのような性質。⇔利根(りこん)。「我々—のものが…考え...
どんこん‐そう【鈍根草】
ミョウガの別名。
ドンゴロス
《dungareesから》麻袋。また、麻袋を作る目の粗い厚手の布。梱包(こんぽう)・天幕などにも用いる。
どん‐さい【鈍才】
頭の働きがにぶいこと。また、その人。
どん‐さん【呑酸】
胃液が口内に逆流すること。苦みや酸味を感じる。
どんざ
ぼろや古綿でできた綿入れの着物。
どん‐しゅう【呑舟】
舟をまるのみにすること。
呑舟(どんしゅう)の魚(うお)
《「荘子」庚桑楚から》舟をまるのみにするほどの大きな魚。転じて、大人物。大物。「雑魚を数えて—を取りのがすのである...
呑舟(どんしゅう)の魚(うお)は枝流(しりゅう)に游(およ)がず
《「列子」楊朱から》舟をまるのみするほどの大魚は小さな川にはすまない。大人物はつまらない者と交わったりはしない、ま...
どん‐しょく【貪食】
[名](スル) 1 むさぼり食うこと。たんしょく。「あるものは極度に—で」〈中島敦・悟浄出世〉 2 細胞の食作用をいう。
どんしょく‐さいぼう【貪食細胞】
⇒食細胞
とん‐じき【屯食/頓食】
1 平安・鎌倉時代、宮中や貴族の宴会のとき、庭上で下仕えの者に賜る酒食をのせた台。また、そこにのせた食物。特に、強...
どん‐じき【鈍色】
法衣(ほうえ)の一。上衣(袍(ほう))と袴(はかま)・裙(くん)と帯からなる単(ひとえ)のもの。無紋の絹で仕立て、...
どん‐じまい【どん仕舞(い)】
物事のいちばん最後。どんじり。
どん‐じゅう【鈍重】
[名・形動]動作や物事に対する反応がにぶくてのろいこと。また、そのさま。「—な足運び」 [派生]どんじゅうさ[名]
ドン‐ジョバンニ
モーツァルト作曲のオペラ。2幕。1787年初演。スペインの伝説上の人物ドン=ファンを主人公とし、序曲やアリアの「打...
どん‐じり【どん尻】
いちばん最後。どんじまい。
どん‐す【緞子】
《唐音》室町時代末、中国から伝えられたといわれる絹の紋織物。繻子(しゅす)地に同じ繻子の裏組織で文様を織り出したもの。
ドンスアン‐いちば【ドンスアン市場】
《Cho Dong Xuan》ベトナムの首都ハノイの旧市街にある市場。日常雑貨、衣料品を扱う2階建ての建物があり、...
どん・する【鈍する】
[動サ変][文]どん・す[サ変]にぶくなる。ばかになる。「貧すれば—・する」
どん‐ぜい【呑噬】
[名](スル) 1 のむことと、かむこと。「鰻鱺(うなぎ)を圧倒し山鯨を—し」〈服部誠一・東京新繁昌記〉 2 他国...
どん‐そう【嫩草】
芽ばえたばかりの若草。
どん‐そく【鈍足】
走り方がおそいこと。
どん‐ぞこ【どん底】
いちばん下の底。また、物事の最悪・最低の状態。「貧乏の—」
どんぞこ【どん底】
《原題、(ロシア)Na dne》ゴーリキーの戯曲。4幕。1902年初演。木賃宿を舞台に、社会の底辺に生きる人々の姿...
どん‐たい【鈍体】
鋭い刃や尖った先端をもたない物体の総称。法医学の用語。
ドンタク
《(オランダ)zondagから》 1 日曜日。「一六の—に五人一座で」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 休日。休業。「ヤ。...
どん‐たろう【鈍太郎】
才知のにぶい人。
どんだろう【鈍太郎】
《「どんたろう」とも》狂言。3年ぶりに帰京した鈍太郎が、妻と妾を訪ねるが入れてもらえないので当てつけに剃髪(ていは...
どん‐ちゃん
[名] 1 鉦(かね)・太鼓・三味線などの鳴り物入りで騒ぐこと。 2 戦乱などの騒ぎ。「軍がはじまるという噂じゃが...
どんちゃん‐さわぎ【どんちゃん騒ぎ】
[名](スル)太鼓・三味線などの鳴り物入りでにぎやかに遊ぶこと。また、そのような騒ぎ。「優勝を祝って—する」
どん‐ちょう【緞帳】
1 厚地の織物でつくった模様入りの布。帳(とばり)などに用いる。 2 劇場の舞台と観客席とを仕切る垂れ幕。厚地に絵...
どんちょう【曇徴】
7世紀の高句麗(こうくり)の僧。推古天皇18年(610)渡来。五経に通じ、彩色(絵画)、紙墨の製法、水力を利用した...
どんちょう‐しばい【緞帳芝居】
江戸時代から明治中ごろまで、条件付きで認可された格式の低い小劇場。また、そこで演じられた芝居。引き幕の使用を許され...
どんちょう‐やくしゃ【緞帳役者】
緞帳芝居に出演する役者。下級の役者。
どん‐つう【鈍痛】
にぶく重苦しい痛み。
どん‐つき【どん突き】
道などの行きづまった所。突き当たり。
どん‐つく
[名]《のうちわ太鼓の音から》日蓮宗。また、その信徒。 [副]太鼓の音、特に、日蓮宗で使ううちわ太鼓の音を表す語。
どんつく
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「神楽諷雲井曲毬(かぐらうたくもいのきょくまり)」。3世桜田治助作詞、5世岸...