どういつ‐がいねん【同一概念】
論理学で、言語的表現は異なるが、内包と外延ともにまったく同一である概念。例えば、内閣総理大臣と首相。
どういつ‐げんり【同一原理】
《principle of identity》論理学で、思考の原理の一。「AはAである」という形式で表される。一定...
どういつ‐し【同一視】
[名](スル) 1 本来、性質などの違うものを、同じものとみなすこと。「誤解して彼を不良仲間と—する」 2 精神分...
どういつしゅうはすう‐パススルーほうしき【同一周波数パススルー方式】
CATVで地上デジタルテレビ放送を伝送する方式の一。受信した電波を放送周波数のまま変換せずに再送信する。→周波数変...
どういつ‐せい【同一性】
1 異なる事物が、その性質から見ると区別できないこと。 2 事物が時や場所を越えてそれ自身に同じであること。自己同...
どういつせいけい‐はいぐうしゃ【同一生計配偶者】
納税者と生計を一にする配偶者で、合計所得金額が38万円(給与所得者の場合、年収103万円)以下の人(事業専従者を除...
どういつせい‐ほじけん【同一性保持権】
著作者人格権の一。著作物の内容および題号を、著作者の意に反して改変されない権利。著作権法第20条に規定される。
どういつ‐たい【同一体】
1 同一のからだ。同体。 2 形質が同一である二つ以上のもの。
どういつ‐てつ【同一轍】
《「轍」は車のわだちの意》ある物事の経過や結果が前の場合と同じであること。同じすじみち。
どういつ‐てつがく【同一哲学】
精神と物質、主観と客観などを二つの独立した実体とはみなさず、絶対的同一者の現象形態と考える立場。スピノザ・シェリン...
どういつ‐てん【同一点】
共通する点。一致点。「両者の—を探す」
どういつ‐りつ【同一律】
⇒同一原理
どういつろうどう‐どういつちんぎん【同一労働同一賃金】
性別・年齢・人種などの違いにかかわりなく、同じ質と量の労働に対しては同一賃金を支払うべきであるという原則。同一価値...
どう‐いん【同韻】
韻が同じであること。また、同じ韻。
どう‐いん【動因】
1 ある出来事を引き起こす直接の原因。動機。「食糧不足が暴動の—となる」 2 心理学で、生活体に特定の行動を起こさ...
どう‐いん【動員】
[名](スル) 1 軍隊を平時の編制から戦時の編制に切り替えること。また、そのため兵士を召集すること。「—されて戦...
どう‐いん【導引】
1 導くこと。案内すること。 2 按摩(あんま)。もみ療治。 3 道家より出た漢方の体操療法。新しい空気を体内に導...
どう‐いん【導因】
ある事態を導き出すもとになった事柄。間接的な原因。
どう‐う【堂宇】
堂の軒。堂の建物。
どうう‐どう【銅烏幢】
元旦の朝賀や即位礼のときなどに、紫宸殿(ししんでん)の南庭に、威儀を加える用具として立てた幢(はた)。高さ3丈(約...
どう‐うら【胴裏】
袷(あわせ)や綿入れの長着の裏地で、裾回(すそまわ)し以外の胴の部分。奥裏(おくうら)。
どう‐えい【道営】
北海道庁が経営すること。
どう‐おう【堂奥】
1 堂内の奥まった所。 2 学問・技芸の奥義。秘奥。「—に入(い)る」
どう‐おう【道央】
北海道中央部の地域。札幌市や岩見沢市などがある。→道東 →道南 →道北
どう‐おや【胴親/筒親】
「胴元(どうもと)」に同じ。
どう‐おん【同音】
1 同じ発音。同じ読み。 2 同じ高さの音、声。 3 声をそろえて言うこと。同時に言うこと。「異口(いく)—」「私...
どう‐おん【導音】
音楽で、半音の上行または下行によって安定感のある音を導く音。通常、長音階・短音階の第7音をさす。
どうおん‐いぎご【同音異義語】
発音が同じで意味の異なる語。「せいかく(正確)」と「せいかく(性格)」、「いし(意志)」と「いし(医師)」、「かき...
どうおん‐いじ【同音異字】
音読みが同じ別の文字。「回(かい)」「階(かい)」「海(かい)」など。また、同音異義語のこと。
どうおん‐ご【同音語】
⇒同音異義語
どう‐か【同化】
[名](スル) 1 異なる性質・態度・思想などが、感化されて同じになること。また、感化して同じにさせること。「現地...
どう‐か【同価】
価値や価格が等しいこと。等価。
どう‐か【堂下】
1 堂の下。 2 殿上(てんじょう)の間(ま)に昇殿を許されない官人。地下(じげ)。⇔堂上(どうじょう)。
どう‐か【道家】
1 中国、諸子百家の一。老子や荘子の説を奉じた学者の総称。万物生成の原理である道の思想を基礎に、無為自然による処世...
どう‐か【道歌】
道徳的な教えをわかりやすく詠み込んだ和歌。例えば、千利休の「その道に入らんと思ふ心こそ我が身ながらの師匠なりけれ」の類。
どう‐か【銅戈】
青銅製の戈(ほこ)。中国、殷(いん)・周代に出現し、朝鮮半島で独自な形が発達して銅剣・銅鉾とともに弥生時代の日本に...
どう‐か【銅貨】
銅を主原料とした貨幣。銅銭。
どう‐か【導火】
火薬を爆発させるための火。くち火。
どう‐か
[副] 1 心から丁重に頼み込む気持ちを表す。どうぞ。なにとぞ。「頼むから—見逃してくれ」 2 具体的な方法はとも...
どう‐かい【道会】
1 「道議会」の旧称。昭和22年(1947)地方自治法の制定により道議会と改められた。 2 「道議会」の略。
どうかい‐ぎいん【道会議員】
道議会議員の通称。
どうかい‐わん【洞海湾】
福岡県北九州市、八幡東・八幡西・戸畑と若松の間にある入り江。東西に細長く、もとは洞海(くきのうみ)とよばれた。湾口...
どう‐かく【同格】
1 資格・格式・地位などが同じであること。「課長職と—に扱う」 2 文法で、一つの文の中において、語あるいは文節が...
どう‐かく【洞角】
牛・水牛などの角(つの)のように、中が空洞になっている角。真角。
どう‐がけ【胴掛(け)】
《「どうかけ」とも》三味線で、演奏時に右腕がのる胴の部分にかける布製または皮製の覆い。胴当て。
どうかこうか
どうにか。なんとか。どうにかこうにか。「—食べていける」
どうか‐さよう【同化作用】
1 マグマが周囲の岩石を取り込んだり、周囲の岩石と反応したりして、組成の異なるマグマになる作用。 2 「同化3」に同じ。
どうかした
(あとに「はずみ」「拍子」などの語を伴って用いる)ひょっとした。何かちょっとした。「—拍子に痛む」
どうかして
1 そのときのぐあいで。たまたま。偶然に。「—暇ができると手伝ってくれる」 2 何とかして。「—留学したい」
どうかして◦いる
態度などが普通と違っている。変だ。「このごろ—◦いるんじゃないか」