なんきょく‐じょうやく【南極条約】
南極での領土権主張の凍結、平和利用、科学的調査の自由と国際協力などを定めた国際条約。1959年にワシントンで調印さ...
なんきょくじょうやくきょうぎこく‐かいぎ【南極条約協議国会議】
南極条約に基づいて、締約国が情報交換・利害関係の調整・各国政府への勧告の取りまとめなどを行う会議。1961年にキャ...
なんきょく‐せい【南極星】
天の南極辺りにある、竜骨座のカノープスの中国名。老人星、または南極老人ともいう。人の寿命をつかさどるとされ、この星...
なんきょく‐たいりく【南極大陸】
南極を中心に広がる大陸。ほとんどが厚い氷に覆われるが、地質構造上は南極横断山地を境界として、楯状地の東南極(インド...
なんきょく‐だいち【南極台地】
⇒南極高原
なんきょくちいきかんそく‐たい【南極地域観測隊】
南極大陸で天文・気象の観測や地質調査、動植物の生態調査などを行うために日本政府が派遣する調査隊。昭和32年(195...
なんきょく‐ちほう【南極地方】
南極大陸およびその周辺の島々の地方。南極州。
なんきょく‐てん【南極点】
地軸の南端、南緯90度の地点。1911年12月14日にノルウェーのアムンゼン隊が初めて到達。
なんきょく‐はんとう【南極半島】
南極大陸からドレーク海峡を隔てた南アメリカのホーン岬に向かって伸びる半島。米国はパーマー半島、英国はグレアムランド...
なんきょく‐ひょうしょう【南極氷床】
南極大陸の大部分を覆う氷床。面積約1400万平方キロメートル。平均の厚さは1900メートル程度。地球上でもっとも大...
なんきょくやまと‐いんせき【南極やまと隕石】
⇒やまと隕石
なんきょく‐ろうじん【南極老人】
⇒南極星 ⇒寿老人(じゅろうじん)
なん‐きん【軟禁】
[名](スル)比較的ゆるやかな監禁。家または室内にとどめておき、外部との交渉・接触を自由にさせないこと。「一室に—する」
ナンキン【南京】
中国江蘇省の省都。揚子江の南岸に位置し、水陸交通の要衝。古来、三国の呉や六朝・明・中華民国などの都として栄えた。名...
ナンキン‐ななかまど【南京七竈】
バラ科の落葉低木。山地に生え、ナナカマドより小形で、羽状複葉の小葉(しょうよう)は基部のものほど小さい。初夏、黄緑...
ナンキン‐あやつり【南京操り】
糸操りの初期のころの呼称。
ナンキン‐こくみんせいふ【南京国民政府】
1927年4月、国民党右派の蒋介石が反共クーデターによって南京に樹立した政府。広東を拠点とする国民革命政府が、北伐...
ナンキン‐シャモ
鶏の一品種。小形の愛玩用のシャモ。
ナンキン‐じゅす【南京繻子】
中国から渡来し、明治のころ西陣で改良されて織り出された繻子(しゅす)。縦に絹糸、横に綿糸を使った交ぜ織り。
ナンキン‐じけん【南京事件】
1927年、中国で北伐軍が南京を攻撃した際、列国領事館を略奪したという口実で、英国と米国の軍艦が南京を砲撃した事件...
ナンキン‐じょう【南京錠】
巾着(きんちゃく)の形をした錠前。輸入された当時、巾着錠・西洋錠と呼ばれた。
ナンキン‐じょうやく【南京条約】
1842年、アヘン戦争の結果、南京で締結された英国と清国との間の条約。広州・福州・廈門(アモイ)・寧波(ニンポー)...
ナンキン‐せいふ【南京政府】
⇒南京国民政府
ナンキン‐せん【南京銭】
⇒京銭(きんせん)
ナンキン‐だいぎゃくさつ【南京大虐殺】
日中戦争初期の昭和12年(1937)、南京を占領した日本軍による、中国軍捕虜や一般市民に対する大規模な略奪・暴行・...
ナンキン‐だま【南京玉】
陶製やガラス製の小さい玉。糸を通す穴があり、指輪や首飾り、刺繍(ししゅう)の材料などにする。ビーズ。
ナンキン‐ねずみ【南京鼠】
ハツカネズミの飼養白変種。実験用・愛玩用。
ナンキン‐はぜ【南京黄櫨】
トウダイグサ科の落葉高木。菱形の葉は長い柄で互生し、秋に紅葉する。春から夏、黄色の穂状の花が咲き、穂の上部が雄花、...
ナンキン‐ぶくろ【南京袋】
黄麻で織った袋。穀物などを入れる。
ナンキン‐まい【南京米】
東南アジアおよび中国などから輸入した外米。粒は細長く、粘質に乏しい。
ナンキン‐まち【南京町】
中華街のこと。
ナンキン‐まめ【南京豆】
落花生(らっかせい)の別名。
ナンキン‐むし【南京虫】
トコジラミの別名。
ナンキン‐りょうり【南京料理】
中国、揚子江沿いの南京を中心に発達した料理。川魚や野菜を多用する。→中国料理
なん‐ぎ【難義】
意味内容がむずかしいこと。また、その語。
なん‐ぎ【難儀】
[名・形動](スル) 1 苦しみ悩むこと。苦労すること。また、そのさま。「腰を屈めるのも—だ」「雪道を行くのに—す...
なん‐ぎ【難技】
演じるのがむずかしいわざ。高い技術が必要とされるわざ。「愁嘆場の—で、劇中最高の見せ場とされる」「トリプルアクセル...
なん‐ぎょう【難行】
きわめて苦しい修行。自力によって悟りを開く修行。⇔易行(いぎょう)。
なん‐ぎょう【難業】
むずかしい事業。困難な仕事。「—を成し遂げる」
なんぎょう‐くぎょう【難行苦行】
[名](スル)悟りを開くため、種々の苦難に耐えて修行すること。また、ひどい苦労をすること。「—してようやく完成にこ...
なんぎょう‐どう【難行道】
自力による修行をもって悟りの境地に達する方法。聖道門(しょうどうもん)。⇔易行道(いぎょうどう)。
なん‐ぎょく【軟玉】
硬度が比較的低い玉(ぎょく)の一。緑閃石(りょくせんせき)または透閃石(とうせんせき)からなり、古くから飾り石や工...
なん‐く【難句】
むずかしくわかりにくい句。理解しにくい句。また、連歌で付けにくい句。
なん‐くせ【難癖】
非難すべき点。悪いところ。
難癖(なんくせ)を付(つ)・ける
ささいな欠点を見つけて大げさにとがめる。「製品に—・ける」
なん‐くん【難訓】
漢字の読み方がむずかしいこと。また、訓読するのがむずかしいこと。
なんぐう‐じんじゃ【南宮神社】
岐阜県不破郡垂井町にある神社。主祭神は金山彦命で彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)・見野命(みののみこと)を配祀...
ナングロ‐アチェー‐ダルサラム
インドネシア、スマトラ島北西端の州であるアチェーの旧称。
なん‐ぐん【南軍】
(内戦で)国土を南北に二分して争う勢力のうち、南方の軍。特に、アメリカ南北戦争で、アメリカ連合国の軍勢のこと。
なん‐け【南家】
藤原氏四家の一。不比等(ふひと)の長男武智麻呂の子孫の系統。武智麻呂の二男仲麻呂以後衰え、主流は北家に移った。