ひかく‐さんげんそく【非核三原則】
核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずとする日本政府の基本方針。昭和43年(1968)佐藤栄作首相が国会で言明。→武...
ひかく‐しゅうきょうがく【比較宗教学】
諸宗教を比較・研究して、宗教の本質・起源・目的を解明しようとする宗教学の一分野。
ひかく‐しんりがく【比較心理学】
1 人種間、男女間、正常者と異常者、社会的階級間、個人の発達段階における行動を比較研究する心理学の一部門。 2 人...
ひかく‐しんわがく【比較神話学】
諸民族の神話を比較して、その発生・機能・伝播などを研究する学問。
ひかく‐じちたい【非核自治体】
⇒非核宣言自治体
ひかくせいさんひ‐せつ【比較生産費説】
リカードによって提唱された外国貿易および国際分業に関する基礎理論。一国における各商品の生産費の比を他国のそれと比較...
ひかくせいど‐ぶんせき【比較制度分析】
ゲーム理論に基づいて、さまざまな経済現象や政治・社会現象を統合的に分析する手法。
ひかく‐せいりがく【比較生理学】
各種の生物あるいは器官での生理機能を比較し、系統による分化・変異を研究する生理学の一分野。
ひかくせんげん‐じちたいい【非核宣言自治体】
核兵器廃絶や非核三原則の遵守を求める宣言や議会決議を行った自治体や、自らを非核地帯と宣言した自治体。非核自治体。
ひかく‐せんりゃくへいき【非核戦略兵器】
戦略核兵器以外の戦略兵器。通常の弾頭を搭載した弾道ミサイルなど。
ひかく‐そくちょうき【比較測長器】
⇒コンパレーター
ひかく‐たすう【比較多数】
⇒相対多数
ひかく‐だいいっとう【比較第一党】
その議会の過半数には達しないが、議席数をもっとも多くもつ政党。
ひかく‐ちたい【非核地帯】
特定地域内の諸国が核兵器の製造・実験・取得・保有を禁止する条約を結んだ地帯。地域外の核保有国も地域内諸国に対する核...
ひかく‐てき【比較的】
[副]他の同種のものや一般的基準とくらべてみたときに判断されるさま。わりあい。「仲間のうちでは—勉強するほうだ」「...
ひかく‐にんちかがく【比較認知科学】
認知科学の中でも特に、人間とその他の生物の認知機構の比較を通じ、心的機能の発生や進化を解明する学問分野。
ひかく‐はっせいがく【比較発生学】
異種生物の個体発生を比較研究する発生学の一分野。
ひかく‐びょうりがく【比較病理学】
各種動物の疾病について比較研究を行い、人間の疾病の解明に役立てることをめざす病理学の一分野。
ひかく‐ぶんがく【比較文学】
2国以上の文学を比較し研究する学問。文学相互の影響関係やそれぞれの特色などを実証的に調査・検討し、さらに国際的な文...
ひかく‐ぶんぽう【比較文法】
言語学の研究分野の一。同系統の二つ以上の言語の文法を比較し、それらの言語間の系統的親縁関係を考究するもの。
ひ‐かくへいきこく【非核兵器国】
核兵器を保有していない国。特に、核不拡散条約に加盟している、核兵器国(米国・ロシア・英国・フランス・中国)以外の国...
ひ‐かくへいきちたい【非核兵器地帯】
特定の地域において、その域内の国が核兵器の生産・取得・保有・配備・管理することを禁止するとともに、核兵器国(米国・...
ひかくへいきちたい‐じょうやく【非核兵器地帯条約】
複数の国が核兵器のない地域を形成するために締結する条約。トラテロルコ条約(ラテンアメリカ及びカリブにおける核兵器の...
ひかくへいわとし‐せんげん【非核平和都市宣言】
地方自治体が、世界の恒久平和の実現を願って、核兵器や大量破壊兵器の廃絶、非核三原則の遵守を求める立場を表明すること...
ひかく‐ほうがく【比較法学】
二つ以上の国家・社会における法制度を比較研究する法学の一分野。
ひかく‐めいごうせい【比較明合成】
複数の画像を合成して一つの画像にする画像処理の手法の一。二つの画像の同じ部分(ピクセル)の明るさを比較し、明るい部...
ひかくゆうい‐せつ【比較優位説】
⇒比較生産費説
ひ‐かげ【日陰/日蔭】
1 物の陰になって日光の当たらない所。「—で休む」⇔日向(ひなた)。 2 表立って活動することのできない地位や境遇...
ひ‐かげ【日影】
1 太陽の光。日ざし。「初夏の—は真直に…照渡っているので」〈荷風・つゆのあとさき〉 2 昼間の時間。日あし。「今...
ひかげ‐きせい【日影規制】
建築基準法による中高層建築物の高さの制限。近隣の日照を確保するため、一定時間以上、日影を生じさせないよう定めている...
ひかげ‐ぐさ【日陰草】
1 日陰に生える草。また、人目を忍んで生きている人のたとえ。 2 ヒカゲノカズラの別名。 3 サルオガセの別名。 ...
ひかげ‐ちょう【日陰蝶】
ジャノメチョウ科のチョウ。翅(はね)は開張5〜6センチで茶褐色、前翅に淡色の斜めのすじがあり、後ろ翅には5個の白紋...
ひかげ‐つつじ【日陰躑躅】
ツツジ科の常緑小低木。関東以西の山地の崖などに生え、葉は長楕円形で、枝先に集まって互生する。4、5月ごろ、淡黄色の...
ひかげ‐の‐いと【日陰の糸】
大嘗祭(だいじょうさい)などの神事に、冠の笄(こうがい)の左右に結んで垂らした青色または白色の組糸。
ひかげ‐の‐かずら【日陰の蔓/日陰の鬘】
1 ヒカゲノカズラ科の常緑多年生の蔓性(つるせい)のシダ。山野に生え、茎は地をはい、針状の葉がうろこ状につく。茎か...
ひかげのむら【日蔭の村】
石川達三の短編小説。昭和12年(1937)発表。貯水池計画により水底に沈む予定の村落に住む人々の悲哀を描く。
ひかげ‐もの【日陰者】
1 表立っては世に出られない身の上の人。 2 世の中に埋もれて、立身出世できない人。
ひ‐かげん【火加減】
火を使うときの火力の強さ。
ひか‐こうがい【悲歌慷慨】
[名](スル)《「史記」項羽本紀から》悲しい歌をうたい、いきどおり嘆くこと。「豪傑や君子や聖人が盛んに大言壮語—し...
ひかさ・る【引かさる】
[動ラ下二]「ひかされる」の文語形。
ひかさ・れる【引かされる】
[動ラ下一][文]ひかさ・る[ラ下二]情(じょう)などにひきつけられる。ほだされる。「子への愛に—・れる」「人情に...
ひかざんせい‐びどう【非火山性微動】
⇒深部低周波微動
ひか‐しぼう【皮下脂肪】
皮下組織の膠原線維(こうげんせんい)に多量の脂肪細胞が集まっているもの。脂肪の貯蔵場所で、熱を遮断して体温の維持に...
ひかしぼうがた‐ひまん【皮下脂肪型肥満】
内臓の周囲よりも皮下組織に脂肪が多く蓄積するタイプの肥満。女性に多い。皮下脂肪蓄積型肥満。→皮下脂肪 →内臓脂肪型肥満
ひかしぼうちくせきがた‐ひまん【皮下脂肪蓄積型肥満】
⇒皮下脂肪型肥満
ひか‐しゅっけつ【皮下出血】
打ち身などで皮下組織にある血管が切れて出血すること。血液は体外に出ず、暗色の斑状を示す。血管ないし血液の異常によっ...
ひか‐しんきんしょう【皮下真菌症】
⇒深部皮膚真菌症
ひか・す【引かす/落籍す】
[動サ五(四)]芸者・遊女などの借金を払って、自由な身にしてやる。身受けする。落籍(らくせき)する。「洲崎の女を…...
ひか‐すいそ【砒化水素】
砒素化合物に発生期状態の水素が作用して生じる無色のきわめて有毒な気体。化学式AsH3 アルシン。水素化砒素。
ひか‐すう【被加数】
加法で、加えられるほうの数。a+bのaをいう。