ひすい‐きせき【翡翠輝石】
輝石の一種。ナトリウム・アルミニウムの珪酸塩(けいさんえん)鉱物。色は白・緑・紫などで半透明。単斜晶系。低温高圧の...
ひすい‐の‐かんざし【翡翠の髪状】
カワセミの羽のようにつややかで長く美しい髪。みどりの黒髪。「—、今はつけても何かはせさせ給ふべきなれば」〈盛衰記・四四〉
ひ‐すいりょく【比推力】
ロケット燃料などの推進剤の性能を表す指標。単位重量の推進剤を使って得られる推力の力積、すなわち1キログラムの推進剤...
ひ‐すう【非数】
《not a number》⇒ナン(NaN)
ひすか・し【嚚し】
[形シク]《「ひずかし」とも》心がねじけている。また、口やかましい。「女程—・しきものはなし」〈滑・古朽木・五〉
ひすかし【嚚し】
[形動ナリ]心がねじけているさま。ひねくれているさま。「御心—に、国王の器量ましまさねば」〈浄・天智天皇〉
ひ‐すがら【終日】
朝から晩まで。一日中。ひもすがら。「春の—眼をば霞む山べにきはめつくし」〈曽丹集〉
ヒス‐そく【ヒス束】
心房と心室を結ぶ特殊な心筋線維の束。心臓の刺激伝達系の一部で、房室結節から始まり、心房と心室の境界に位置する線維組...
ヒスタミン
生体に広く分布するアミンの一種。ヒスチジンから合成され、普通は肥満細胞や好塩基球などに不活性状態で存在。外傷や毒素...
ヒスチジン
アミノ酸の一。種々のたんぱく質に含まれ、ヘモグロビンに最も多い。幼児では合成が少ないため必須アミノ酸。腐敗・分解し...
ヒスチジン‐けっしょう【ヒスチジン血症】
《histidinemia》ヒスチジンの血中濃度が上昇する遺伝性疾患。言語障害、軽度の遅鈍、成長障害を起こす。
ヒステリカル
[形動]「ヒステリック」に同じ。「—な反応が返ってくる」
ヒステリシス
1 物質の状態が、現在の条件だけでなく、過去の経路の影響を受ける現象。特に磁気ヒステリシスをさすが、固体の弾性変形...
ヒステリック
[形動]ヒステリーを起こしているさま。異常に興奮しているさま。ヒステリカル。「—な話し方」「—に反撃する」
ヒステリー
1 さまざまな感情的葛藤(かっとう)が原因となって起こる一種の神経症。実際に病気ではないのに痛みや運動・知覚の麻痺...
ひステロイドせい‐こうえんしょうやく【非ステロイド性抗炎症薬】
鎮痛・解熱・抗炎症作用をもつ、ステロイド以外の薬剤。アスピリン・インドメタシン・イブプロフェン・ジクロフェナクナト...
ひステロイドせい‐しょうえんちんつうざい【非ステロイド性消炎鎮痛剤】
⇒非ステロイド性抗炎症薬
ヒストグラム
統計で、度数分布を表した柱状グラフ。
ヒストリア‐いせき【ヒストリア遺跡】
《Cetatea Histria》ルーマニア南東部の都市コンスタンツァの北約50キロメートルにある古代都市遺跡。紀...
ヒストリック
[形動]歴史的に価値のあるさま。由緒あるさま。「—カー」「—なコレクション」
ヒストリック‐カー
歴史上の自動車で、ごく一般的には20年以上古いもの。収集、復元、保存することが一部の好事家の趣味になっている。ヒス...
ヒストリック‐キーサイド
英国イングランド南西部、デボン州の都市エクセターの一地区。古代ローマ時代に波止場が築かれた場所で、16世紀から18...
ヒストリー
1 歴史。 2 履歴。経歴。
ヒストン
細胞核中で、DNA(デオキシリボ核酸)と結合した複合体のヌクレオヒストンを形成している塩基性たんぱく質。
ヒス‐ノイズ
主に高い周波数範囲に発生する雑音。録音テープでは磁性粉の分布の不均一やヘッド摩擦などによる。
ひ‐すば・る
[動ラ五(四)]乾いてちぢむ。「—・った様な白髪頭」〈木下尚江・良人の自白〉
ヒスパニック
米国で、スペイン語を話すラテンアメリカ系市民。
ヒスパー‐ひょうが【ヒスパー氷河】
《Hispar Glacier》カラコルム山脈西部の大氷河。パキスタン北部、ギルギットバルティスターン州にあり、ヒ...
ひ‐すまし【樋洗/樋清/洗歪】
《樋箱(ひばこ)を洗う意》平安時代以降、禁中の便所の清掃などをした下級身分の女性。御厠人(みかわやうど)。
ひすらこ・し
[形ク]悪がしこい。ずるい。また、欲が深い。ひすらし。「—・き人の、出世立身したる例なし」〈浮・新永代蔵〉
ひすら・し
[形ク]「ひすらこし」に同じ。「なほ—・く、人に情(なさけ)をしらず」〈浮・永代蔵・三〉
ひ・する【比する】
[動サ変][文]ひ・す[サ変]くらべる。比較する。「例年に—・して収穫が多い」
ひ・する【秘する】
[動サ変][文]ひ・す[サ変]秘密にする。隠して人に知られないようにする。「箪笥(たんす)の奥に—・する」「すべて...
ひ‐ず【氷頭】
サケなどの頭部の軟骨。氷のように透明であるところからいう。刻んで食用とする。
ひ‐ず【秘図】
秘密の図や絵。
ひ・ず【秀づ】
[動ダ下二]《「ほ(穂)い(出)づ」の音変化》 1 穂が出る。穂を出す。「あしひきの山田作る児—・でずとも縄だに延...
ひずき‐も【鹿尾菜藻】
ヒジキの古名。
ひず・つ【泥打つ】
[動タ四]泥でよごれる。「朝露に裳の裾—・ち夕霧に衣手濡れて」〈万・三六九一〉
ひず‐なます【氷頭膾】
サケなどの頭の軟骨を薄切りにしてつくったなます。《季 秋》「—前歯応へて呉れにけり/時彦」
ヒズボラ
《神の党の意》レバノンの、親イラン、シーア派のイスラム教徒の宗教・政治・軍事組織。1982年のイスラエル軍のレバノ...
ひずみ【歪み】
1 物体に外力を加えたときに現れる形状または体積の変化。ねじれ・ゆがみ・ちぢみなど。 2 物事の進行する途中で欠陥...
ひずみ‐けい【歪み計】
物体が外力・外圧を受けたときに生じる「ひずみ」を計測する機器・装置。
ひずみ‐こうか【歪み硬化】
⇒加工硬化
ひずみ‐ど【歪み度】
⇒歪(わい)度
ひず・む【歪む】
[動マ五(四)] 1 ゆがんだ形になる。いびつになる。ゆがむ。「顔の表情が—・む」 2 テレビ・オーディオなどで歪...
ひ‐せい【批正】
[名](スル)批評して誤りを正すこと。「御—を乞う」「友人の論文を—する」
ひ‐せい【非勢】
形勢がよくないこと。多く、囲碁・将棋でいう。
ひ‐せい【秕政/粃政】
《「秕」「粃」(しいな)は、殻ばかりで中身のないもみ、うまく実らないで、しなびてしまった果実の意》悪い政治。悪政。
ひ‐せい【悲嘶】
[名](スル)馬が悲しそうにいななくこと。「征馬—し」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ひせいき‐こうむいん【非正規公務員】
臨時・非常勤職員など非正規雇用の形態で任用されている一般職の公務員。