びょう‐はん【病斑】
病虫害におかされた植物の茎・葉・果実などにできる斑紋。
びょう‐ばく【渺漠】
[ト・タル][文][形動タリ]広くて果てしのないさま。「—たる原野」
びょう‐びょう【眇眇】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 小さいさま。取るに足りないさま。「—たる小吏」 2 「渺渺(びょうびょう)」に...
びょう‐びょう【渺渺】
[ト・タル][文][形動タリ]果てしなく広いさま。遠くはるかなさま。「朝日が—たる波の彼方に昇ると船はからからと錨...
びょう‐びょう【淼淼】
[ト・タル][文][形動タリ]水面の果てしなく広がるさま。「—たる大海原」
びょう‐びょう
[副]犬の吠える声を表す語。「群がる犬の数を尽くして、—とほえ立てる声を聞いた」〈芥川・偸盗〉
びょう‐ふ【病夫】
病気の夫。また、病気の男性。
びょう‐ふ【病父】
病気の父。
びょう‐ぶ【屏風】
《風を屏(ふせ)ぐ意》室内に立てて風をさえぎったり、仕切りや装飾に用いたりする調度。長方形の木の枠に紙・絹を張った...
びょうぶ‐いわ【屏風岩】
屏風のようにある幅をもって垂直にそびえ立つ岩。
びょうぶ‐うた【屏風歌】
屏風絵の主題に合わせて詠んだ歌。屏風に貼(は)ったり描いたりした色紙形に書く。
びょうぶ‐え【屏風絵】
屏風に描かれた絵。
びょうぶ‐おさえ【屏風押(さ)え】
屏風を広げて立てるとき、倒れるのを防ぐために使用する鉛製または陶製の道具。
びょうぶ‐が‐うら【屏風ヶ浦】
千葉県北東端、銚子市南岸から旭市飯岡にかけての太平洋岸。浸食の多い海岸として知られ、海食を受けてできた高さ40〜5...
びょうぶ‐がえし【屏風返し】
「屏風倒し」に同じ。「鞍にたまらず伴之丞、—にどうと落ち」〈浄・鑓の権三〉
びょうぶ‐さん【屏風山】
青森県北西部、津軽半島西岸にある砂丘。南北約30キロメートル、東西3〜5キロメートルに広がる。西側の海岸寄りに平行...
びょうぶ‐だおし【屏風倒し】
屏風の倒れるように、あおむけに倒れること。屏風返し。「ばたりと—に倒れる」
びょう‐へい【病兵】
病気の兵士。
びょう‐へい【病弊】
物事の内部にひそむ弊害。「現代社会の—」
びょう‐へき【病癖】
病的なくせ。身についてなおらない悪いくせ。
びょう‐へん【病変】
病気による生体の変化。
びょう‐ほ【苗圃】
草木の苗を育てるための畑。《季 春》
びょう‐ほう【描法】
描写の技法。絵や文章のえがき方。
びょう‐ぼ【病母】
病気の母。
びょう‐ぼ【廟謨】
廟堂のはかりごと。朝廷の政策。
びょう‐ぼう【渺茫】
[ト・タル][文][形動タリ]遠くはるかなさま。広く果てしないさま。「夕の海は—として」〈風葉・恋ざめ〉
びょう‐ぼつ【病没/病歿】
[名](スル)病気で死ぬこと。病死。「異郷で—する」
びょう‐ま【病魔】
病気を魔物にたとえていう語。「—に冒される」
びょう‐まん【渺漫】
[ト・タル][文][形動タリ]果てしなく広がっているさま。渺渺。「暴水漲(みなぎ)り田地を浸して稲の穂を没し、—と...
びょう‐めい【病名】
病気の名。
びょう‐もく【眇目】
すがめ。または、片目。
びょう‐ゆう【病友】
1 病気にかかっている友人。 2 同じ病院で一緒に治療を受けている人。また、同じ病気にかかっている人。
びょう‐よ【病余】
病気が治ったばかりのこと。「—の静養」
びょう‐よみ【秒読み】
1 時間の経過を秒単位で読みあげること。特に、開始や終了の時刻までを秒ごとに読みあげること。 2 時間的に間近に迫...
びょう‐り【病理】
病気の原因・過程に関する理論的な根拠。
びょうり‐い【病理医】
生検や病理解剖などを行って、病気の原因・過程を診断する専門の医師。
びょうり‐かいぼう【病理解剖】
病死者の死因、病気の種類やその本態、治療効果などを解明するために行う解剖。剖検。
びょうり‐かいぼうがく【病理解剖学】
疾病に際して現れる組織・臓器の変化を解剖学的、形態学的に研究する病理学の一分野。
びょうり‐がく【病理学】
病気の種類やその本態を、主に解剖学的、組織学的に追究する医学の一分科。
びょうり‐けんさ【病理検査】
疾病の診断を行うために、患者から採取した臓器・組織・細胞などを詳しく調べること。内視鏡や手術で取り出した臓器や組織...
びょうり‐せいりがく【病理生理学】
病的な状態にある生体について、生理学の手法を用いて研究する病理学の一分野。病態生理学。
びょうりつ【苗栗】
台湾北西部にある県。山がちな地形で、稲作のほかサツマイモ・茶の栽培が盛ん。ミャオリー。
びょうり‐てき【病理的】
[形動]病理にかかわるさま。また、病気が原因であるさま。「—な解明」「—な原因」
びょう‐れき【病歴】
患者の既往症・現症・経過・検査所見・治療などの記録。カルテに記載される。