びょう‐たい【病体】
病気のからだ。病躯(びょうく)。
びょう‐たい【病態】
1 病気のぐあい。病状。容態。 2 病的な状態。
びょう‐たんい【秒単位】
秒で数えること。非常に短い時間のたとえにも用いる。「市場では—で大金が動く」
びょう‐ち【錨地】
船が錨(いかり)を下ろして停泊する所。停泊地。
びょう‐ちゅう【病中】
病気にかかっている間。
びょうちゅう‐がい【病虫害】
病原菌や害虫による作物などの被害。
びょう‐つぎて【鋲継(ぎ)手】
⇒リベット継ぎ手
びょう‐てき【病的】
[形動]肉体や精神が健全でないさま。異常なまでに程度がはなはだしいさま。「—な太り方」「—な感受性」
びょうてき‐きんし【病的近視】
何らかの原因で眼軸が伸びて、眼球が変形し、網膜や視神経などに障害が起こり、眼鏡を装用しても良好な視力が得られない病...
びょうてき‐ギャンブリング【病的ギャンブリング】
⇒病的賭博
びょうてき‐とばく【病的賭博】
貧困・家庭崩壊・個人生活の破綻など社会的に不利な状況に陥っても賭博を繰り返す精神疾患。依存症の一種。ギャンブル依存...
びょう‐とう【病棟】
病院で、病室のある建物。
びょう‐とう【杪冬】
《「杪」は、すえ、終わりの意》 1 冬の終わり。晩冬。 2 陰暦12月の異称。
びょうとう‐クラーク【病棟クラーク】
⇒医師事務作業補助者
びょう‐どう【平等】
[名・形動]かたよりや差別がなく、みな等しいこと。また、そのさま。「利益を—に分配する」「男女—」
びょう‐どう【廟堂】
1 祖先や先人の霊を祭る所。おたまや。みたまや。 2 天下の政治をつかさどるところ。朝廷。
びょうどう‐いん【平等院】
京都府宇治市にある天台宗・浄土宗系の単立寺院。山号は朝日山。藤原道長の別荘であったものを永承7年(1052)道長の...
びょうどういん‐テンプル【平等院テンプル】
《Byodo-In Temple》米国ハワイ州、オアフ島の町カネオヘ近郊にある建築物。1968年、ハワイへの日本人...
びょうどう‐かい【平等界】
仏語。すべてのものの間に差別のない世界。真如(しんにょ)の世界。→差別界(しゃべつかい)
びょうどう‐かん【平等観】
1 すべての物事に差別をつけない見方。 2 仏語。とらわれのない空の立場に立って、すべての事物が平等であることを心...
びょうどう‐けん【平等権】
すべての国民が法の下に平等に取り扱われ、人種・信条・性別・社会的身分などによって差別されない権利。→法の下の平等 ...
びょうどう‐しゅぎ【平等主義】
すべてのものは平等であるとして、差別を認めない立場。
びょうどう‐しん【平等心】
仏語。すべての人々を平等にいとおしむ慈悲の心。
びょう‐どく【病毒】
病気の原因となる毒。病気をひき起こすもの。
びょう‐なん【病難】
病気にかかること。病気の災難。
びょう‐にん【病人】
病気にかかっている人。
びょう‐は【描破】
[名](スル)すべてを描きつくすこと。「真相を—している作品」
びょう‐はく【錨泊】
[名](スル)船がいかりをおろして1か所にとどまること。碇泊(ていはく)。「湾内に—している船」
びょう‐はん【病斑】
病虫害におかされた植物の茎・葉・果実などにできる斑紋。
びょう‐ばく【渺漠】
[ト・タル][文][形動タリ]広くて果てしのないさま。「—たる原野」
びょう‐びょう【眇眇】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 小さいさま。取るに足りないさま。「—たる小吏」 2 「渺渺(びょうびょう)」に...
びょう‐びょう【渺渺】
[ト・タル][文][形動タリ]果てしなく広いさま。遠くはるかなさま。「朝日が—たる波の彼方に昇ると船はからからと錨...
びょう‐びょう【淼淼】
[ト・タル][文][形動タリ]水面の果てしなく広がるさま。「—たる大海原」
びょう‐びょう
[副]犬の吠える声を表す語。「群がる犬の数を尽くして、—とほえ立てる声を聞いた」〈芥川・偸盗〉
びょう‐ふ【病夫】
病気の夫。また、病気の男性。
びょう‐ふ【病父】
病気の父。
びょう‐ぶ【屏風】
《風を屏(ふせ)ぐ意》室内に立てて風をさえぎったり、仕切りや装飾に用いたりする調度。長方形の木の枠に紙・絹を張った...
びょうぶ‐いわ【屏風岩】
屏風のようにある幅をもって垂直にそびえ立つ岩。
びょうぶ‐うた【屏風歌】
屏風絵の主題に合わせて詠んだ歌。屏風に貼(は)ったり描いたりした色紙形に書く。
びょうぶ‐え【屏風絵】
屏風に描かれた絵。
びょうぶ‐おさえ【屏風押(さ)え】
屏風を広げて立てるとき、倒れるのを防ぐために使用する鉛製または陶製の道具。
びょうぶ‐が‐うら【屏風ヶ浦】
千葉県北東端、銚子市南岸から旭市飯岡にかけての太平洋岸。浸食の多い海岸として知られ、海食を受けてできた高さ40〜5...
びょうぶ‐がえし【屏風返し】
「屏風倒し」に同じ。「鞍にたまらず伴之丞、—にどうと落ち」〈浄・鑓の権三〉
びょうぶ‐さん【屏風山】
青森県北西部、津軽半島西岸にある砂丘。南北約30キロメートル、東西3〜5キロメートルに広がる。西側の海岸寄りに平行...
びょうぶ‐だおし【屏風倒し】
屏風の倒れるように、あおむけに倒れること。屏風返し。「ばたりと—に倒れる」
びょう‐へい【病兵】
病気の兵士。
びょう‐へい【病弊】
物事の内部にひそむ弊害。「現代社会の—」
びょう‐へき【病癖】
病的なくせ。身についてなおらない悪いくせ。
びょう‐へん【病変】
病気による生体の変化。
びょう‐ほ【苗圃】
草木の苗を育てるための畑。《季 春》