ぼくしんのごごへのぜんそうきょく【牧神の午後への前奏曲】
《原題、(フランス)Prélude à l'après-midi d'un faune》ドビュッシーの管弦楽曲。1...
ぼく‐じ【卜辞】
中国の殷代、亀甲・獣骨に刻んだうらないの文字。→甲骨文
ぼく‐じ【墨字】
墨で書いた文字。
ぼく‐じつ【卜日】
日の吉凶をうらなうこと。
ぼく‐じつ【朴実/樸実】
[名・形動]飾り気がなく律気であること。また、そのさま。「—な人となり」
ぼく‐じゅう【墨汁】
1 墨をすった汁。特に、すぐに使えるように製造した黒色の墨液。 2 イカ・タコの体内にある黒い汁。
ぼくじゅう‐のう【墨汁嚢】
イカ・タコの体内にあり、分泌される墨汁を蓄える袋。
ぼく‐じょう【卜定】
吉凶をうらない定めること。ぼくてい。「国郡を—あって、抜穂(ぬきぼ)の使ひを丹波の国へ下さる」〈太平記・二五〉
ぼく‐じょう【牧場】
牛・馬・羊などの家畜を放牧する設備をもった場所。まきば。
ぼく‐じょう【墨帖】
「法帖(ほうじょう)」に同じ。
ぼく‐じょう【墨場】
文人や書家・画家などの集まる場所。また、その仲間。
ぼくじょうのせいぼ【牧場の聖母】
《原題、(イタリア)Madonna del Prato》⇒ベルベデーレの聖母
ぼくじょうひっけい【墨場必携】
書家の便に供するために、古人の成句・詩歌などを集めて字数ごとに配列した書。市河米庵著。天保7年(1836)佐藤一斎...
ぼく‐じん【卜人】
うらないをする人。卜者。
ぼく‐じん【牧人】
「牧者」に同じ。 [補説]書名別項。→牧人
ぼくじん【牧人】
《原題The Shepherd》⇒羊飼い
ぼくじんのこよみ【牧人の暦】
《原題The Shepheardes Calender》スペンサーの詩集。1月から12月までの月の名を冠した12編...
ぼく‐すい【墨水】
《隅田川の「すみ」に「墨」の字を当てたものから》隅田川の異称。
ぼく・する【卜する】
[動サ変][文]ぼく・す[サ変] 1 うらなう。うらなって、よしあしを判断する。「朝の晴は以て夕の雨を—・す可らず...
ぼく・する【牧する】
[動サ変][文]ぼく・す[サ変] 1 家畜を飼ってふやす。「羊を—・するを以て業と為せしが」〈中村訳・西国立志編〉...
ぼく‐せいき【朴正熙】
⇒パクチョンヒ
ぼく‐せき【木石】
1 木と石。樹木と岩石。 2 情を解さないもの、人間らしい感情のないもののたとえ。 [補説]書名別項。→木石
ぼく‐せき【墨跡/墨蹟】
墨で書いたあと。筆跡。また特に、禅僧の筆跡。
ぼくせき【木石】
舟橋聖一の短編小説。昭和13年(1938)、雑誌「文学界」に発表。
ぼくせき‐かん【木石漢】
人情や男女間の情を解さない男。
ぼくせき‐ちょう【木石腸】
人情や情趣を解さない心。
ボクセル
《ボリューム(volume)+ピクセル(pixel)からの造語》三次元グラフィックスなどで、立体物の表現に用いられ...
ぼく‐せん【卜占】
うらなうこと。占卜。
ぼく‐ぜい【卜筮】
《「卜」は亀の甲、「筮」は筮竹(ぜいちく)を用いてうらなうこと》うらない。卜占。
ぼく‐そ【朴素】
[名・形動]かざりけがなく、自然のままであること。また、そのさま。素朴。「荷蘭の質実—なる画風其ものの」〈蘆花・自...
ぼく‐そう【牧草】
家畜の飼料とする草。
ぼくそう‐ひいく【牧草肥育】
肉牛を牧草だけで育てること。脂の少ない赤身の肉になる。グラスフェッド。→穀物肥育
ぼく‐たく【木鐸】
1 古代中国で、法令などを広く人民に示すときに振り鳴らした、木の舌のついている大きな鈴。 2 《「論語」八佾(はち...
ぼくたちのしっぱい【僕たちの失敗】
石川達三の小説。昭和36年(1961)「読売新聞」に連載され、昭和37年(1962)刊行。3年間という期間限定での...
ぼく‐だい【墨台】
⇒墨床(ぼくしょう)
ぼく‐ち【卜地】
土地の吉凶をうらなうこと。また、土地を選定すること。「—の注意も亦深重ならず乎」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
ぼく‐ち【牧地】
牧場のある土地。また、牧草地。
ぼく‐ち【墨池】
1 硯(すずり)の、水や墨汁をためておくくぼんだ部分。硯の海。硯海(けんかい)。硯池(けんち)。 2 墨汁を入れて...
ぼく‐ちく【牧畜】
馬・牛・羊などの家畜を飼育し繁殖させること。また、その産業。
ぼく‐ちょく【朴直/樸直】
[名・形動]かざりけがなく正直なこと。すなおで素朴なこと。また、そのさま。「—な青年」
ぼくってなに【僕って何】
三田誠広の小説。全共闘運動の時代を背景に、地方から上京した大学生の青春を描く。昭和52年(1977)発表。同年、第...
ぼく‐てい【卜定】
⇒ぼくじょう(卜定)
ぼく‐てい【墨堤】
隅田川の土手。
ぼくてい‐どおり【墨堤通り】
東京都墨田区吾妻橋から足立区千住桜木までの道路の呼び名。隅田川に沿って走る。
ぼく‐てき【牧笛】
牧童が家畜に合図するときに吹く笛。
ぼく‐てき【墨翟】
⇒墨子(ぼくし)
ぼくでん‐りゅう【卜伝流】
⇒新当流(しんとうりゅう)
ぼく‐とう【木刀】
カシ・ビワなどの木を刀の形に削った棒。多く剣術の稽古用。木太刀(きだち)。木剣。
ぼく‐とう【幞頭】
律令制で、朝服に用いたかぶり物。中国唐代に士大夫などが着用した頭巾(ずきん)を模したもの。
ぼく‐とう【濹東/墨東】
東京都墨田区の一帯。隅田川中流の東岸地域。