もく‐どう【木道】
湿地帯などに材木を組んで作った歩道。
もく‐どく【黙読】
[名](スル)声に出さずに読むこと。「脚本をひととおり—する」⇔音読。
もく‐にん【黙認】
[名](スル)暗黙のうちに認め許すこと。過失などをそのまま見逃すこと。「夜間の外出を—する」「やむを得ないこととし...
もくにん‐こうさくち【黙認耕作地】
在日米軍が接収した軍用地のうち、米軍が地主などの住民に対して一時的に使用を認めている土地。沖縄の伊江島・読谷村・嘉...
もく‐ねじ【木螺子】
胴に螺旋(らせん)の刻んである木材用の釘(くぎ)。ドライバーでねじ込む。
もく‐ねん【黙念】
[ト・タル][文][形動タリ]無言で考えにふけるさま。「—として一言も発しない」〈漱石・吾輩は猫である〉
もく‐ねん【黙然】
[ト・タル][文][形動タリ]「もくぜん(黙然)」に同じ。「しばらく—として三千代の顔を見ているうちに」〈漱石・そ...
もく‐の‐かみ【木工頭】
1 木工寮(もくりょう)の長官。こだくみのかみ。むくのかみ。 2 大工の棟梁(とうりょう)。「惣門の内で羽のきく—...
もく‐はい【木杯/木盃】
木製のさかずき。
もく‐はい【木牌】
1 木製の札。 2 木製の位牌。
もく‐はい【黙拝】
[名](スル)無言で拝礼すること。「かわるがわる—した」〈蘆花・思出の記〉
もく‐はずし【目外し】
囲碁で、碁盤の隅の3線と5線の交点。
もく‐はん【木版】
木の板に文字や絵を彫って作った印刷用の版。また、それで印刷したもの。
もくはん‐いんさつ【木版印刷】
木の板目または木口(こぐち)の面に図画・文字などを彫刻して版を作り、これにインキを塗布して紙をのせ、紙背からこすっ...
もくはん‐が【木版画】
木版で刷った絵。
もくはん‐ずり【木版刷(り)】
木版で印刷すること。また、その印刷物。
もく‐ば【木馬】
1 木で馬の形に作ったもの。子供の遊びなどに用いる。「回転—」 2 器械体操に使った用具の一。木材で馬の背形に作っ...
もく‐ひ【木皮】
木の皮。樹皮。ぼくひ。「草根—」
もく‐ひ【黙秘】
[名](スル)何も言わないでだまっていること。「当事者が—して真意がつかめない」
もくひ‐けん【黙秘権】
被告人や被疑者が取り調べや公判において、自分に不利益な供述を強要されない権利。日本国憲法で保障されている。供述拒否権。
もく‐ひつ【木筆】
1 ⇒ぼくひつ(木筆) 2 コブシの古名。〈元和本下学集〉
もく‐ひょう【目標】
1 そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。「島を—にして東へ進む」 2 射撃・攻撃などの...
もくひょう‐ふっきゅうじかん【目標復旧時間】
⇒アール‐ティー‐オー(RTO)
もくひょう‐ふっきゅうすいじゅん【目標復旧水準】
⇒アール‐エル‐オー(RLO)
もくひょう‐ふっきゅうレベル【目標復旧レベル】
⇒アール‐エル‐オー(RLO)
もく‐ひろい【もく拾い】
投げ捨てられたタバコの吸い殻を拾い集めること。
もく‐ふよう【木芙蓉】
フヨウの別名。
もく‐ぶ【木部】
1 木でできている部分。 2 植物の維管束のうち、道管・仮道管・木部柔組織・木部繊維などから構成される組織。水や養...
もくぶ‐せんい【木部繊維】
植物の木部の構成要素の一。細胞壁が木質化し厚く、細長くて両端のとがった細胞。また、その集まり。多く含まれていると非...
もく‐へん【木片】
木のきれはし。木ぎれ。
もくほ【木浦】
⇒モクポ
もく‐ほどう【木舗道】
木煉瓦(もくれんが)を敷きつめた道路。
もく‐ほん【木本】
樹木のこと。木部の発達が著しく、その細胞壁が木化して強固になり、地上茎が多年にわたって生存しつづける植物。高木と低...
もくぼ‐じ【木母寺】
東京都墨田区にある天台宗の寺。山号は、梅柳山。謡曲「隅田川」などで有名な梅若丸が病没した地に、その冥福を祈って、貞...
モクポ【木浦】
大韓民国南西部、全羅南道の港湾都市。もと、水軍の要港の木浦鎮。交通の要地にあり、農水産物の集散地。綿実油を産する。...
モクマナマナ‐とう【モクマナマナ島】
《Mokumanamana》⇒ネッカー島
もく‐みつ【木密】
「木造住宅密集地域」の略。木密地域。
もくみつ‐ちいき【木密地域】
「木造住宅密集地域」の略。
もく‐め【木目】
木材の断面に、年輪の配列などによってつくられる模様。正目・板目など。木理。きめ。
もくめ‐がね【木目金/杢目金】
金・銀・赤銅など色の違う金属を重ね合わせて鍛え、木目状の模様を打ち出す技法。また、それによる製品。江戸初期に刀の鍔...
もくめ‐しぼり【木目絞(り)】
木目を表した絞り染め。
もくめ‐ぬり【木目塗(り)】
漆工芸の技法の一。黒漆を塗り、その上に朱漆で木目を描いたもの。また、木地に木目を錐(きり)先で彫り、その上に漆を塗...
もく‐もう【木毛】
木材を糸状に削ったもの。果物や陶磁器などを梱包する際に使用。もくも。
もく‐もく【黙黙】
[ト・タル][文][形動タリ]だまって一つの事をしつづけるさま。「—と筆を走らせる」
もく‐もく
[副](スル) 1 煙・雲などが次から次へとわき出るさま。「—(と)煙が立ちのぼる」 2 一部分が盛り上がったり、...
もくもん‐の‐じってつ【木門の十哲】
木下順庵門下の10人の弟子。新井白石・室鳩巣(むろきゅうそう)・雨森芳洲(あめのもりほうしゅう)・祇園南海(ぎおん...
もく‐やく【黙約】
当事者の間で暗黙のうちに取り決めた約束。「事前の—が存在する」
もく‐よう【木曜】
週の第5日。水曜の次の日。木曜日。
もくよう‐かい【木葉会】
東京大学工学部建築学科卒業生の同窓会。
もくよう‐クラブ【木曜クラブ】
自由民主党にあった派閥の一。田中派。七日会の解散後、ほぼ同じメンバーで昭和55年(1980)に発足した。昭和62年...