もどり【戻り】
1 もとへもどること。もとの状態にかえること。 2 もとの場所へ帰ること。帰り。また、帰り道。「—はバスにする」 ...
もどり‐あし【戻り足】
1 帰路の足。帰路。 2 下げてきた相場が上昇に転じる動き。
もどり‐うま【戻り馬】
荷物や客を運びおわった帰りの馬。
もどり‐うらがき【戻り裏書】
引受人・振出人・裏書人など、すでに手形・小切手上の債務を負っている者に対してなされる裏書。逆裏書。
もどり‐うり【戻り売り】
相場が戻り足に転じたときに売ること。
もどり‐えき【戻り益】
金融機関が積み立てた貸倒引当金が、その後融資先企業の業績が回復するなどして不要となり、利益に計上されること。
もどり‐かご【戻り駕籠】
客を乗せて送ったあとの、帰りの駕籠。 [補説]曲名別項。→戻駕(もどりかご)
もどりかご【戻駕】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「戻駕色相肩(もどりかごいろにあいかた)」。初世桜田治助作詞、初世鳥羽屋里長...
もどり‐がけ【戻り掛け】
まさに戻ろうとするとき。また、帰る途中。帰り掛け。「—に声をかけられる」
もどり‐がつお【戻り鰹】
春から夏にかけて黒潮に乗って日本近海を北上したのち、秋になって東北・北海道沖から南下してくるカツオ。脂がのって美味...
もどりがわしんじゅう【戻り川心中】
連城三紀彦の短編小説、および同作を表題作とする小説集。昭和55年(1980)「小説現代」誌4月号に掲載。大正時代の...
もどり‐ぐるま【戻り車】
客を乗せて送ったあとの、帰りの車。
もどり‐コン【戻りコン】
「戻りコンクリート」の略。
もどり‐コンクリート【戻りコンクリート】
工事現場でミキサー車から荷下ろしされず、工場に返品された生コンクリート。通常、再利用されることなく、産業廃棄物とし...
もどり‐たかね【戻り高値】
下落していた株式や為替などが、反発してからつけた最高値。⇔戻り安値。
もどり‐ち【戻り値】
《return value》コンピューターのプログラムにおいて、関数やサブルーチンによる処理の後に返す計算結果など...
もどり‐づゆ【戻り梅雨】
梅雨が明けたあとに、再び梅雨のような状態に戻ること。返り梅雨。《季 夏》
もどり‐てがた【戻り手形】
手形の遡求(そきゅう)のために、遡求権者が遡求義務者を支払人として一覧払いで振り出す為替手形。逆手形。
もどり‐はんそう【戻り搬送】
周産期母子医療センターなど高度な設備が整った高次医療機関に受け入れられた妊婦や新生児の状態が改善した際に、搬送元ま...
もどりばし【戻橋】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「戻橋恋の角文字(つのもじ)」。新古演劇十種の一。河竹黙阿弥作詞、6世岸沢式...
もどり‐ぶね【戻り船/戻り舟】
荷物や客を運んだあとの、帰りの船。帰り船。
もどり‐みち【戻り道】
帰り道。帰路。
もどり‐やすね【戻り安値】
上昇していた株式や為替などが、反落してからつけた最安値。⇔戻り高値。