モンスーン‐トラフ
南北に季節移動する熱帯収束帯。数週間から数か月にわたって停滞し、インドや東南アジアなどでモンスーンをもたらす。
もん‐せい【門生】
門下生。門弟。門人。
もん‐せき【問責】
[名](スル)問いただすこと。責任を問うこと。「担当者を—する」
もんせき‐けつぎ【問責決議】
国や地方自治体の議会において、首長など特定の地位にある者について、その責任を問う旨を意思表示した議決。国においては...
モンセラット
⇒モンセラート
モンセラット‐しゅうどういん【モンセラット修道院】
《Monestir de Montserrat》⇒モンセラート修道院
モントセラット‐とう【モントセラット島】
《Montserrat》西インド諸島東部、小アンティル諸島北部にある英国の海外領土の島。アンティグアバーブーダの南...
モンセラーテ‐の‐おか【モンセラーテの丘】
《Cerro de Monserrate》コロンビアの首都ボゴタにある丘。旧市街の北東に位置し、ケーブルカーで結ば...
モンセラート
スペイン北東部、カタルーニャ州の都市バルセロナの近郊にある山。標高1236メートル。古くからカタルーニャ地方におけ...
モンセラート‐しゅうどういん【モンセラート修道院】
《Monestir de Montserrat》スペイン北東部、バルセロナ近郊の山、モンセラートにあるベネディクト...
もん‐せん【門扇】
門のとびら。門扉(もんぴ)。
もん‐ぜき【門跡】
1 一宗門の本山。また、そこに住み、その法系を嗣(つ)いでいる僧。 2 平安時代以後、皇族・貴族などが出家して居住...
もん‐ぜき【門籍】
内裏の諸門の通行を許可されている官人の名を書きしるした名簿。
もん‐ぜつ【悶絶】
[名](スル)苦しみもだえて気絶すること。「あまりの苦痛に—する」
もんぜつ‐びゃくじ【悶絶躃地】
苦しみもだえてころげまわること。「王、此を聞きて—して」〈今昔・一・五〉
もんぜん【文選】
中国の詩文集。梁の昭明太子(蕭統(しょうとう))の編。6世紀前半に成立。周代から梁まで約千年間の代表的文学作品76...
もん‐ぜん【門前】
門の前。門のあたり。
もん‐ぜん【問禅】
1 禅寺で、住持の説法に際し、聴衆の中から質問する僧が出て住持と問答をすること。また、その役目の僧。 2 「参禅」...
門前(もんぜん)市(いち)を成(な)す
門前に人や車馬が群がり集まる。権力や名声を慕い、出入りする者が多いたとえ。
門前(もんぜん)雀羅(じゃくら)を張(は)る
《白居易「寓意」から》訪れる人がなくて、門の前には雀(すずめ)が群れ遊び、網を張って捕らえられるほどである。訪問す...
もんぜん‐ち【門前地】
寺の門前の地所。江戸時代、名目上寺院の境内であるが、ここに商家を建てさせて、その収入を寺院の費用に充てた。
門前(もんぜん)の小僧(こぞう)習(なら)わぬ経(きょう)を読(よ)む
ふだん見聞きしていると、いつのまにかそれを学び知ってしまう。環境が人に与える影響の大きいことのたとえ。
もんぜん‐ばらい【門前払い】
1 来訪者に面会せずに、帰らせること。「—を食う」 2 江戸時代の追放刑の中で最も軽いもので、奉行所の門前から追い...
もんぜん‐まち【門前町】
中世以降、有力な社寺の門前を中心に発達した町。神社の場合は鳥居前町ともいう。善光寺の長野、伊勢神宮の宇治山田など。...
もんぜん‐よみ【文選読み】
漢文訓読における読み方の一。同一の漢字・漢語をまず音読し、さらに重ねて訓読する方法。「細細腰支」を「さいさいとほそ...
もん‐そ【門訴】
近世、多くの者が連れ立ち、領主・地頭・代官の門前に押しかけ、訴えたこと。
もん‐ぞ【文書】
《「もんそ」とも》「もんじょ(文書)」に同じ。「—といふ物見給へつきぬれば」〈宇津保・蔵開上〉
もん‐ぞう【文章】
「ぶんしょう(文章)」に同じ。〈和英語林集成〉
モンゾニ‐がん【モンゾニ岩】
《monzonite》深成岩の一。斜長石とカリ長石とをほぼ等量含み、黒雲母(くろうんも)・角閃石(かくせんせき)・...
モンタギュー
[1930〜1971]米国の数学者・論理学者。記号論理学を自然言語の意味論へ応用、モンタギュー文法を構築して形式意...
モンタギュー‐とりで【モンタギュー砦】
《Fort Montagu》西インド諸島北部、バハマの首都ナッソーにある砦。ナッソー港の東端、市街東部の岬に位置す...
モンタギュー‐ようさい【モンタギュー要塞】
《Fort Montagu》⇒モンタギュー砦
モンタザ‐きゅうでん【モンタザ宮殿】
《Montaza Palace》エジプト北部の港湾都市アレクサンドリアにある宮殿。市街東部、地中海を見下ろす高台に...
モンタナ
米国北西部の州。州都ヘレナ。西部はロッキー山脈が走り、グレーシャー国立公園がある。観光地が多い。鉱業が発達。→アメ...
モンタニュ‐ビューラン
⇒ビューラン山
モンタヌス‐は【モンタヌス派】
《Montanism》キリスト教の一派。2世紀中ごろ、小アジア、フリギアのモンタヌスが創唱。聖霊降下と世界の終末を...
モンタフォン
オーストリア、フォアアールベルク州の谷。州都ブレゲンツの南南東約45キロメートルに位置する。中心となる町はシュルン...
モンタルチーノ
イタリア中部、トスカーナ州の町。中世にシエナ共和国の要所として発展。旧市街中心部のポポロ広場に面する市庁舎、サンテ...
モンタン
[1921〜1991]フランスの歌手・映画俳優。イタリア生まれ。シャンソン「枯葉」「モンパリ」などで名声を博す一方...
モンタンベール
フランス南東部、アルプス山脈西部にある展望地。標高差約900メートルを登る登山鉄道が、モンブラン北麓の町シャモニー...
モンタージュ
[名](スル)《構成、組み立ての意》 1 映画で、多数のカットを組み合わせてつなぎ、一つの作品にまとめる手法。映画...
モンタージュ‐しゃしん【モンタージュ写真】
何枚かの写真から一部分ずつを取って一つに合成した写真。特に、犯罪の目撃者などの証言から、犯人の顔形・目鼻立ちなどに...
モンターレ
[1896〜1981]イタリアの詩人。エルメティズモの代表者の一人で、戦後イタリア詩の中心的詩人として活躍。批評も...
モンターレ‐の‐とう【モンターレの塔】
《Montale》イタリア半島北東部の独立国家サンマリノ共和国、ティターノ山の尾根の頂にある塔。城壁に囲まれた旧市...
もん‐だい【問題】
1 解答を求める問い。試験などの問い。「数学の—を解く」「入試—」 2 批判・論争・研究などの対象となる事柄。解決...
もんだい‐いしき【問題意識】
ある事態などに対し、その重要性を見抜いて、主体的にかかわり合おうとする心の持ち方。また、その内容。「—に欠ける」
もんだい‐か【問題化】
[名](スル)批判や論議の対象とすること。また、なること。「環境汚染が—する」
もんだいかいけつがた‐さいばんしょ【問題解決型裁判所】
薬物依存・家庭内暴力などの心理的・社会的問題や精神疾患を抱えた被告人に対して、通常の刑事司法手続きではなく、専門家...
もんだいかいけつがた‐しほう【問題解決型司法】
⇒治療的司法
もんだい‐がい【問題外】
[名・形動]問題として取り上げる価値がないこと。問題にならないこと。また、そのさま。「彼は代表としては—の人物だ」