やりたい‐ほうだい【遣りたい放題】
[名・形動]⇒したい放題
やり‐たなご【槍鱮】
コイ科の淡水魚。全長約10センチ。体高がやや高く、側扁し、口ひげは長い。体色は青みがかった銀白色。産卵期の雄は、え...
やり‐だし【遣り出し】
船のへさきから前方へ斜めに突き出した帆柱。
やり‐だ・す【遣り出す】
[動サ五(四)] 1 しはじめる。しだす。「試験勉強を—・す」 2 牛車(ぎっしゃ)などを出して進ませる。「車—・...
やり‐だま【槍玉】
槍を手玉のように自由自在に扱うこと。また、人を槍の穂で突き刺すこと。
槍玉(やりだま)に挙(あ)・げる
1 槍で突き刺す。 2 非難・攻撃の目標にして責める。「委員長を—・げる」
やりっ‐ぱ【遣りっぱ】
遣りっ放しの略。
やりっ‐ぱなし【遣りっ放し】
[名・形動]《「やりばなし」の音変化》物事をしかけたままで、あとの始末をせずに捨てておくこと。また、そのさま。「仕...
やりつ【耶律】
契丹(きったん)族の姓の一。
やりつ‐あぼき【耶律阿保機】
[872〜926]中国、遼(りょう)の初代皇帝。在位916〜926。廟号(びょうごう)は太祖。唐末の907年、契丹...
やり‐つかい【槍使い】
槍を巧みに使うこと。また、その人。
やり‐つく・す【遣り尽(く)す】
[動サ五(四)]残らずやってしまう。「やるべきことは—・した」
やり‐つ・ける【遣り付ける】
[動カ下一][文]やりつ・く[カ下二] 1 いつもするのに慣れている。しなれている。「病人の世話は—・けている」 ...
やりつ‐そざい【耶律楚材】
[1190〜1244]モンゴル帝国初期の功臣。字(あざな)は晋卿(しんけい)。諡(おくりな)は文正。契丹族に属し、...
やりつ‐たいせき【耶律大石】
[?〜1143]カラキタイ(西遼)の初代皇帝。在位1132〜1143。字(あざな)は重徳。廟号(びょうごう)は徳宗...
やり‐て【遣り手】
1 物事をする人。物事を行う人。「危険な仕事なので—がない」 2 物を与える人。物をくれる人。「—がいても、もらい...
やりてばあ【やり手婆】
《原題、(オランダ)De koppelaarster》⇒取り持ち女
やりて‐ばば【遣り手婆】
「遣り手4」に同じ。
やり‐とお・す【遣り通す】
[動サ五(四)]最後までやる。「始めたからには—・す覚悟だ」
やり‐と・げる【遣り遂げる】
[動ガ下一][文]やりと・ぐ[ガ下二]最後までやりとおす。やりぬく。「難行(なんぎょう)苦行を—・げる」
やり‐とり【遣り取り】
[名](スル) 1 物をとりかわすこと。交換。「見合写真を—する」 2 杯をかわすこと。「杯を—する」 3 言葉の...
やりとりがた‐こうげき【遣り取り型攻撃】
標的型メールによるサイバー攻撃の一種。攻撃対象と何度か電子メールのやり取りをして信用を得た上で、コンピューターウイ...
やりとりがた‐メールこうげき【遣り取り型メール攻撃】
⇒やり取り型攻撃
やり‐ど【遣り戸】
「引き戸」に同じ。
やり‐どく【遣り得】
それをしたほうが得であること。人の迷惑になることや法に触れることを、自分の楽しみや儲(もう)けを優先して厚かましく...
やりど‐ぐち【遣り戸口】
遣り戸のある出入り口。
やり‐なおし【遣り直し】
やり直すこと。「—のきかない仕事」
やり‐なお・す【遣り直す】
[動サ五(四)]改めて初めからする。「人生を—・す」「計算を—・す」
やり‐なげ【槍投げ】
陸上競技で、投擲(とうてき)種目の一。助走して、半径8メートルの円弧の踏み切り線の後方から槍を投げてその到達点まで...
やり‐にく・い【遣り難い】
[形]物事を行うのに困難を覚えるさま。うまく事を運ぶのがむずかしい。やりづらい。「段取りが悪くて作業が—・い」 [...
やり‐ぬ・く【遣り抜く】
[動カ五(四)]最後までやりとおす。「どこまでも—・く覚悟」
やり‐の・ける【遣り退ける】
[動カ下一][文]やりの・く[カ下二] 1 巧みにやりとげる。やってのける。「もののみごとに—・ける」 2 車など...
やりのごんざかさねかたびら【鑓の権三重帷子】
浄瑠璃。世話物。2巻。近松門左衛門作。享保2年(1717)大坂竹本座初演。茶道師匠浅香市之進の妻おさいと鑓の名手笹...
やり‐は【遣り端】
物事を取り扱う方法。処置のしかた。「此金の—に困って」〈露伴・いさなとり〉
やり‐はご【遣り羽子】
「追い羽根」に同じ。《季 新年》「—は正月めきし景色なり」〈浄・五枚羽子板〉
やり‐ばなし【遣り放し】
[名・形動]《「やりはなし」とも》「やりっぱなし」に同じ。「さも気のなさそうな、—な風を装うて」〈二葉亭訳・あひゞき〉
やり‐ば【遣り場】
やるべき場所。持っていく所。「目の—に困る」「不平不満の—がない」
やり‐ば【遣羽】
矢羽のうち、矢をつがえたときに垂直に下方に向く羽。四立(よつだて)の矢にだけあるもの。
やり‐ばしご【槍梯子】
忍びの道具で、石垣・屋根などにかけて乗り越えるためのもの。たたみばしごの類。
やり‐ばね【遣り羽根】
「追い羽根」に同じ。《季 新年》「—や海原かくすさうび垣/誓子」
槍(やり)一筋(ひとすじ)の主(ぬし)
従者に槍を1本持たせて歩く、それ相応の身分の武士。
やり‐ぶぎょう【槍奉行】
1 武家時代、槍を持つ一隊を率いる人。長柄(ながえ)奉行。 2 江戸幕府の職名。老中の支配に属し、長柄同心および八...
やり‐ぶすま【槍衾】
大勢が槍をすきまなくそろえ並べること。また、その状態。
やり‐みず【遣り水】
1 水を庭の植え込みや盆栽などに与えること。みずやり。 2 寝殿造りの庭園などで、外から水を引き入れてつくった流れ。
やり‐もち【槍持(ち)】
武士が外出するとき、その槍を持って従った者。
やり‐よう【遣り様】
物事をする方法・手段。しよう。「いくらでも—がある」
やり‐よ・す【遣り寄す】
[動サ下二]車などを進めて近寄らせる。「白きしもとなど見付けたるに、近く—・するほど」〈枕・一六〇〉
やりをもつへいしのしょうぞう【槍を持つ兵士の肖像】
《原題、(イタリア)Alabardiere》ポントルモの絵画。板に油彩。のちにカンバスに移行。縦92センチ、横72...