ゆうふ‐かん【有夫姦】
夫のある女性が姦通すること。
ゆう‐ふく【有福】
[名・形動]富み栄えること。また、そのさま。裕福。「—な生計(くらし)をしている事と」〈漱石・門〉
ゆう‐ふく【裕福】
[名・形動]財産や収入がゆたかで生活に余裕があること。また、そのさま。富裕。「—な家庭」「—に暮らす」 [派生]ゆ...
ゆうふつ‐へいや【勇払平野】
北海道南西部にある平野。泥炭地の沖積平野で太平洋に面する。中心は苫小牧市で、総合開発によって工業地帯になっている。...
ゆう‐ふん【勇奮】
[名](スル)いさましく奮い立つこと。「敵に向うときは即ち—して」〈田口卯吉・日本開化小史〉
ゆう‐ふん【憂憤】
うれえ、いきどおること。
ゆう‐ぶ【勇武】
勇気があって強いこと。勇ましくて、武術にすぐれていること。「—絶倫、猛獣を物ともせざる勇敢の気象が」〈魯庵・社会百面相〉
ゆう‐ぶ【雄武】
雄々しく強いこと。勇武。
ゆう‐ぶつ【尤物】
1 同類の中で、特にすぐれたもの。 2 美しい女性。美女。美人。「十六七の島田の—を」〈魯庵・社会百面相〉
ゆう‐ぶん【右文】
学問・文学を重んじ尊ぶこと。
ゆうぶん‐さぶ【右文左武】
文と武をともに重んじ尊ぶこと。文武両方を兼ね備えること。左文右武。
ゆう‐べ【夕べ】
《「夕(ゆう)方(へ)」の意。古くは「ゆうへ」》 1 日の暮れるころ。夕方。「秋の—」⇔朝(あした)。 2 何かの...
ゆう‐へい【勇兵】
いさましい兵。
ゆう‐へい【幽閉】
[名](スル)ある場所に閉じこめて外に出さないこと。「地下牢に—する」
ゆう‐へん【雄編/雄篇】
力のこもったすぐれた著作。堂々たる大作。「戦争文学の—」
ゆうべつ‐がわ【湧別川】
北海道北東部を流れる川。北見山地の天狗岳(標高1553メートル)に源を発し、湧別町でオホーツク海に注ぐ。長さ87キ...
ゆうべのくも【夕べの雲】
庄野潤三による小説。昭和40年(1965)刊。丘の上の家で暮らす5人家族の日常を情緒豊かに描く。第17回読売文学賞受賞。
夕(ゆう)べの陽(ひ)に子孫(しそん)を愛(あい)す
《白居易「秦中吟」不致仕から》老年になって、子や孫をかわいがる。
ゆう‐べん【雄弁/雄辯】
[名・形動]説得力をもって力強く話すこと。また、そのさま。「—な政治家」
雄弁(ゆうべん)に物語(ものがた)・る
ある状況や気持ちなどを、はっきりと示す。雄弁に語る。「現実が—・っている」
雄弁(ゆうべん)は銀(ぎん)沈黙(ちんもく)は金(きん)
《Speech is silver, silence is golden.》雄弁は大事だが、沈黙すべきときを心得て...
ゆう‐ほ【遊歩】
[名](スル)ぶらぶらと歩くこと。そぞろ歩き。散歩。「園庭を—するに当り」〈竜渓・経国美談〉
ゆう‐ほう【友邦】
互いに親しい関係にある国。
ゆう‐ほう【友朋】
友人。ともだち。朋友。
ゆう‐ほう【雄峰】
雄大な山。「—モンブラン」
ゆう‐ほう【有報】
「有価証券報告書」の略。
ゆうほ‐じょう【遊歩場】
散歩や遊びのために設けられた場所。
ゆうほ‐どう【遊歩道】
散歩のためにつくられた道。プロムナード。
ゆう‐ぼう【有望】
[名・形動]将来に望みのあること。よくなる見込みのあること。また、そのさま。「前途—な青年」「—株」 [派生]ゆう...
ゆう‐ぼく【遊牧】
[名](スル)1か所に定住しないで、牛や羊などの家畜とともに水や牧草を求めて、移動しながら牧畜を行うこと。「裾野の...
ゆうぼく‐みんぞく【遊牧民族】
遊牧して生活する民族。中央アジア・西アジア・アフリカなどの砂漠や草原に分布。
ゆう‐まい【雄邁】
[名・形動]気性が雄々しくすぐれていること。また、そのさま。「—な精神」「彼(か)の—にして輭優(せんゆう)を兼ね...
ゆう‐まがき【夕籬】
夕方のまがき。夕方の娼家(しょうか)の店先。
ゆう‐まぐれ【夕間暮れ】
《「まぐれ」は「目(ま)暗(ぐれ)」の意。「間暮」は当て字》夕方の薄暗いこと。また、その時分。ゆうぐれ。
ゆう‐まどい【夕惑ひ】
夕方から眠たがること。宵惑い。「おとどは—し給ひて臥(ふ)し給ひぬ」〈落窪・二〉
ゆう‐みょう【勇猛】
[名・形動ナリ]「ゆうもう(勇猛)」に同じ。「文覚(もんがく)無上の願を起こして—の行を企つ」〈平家・五〉
ゆう‐みょう【幽妙】
[名・形動]奥深くすぐれていること。また、そのさま。玄妙。「—な調べ」
ゆう‐みり【柳美里】
[1968〜 ]小説家・劇作家。神奈川の生まれ。在日韓国人二世。劇団東京キッドブラザースに入団。女優・演出助手を務...
ゆう‐みん【遊民】
職につかず遊び暮らしている人。「—坐食の徒であった」〈荷風・見果てぬ夢〉
ゆう‐む【有無】
⇒うむ(有無)
ゆう‐めい【有名】
[名・形動] 1 名を有すること。 2 世間に名が知られていること。また、そのさま。「—な俳優」「風光明媚で—な地...
ゆう‐めい【勇名】
勇気があるという評判。「天下に—をはせる」「—をとどろかす」
ゆう‐めい【幽明】
1 暗いことと明るいこと。 2 死後の世界と、現在の世界。冥土(めいど)と現世。幽界と顕界。
ゆう‐めい【幽冥】
1 光が弱く暗いこと。 2 死後の世界。冥土。あの世。黄泉(よみ)。
幽明(ゆうめい)相隔(あいへだ)・てる
「幽明界(さかい)を異(こと)にする」に同じ。
ゆうめい‐かい【幽冥界】
1 神仏のいる世界。 2 あの世。冥土。黄泉。
ゆうめいぐうりんか【幽明偶輪歌】
天沢退二郎の詩集。平成13年(2001)刊。「現代詩手帖」ほかに掲載された作品を再構成したもの。第53回読売文学賞...
ゆうめい‐けいやく【有名契約】
⇒典型契約(てんけいけいやく)
幽明(ゆうめい)界(さかい)を異(こと)に◦する
あの世とこの世とに別れる。死別する。幽明相隔てる。
ゆうめい‐ぜい【有名税】
有名人であるために、好奇の目で見られて苦痛を受けたり、出費がかさんだりすることを、税金にたとえていう語。