ようじん‐どき【用心時】
用心を必要とするとき。また、火事に特別注意しなければならない冬の季節。「府中の町も—の暮になりぬ」〈浮・諸国ばなし・三〉
ようじん‐ぶか・い【用心深い】
[形][文]ようじんぶか・し[ク]よく注意して十分に心をくばっている。警戒心が強い。「失礼がないように—・く発言する」
ようじん‐ぼう【用心棒】
1 護衛のために身辺につけておく者。「—を雇う」 2 閉めた戸を内側から押さえておく棒。しんばりぼう。 3 万一の...
ようじんぼうじつげつしょう【用心棒日月抄】
藤沢周平の時代小説。また同作を第1作とする小説シリーズ。故あって脱藩し、江戸で用心棒として生きる男、青江又八郎の活...
ようじんむよう【要心無用】
《Safety Last!》米国の映画。1923年作。主演はロイド。白黒サイレントの喜劇作品。邦題は「ロイドの要心...
よう‐す【様子/容子】
《「す(子)」は唐音》 1 外から見てわかる物事のありさま。状況。状態。「当時の—を知る人」「室内の—をうかがう」...
よう・す【用す】
[動サ変]《「ようず」とも》用いる。「願ひにしたがひてこれを取り—・す」〈今昔・二・八〉
よう‐すい【用水】
1 飲料・灌漑(かんがい)・工業・消火などに使用する水。また、その水を引いたりたくわえたりするための池・水路など。...
よう‐すい【羊水】
妊娠時に、羊膜内を満たしている液。羊膜上皮から分泌され、胎児を保護し、分娩(ぶんべん)を容易にする。胎水。羊膜液。
よう‐すい【揚水】
[名](スル)水を高所にあげること。
ようすい‐いけ【用水池】
用水をためておく池。
ようすい‐いど【揚水井戸】
⇒揚水井
ようすい‐えん【養翠園】
和歌山県和歌山市にある日本庭園。紀州家10代藩主徳川治宝(はるとみ)による造営。面積約3万3000平方メートル。海...
ようすい‐おけ【用水桶】
火災に備えて水をためておく桶。天水桶など。
ようすい‐き【揚水機】
水を高所にあげる機械。ポンプ。
ようすい‐けん【用水権】
⇒水利権(すいりけん)
ようすい‐けんさ【羊水検査】
羊水に含まれる胎児の細胞を採取し、染色体に異常がないかどうかを調べること。35歳以上の高齢出産の妊婦、兄弟や第一子...
ようすいしき‐はつでん【揚水式発電】
水力発電の方式の一。電力需要の少ない深夜・週末、あるいは豊水期に、下部貯水池からポンプで上部貯水池に揚水し、電力需...
ようすい‐せい【揚水井】
地下水などをくみ上げるための井戸。揚水井戸。→注入井
ようすい‐ちえきけん【用水地役権】
他人の土地の水を自分の土地の利益のために使用できる権利。
ようすい‐はつでん【揚水発電】
⇒揚水式発電
ようすい‐ぼり【用水堀】
用水をためておく堀。また、その水を引くために作られた掘割。
ようすい‐ろ【用水路】
農業用、工業用、上水道用などの水を取り入れるための水路。
よう‐すうじ【洋数字】
⇒アラビア数字
ようす‐こう【揚子江】
中国最大の川。チベット高原北東部に源を発し、重慶・三峡を経て華中を横断、江蘇省の上海付近で東シナ海に注ぐ。長さ63...
ようすこう‐きだん【揚子江気団】
春と秋に揚子江流域に現れる気団。移動性高気圧となって日本付近に達し、乾燥した天候をもたらす。長江気団。
ようす‐ぶ・る【様子振る】
[動ラ五(四)]気どる。もったいをつける。「(聖人ハ)—・ったり、見かけをかざったりはしない」〈実篤・幸福者〉
ようす‐み【様子見】
事の成り行きを見守ること。相場についてもいう。模様眺め。「各派閥の動きが読めず—となる」「相場の下落を警戒して—の傾向」
よう・する【夭する】
[動サ変][文]えう・す[サ変]年が若くて死ぬ。若死にする。「保の四女紅葉が…二十八日に—・した」〈鴎外・渋江抽斎〉
よう・する【要する】
[動サ変][文]えう・す[サ変]《古くは「ようず」とも》 1 必要とする。「急を—・する問題」「この仕事は熟練を—...
よう・する【擁する】
[動サ変][文]よう・す[サ変] 1 だきかかえる。いだく。「妓を—・して喃語(なんご)するもの」〈木下尚江・火の...
ようする‐に【要するに】
[副]今まで述べてきたことをまとめれば。かいつまんで言えば。つまり。「—勉強をしろということだ」「—君は何を言いた...
よう‐ず【要図】
必要な部分だけをかいた図面。
よう・ず【瑩ず】
[動サ変]貝でみがいて光沢を出す。「いみじう—・じたる白き衣(きぬ)」〈枕・九〇〉
よう・ず【養ず】
[動サ変]やしなう。養育する。「こころやすき乳母をつけてぞ—・じける」〈曽我・一〉
よう‐ずい【腰髄】
脊髄のうち、腰椎の中を通る部分。
よう‐ずみ【用済み】
用の済んだこと。用を果たし終わること。いらなくなること。「—の資料」
よう‐せい【夭逝】
[名](スル)「夭折(ようせつ)」に同じ。「—した画家を悼む」
よう‐せい【幼生】
動物の個体発生で、胚(はい)から成体に至る中間の時期にあり、成体と著しく異なる形態・生活様式をとるもの。カエルにな...
よう‐せい【妖星】
昔、凶事の前兆と信じられた不吉な星。彗星(すいせい)や流星などをいう。
よう‐せい【妖精】
人間の姿をした精霊。超人間的能力を有し、いたずらで遊び好きなものとして、西洋の説話・伝説に多く登場する。フェアリー。
よう‐せい【要請】
[名](スル) 1 必要だとして、強く願い求めること。「会長就任を—する」 2 ⇒公準(こうじゅん)1
よう‐せい【陽性】
[名・形動] 1 積極的で、陽気なこと。内にこもらないで、開放的な感じであること。また、そのさま。「—な(の)気質...
よう‐せい【養成】
[名](スル)養い育てること。また、教え導いて一定の技能を身につけさせること。「想像力を—する」「パイロットを—する」
ようせい‐きかん【幼生器官】
動物の幼生期にはあるが、変態後に消失する器官。おたまじゃくしの尾・えら、芋虫の腹脚など。一時的器官。
ようせい‐げんそ【陽性元素】
化学結合のとき、電子を放出する傾向が強く、陽性成分になりやすい元素。電気陰性度が低く、周期表では左側上方に位置する...
ようせい‐しょくぶつ【陽生植物】
耐陰性が弱く、光が十分に当たる場所によく生育する植物。農作物やススキなどが含まれ、樹木は特に陽樹という。陽地植物。...
ようせいじょおう【妖精女王】
《原題The Faerie Queene》スペンサーによる長編叙事詩。1〜3巻は1590年、4〜6巻は1596年、...
ようせい‐せいしょく【幼生生殖】
幼生の段階で体内の卵細胞が発生を始める現象。単為生殖の一種。吸虫やタマバエなどでみられる。
ようせい‐せっけん【陽性石鹸】
⇒逆性石鹸