れんげ‐そう【蓮華草】
マメ科の越年草。茎は地をはってよく分枝し、葉は9〜11枚の小葉からなる羽状複葉。4、5月ごろ、長い柄の先に紅紫色の...
れんげぞう‐せかい【蓮華蔵世界】
仏語。 1 華厳経に説く、一大蓮華の中に含蔵されている世界。毘盧遮那(びるしゃな)仏の願行によって現出した一種の浄...
れんげ‐だい【蓮華台】
1 ⇒蓮華座2 2 散り蓮華2を置く受け皿。蓮華受け。
れんげ‐つつじ【蓮華躑躅】
ツツジ科の落葉低木。高原に群生。葉は倒披針形。4、5月ごろ葉とともに、朱色の漏斗状の花が咲く。花びらは先が五つに裂...
れんげつ‐に【蓮月尼】
⇒大田垣蓮月(おおたがきれんげつ)
れんげ‐もん【蓮華文】
ハスの花の形を基本とした文様。
れん‐こ【連子】
「連子鯛(れんこだい)」の略。
れん‐こ【連呼】
[名](スル)同じ言葉を何度も繰り返して大声で言うこと。「スローガンを—する」
れん‐こう【連亘/聯亙】
[名](スル)長くつながりつづくこと。「四五百尺より六七百尺に至る山、之れを沿岸に—する高峯とす」〈独歩・愛弟通信〉
れん‐こう【連行】
[名](スル)本人の意思にかかわらず、連れて行くこと。特に、警察官が犯人・容疑者などを警察署へ連れて行くこと。「犯...
れん‐こう【連衡】
[名](スル)《「衡」は横で、東西の意》中国、戦国時代に秦の張儀が、蘇秦の合従(がっしょう)策に対抗して唱えた外交...
れん‐こく【輦轂】
1 輦(てぐるま)の轂(こしき)。 2 天子の乗り物。
れんこく‐の‐もと【輦轂の下】
天子のおひざもと。皇居のある地。首都。輦下(れんか)。
れんこ‐だい【連子鯛】
(関西・北九州地方で)キダイの別名。
れん‐こん【蓮根】
1 ハスの地下茎。食用とする。はい。はす。はすね。 2 警察・暴力団などの隠語で、拳銃のこと。回転式拳銃の弾倉の形...
れん‐こん【漣痕】
水や空気の流れによって堆積物の表面につくられる規則的な波状模様。砂浜、砂丘、海底などに形成される。リップルマーク。...
れん‐ご【連碁/聯碁】
数人の者が二組みに分かれ、1局の碁を1石ずつ代わる代わる打つこと。
れん‐ご【連語】
1 二つ以上の単語が連結して、一つの単語と似たような働きをもつもの。二つ以上の単語が結合して一つの単語と同じ働きを...
れん‐ごう【連合/聯合】
[名](スル) 1 二つ以上のものが共通の目的のために結び合うこと。「—して共同の敵に当たる」 2 心理学で、観念...
れんごう‐かんたい【連合艦隊】
2個以上の艦隊をもって編制した艦隊。特に、旧日本海軍の主力艦隊をいう。
れんごう‐ぐん【連合軍】
1 2国以上の軍隊を共通目的のために編制した軍隊。 2 連合国2、または連合国3の軍隊。 3 運動競技で、二つ以上...
れんごう‐こく【連合国】
1 共通の目的のために連合関係を結んでいる二つ以上の独立国。 2 第一次大戦で、三国協商(イギリス・フランス・ロシ...
れんごうこくぐん‐さいこうしれいかんそうしれいぶ【連合国軍最高司令官総司令部】
⇒ジー‐エッチ‐キュー(GHQ)
れんごうこく‐こくさいつうかきんゆうかいぎ【連合国国際通貨金融会議】
1944年7月に米国ニューハンプシャー州ブレトンウッズで開催された国際会議。44か国が参加し、第二次大戦後の国際通...
れんごう‐こっか【連合国家】
⇒連邦(れんぽう)
れんごう‐しんさかい【連合審査会】
衆議院・参議院・地方議会などで、複数の委員会が関連する議案を共同で審査・調査するために設置される会議体。→合同審査会
れんごう‐しんりがく【連合心理学】
心的活動の要素の連合によって精神現象を説明しようとする心理学。英国のハートリー・ミル・ベインなどに代表される。
れんごう‐せいけん【連合政権】
複数の政党によってつくられる政権。一般に、議会で過半数を占める政党がないときに形成される。複数の政党が閣僚を出しあ...
れんごう‐せきぐん【連合赤軍】
昭和46年(1971)に共産主義者同盟赤軍派と日本共産党革命左派神奈川県委員会の軍事組織が統合して結成された新左翼...
れんごう‐や【連合野】
大脳皮質のうち、感覚野や運動野を除いた領域。人間では広い部分を占め、認知・判断・記憶・言語や緻密な運動など高度な機...
れんごう‐りょう【連合領】
「連合野」に同じ。
れん‐ごく【煉獄】
カトリックの教理で、小罪を犯した死者の霊魂が天国に入る前に火によって罪の浄化を受けるとされる場所、およびその状態。...
レンゴン‐けいこく【レンゴン渓谷】
《Lenggong Valley》マレーシア、マレー半島北西部、ペラ州の町レンゴンにある渓谷。ペラ川沿いに南北に延...
れん‐さ【連鎖/聯鎖】
[名](スル) 1 物事が互いにつながっていること。また、そのつながり。「放火事件が—して起こる」 2 同一の染色...
れんさ【連鎖】
真保裕一による長編小説。平成3年(1991)、第37回江戸川乱歩賞を受賞し刊行された、著者のデビュー作。チョルノー...
れん‐さい【連載】
[名](スル)小説・随筆・記事などを新聞・雑誌などに続き物として続けて掲載すること。「小説を週刊誌に—する」
れんさ‐きゅうきん【連鎖球菌】
数珠状につながる性質をもつグラム陽性の球菌。ふつう運動性はない。病原性のものでは、化膿(かのう)・丹毒・扁桃炎(へ...
れん‐さく【連作】
[名](スル) 1 同じ耕地に同じ種類の作物を毎年続けて作付けすること。ナス・トマトなどでは生育が悪くなる。「サト...
れんさく‐しょうがい【連作障害】
⇒忌地(いやち)
れんさ‐げき【連鎖劇】
舞台劇と映画を組み合わせて見せる演劇。明治末年から大正中期にかけて流行した。キノドラマ。
れんさ‐しき【連鎖式】
《sorites》論理学で、多数の三段論法を連結するが、最後の三段論法の結論以外の結論を省略し、前提だけを連結して...
れん‐さつ【憐察】
[名](スル)思いやってあわれむこと。「事情、ご—ください」
れんさ‐てん【連鎖店】
⇒チェーンストア
れんさ‐はんのう【連鎖反応】
1 一つの反応が他の反応を誘起し、さらにそれが次の反応の原因となって、同じ反応が繰り返して進行する現象。重合・爆発...
れんさはんばい‐とりひき【連鎖販売取引】
⇒マルチ商法
れん‐ざ【連座/連坐】
[名](スル) 1 他人の犯罪に関して連帯責任を問われて罰せられること。累座。「贈収賄事件に—する」 2 同じ席に...
れん‐ざ【蓮座】
⇒蓮華座(れんげざ)
れんざ‐せい【連座制】
公職選挙法で、選挙運動の総括主宰者や出納責任者・秘書などが、買収などの選挙犯罪を犯し刑に処せられたとき、その当選人...
れん‐ざん【連山】
1 並び連なっている山々。連峰。 2 中国の夏(か)の時代に行われた易。→三易
れんざん‐の‐まゆ【連山の眉】
横に長く引いた眉。