わかやぎ‐りゅう【若柳流】
日本舞踊の流派の一。明治26年(1893)初世花柳寿輔(はなやぎじゅすけ)門下の芳松が、若柳吉松(のち寿童)を名の...
わか‐やく【若役】
1 年の若い人が勤める役目。「お前(めえ)一つ—に皆の総代に」〈木下尚江・良人の自白〉 2 演劇で、若い人に扮(ふ...
わか‐や・ぐ【若やぐ】
[動ガ五(四)]若々しくなる。また、若く見える。「—・いだ声」「気持ちが—・ぐ」
わかやま【若山】
姓氏の一。 [補説]「若山」姓の人物若山牧水(わかやまぼくすい)
わかやま【和歌山】
近畿地方南部の県。紀伊半島の南西部を占め、奈良・三重県境の間に飛び地をもつ。もとの紀伊国の大部分にあたる。人口10...
わかやま‐けん【和歌山県】
⇒和歌山
わかやまけんりつ‐いかだいがく【和歌山県立医科大学】
和歌山市にある公立大学。昭和20年(1945)設立の和歌山県立医学専門学校が前身。昭和27年(1952)新制大学と...
わかやまこうえん‐どうぶつえん【和歌山公園動物園】
和歌山県和歌山市にある動物園。大正4年(1915)開園。哺乳類と水辺の鳥を中心に飼育・展示する。
わかやま‐し【和歌山市】
⇒和歌山
わかやましんあい‐だいがく【和歌山信愛大学】
和歌山県和歌山市にある私立大学。平成31年(2019)開学。
わかやま‐そうりゅう【和歌山滄竜】
モササウルス類の一種、メガプテリギウス‐ワカヤマエンシス(Megapterygius wakayamaensis)...
わかやま‐だいがく【和歌山大学】
和歌山市にある国立大学法人。和歌山師範学校・和歌山青年師範学校・和歌山経済専門学校を統合し、昭和24年(1949)...
わかやま‐ぶし【若山節】
浄璃瑠の一。貞享・元禄(1684〜1704)のころ、3世杵屋喜三郎の門弟若山五郎兵衛が、江戸で語り出して流行した。
わかやま‐へいや【和歌山平野】
和歌山県北西部、紀ノ川河口の沖積平野。県内最大の平野で、面積約100平方キロメートル。河口から約15キロメートルさ...
わかやま‐ぼくすい【若山牧水】
[1885〜1928]歌人。宮崎の生まれ。本名、繁。尾上柴舟(おのえさいしゅう)に師事。前田夕暮とともに自然主義歌...
わかやまリハビリテーション‐せんもんしょくだいがく【和歌山リハビリテーション専門職大学】
和歌山市にある私立の専門職大学。令和3年(2021)開学。
わかや・る【若やる】
[動ラ四]《「わか(若)ゆ」からの派生》若々しく見える。「沫雪(あわゆき)の—・る胸を」〈記・上・歌謡〉
わか‐ゆ【若湯】
正月に初めて沸かす風呂。《季 新年》「皆旅の顔して—使ひけり/圭岳」
わかゆ【若鮎】
《「わかあゆ」の音変化》若いアユ。「松浦川玉島の浦に—釣る妹(いも)らを見らむ人のともしさ」〈万・八六三〉
わか・ゆ【若ゆ】
[動ヤ下二]若くなる。若やぐ。「老いず死なずの薬もが君が八千代を—・えつつ見む」〈古今・雑体〉
わか‐らか【若らか】
[形動ナリ]若々しいさま。わかやか。「—に愛敬づき」〈大鏡・道長下〉
わ‐がらし【和芥子】
和食で使用されるからし。洋がらし(マスタード)に対していう。
わからず‐や【分(か)らず屋】
物事の道理がわからないこと。わかろうとしないこと。また、その人。「—に手をやく」 [補説]「没分暁漢」とも当てて書く。
わかり【分(か)り/解り/判り】
わかること。理解すること。のみこみ。会得(えとく)。「—が早い」
わかり‐き・る【分(か)り切る】
[動ラ五(四)]すっかりわかる。十分明らかになる。「—・ったことだ」
わかり‐にく・い【分(か)り難い】
[形][文]わかりにく・し[ク]難しくて、たやすく理解できない。わかりづらい。「—・い文章」
わか・る【分(か)る/解る/判る】
[動ラ五(四)] 1 意味や区別などがはっきりする。理解する。了解する。「物のよしあしが—・る」「言わんとすること...
わか・る【別る】
[動ラ下二]「わか(別)れる」の文語形。
わかれ【分(か)れ】
同じもとから分かれ出たもの。分派。分家。傍系。「源氏の—」
わかれ【別れ】
1 別れること。互いに離れて別々になること。別離。「友との—を惜しむ」「—の日を迎える」「—の杯」 2 別離のあい...
わかれ【別れ】
《原題、(ドイツ)Abschied》ドイツの詩人、ベッヒャーによる自伝小説。著者がソ連に亡命していた1940年に刊行。
わかれ‐ぎわ【別れ際】
別れようとする、ちょうどその時。別れしな。「—に耳にはさんだ話」
わかれさせ‐や【別れさせ屋】
依頼を受けて、対象となるカップルが交際や婚姻を自発的に解消するよう仕向けることを仕事にしている人。
わかれ‐じ【別れ路】
1 人と別れてこれからたどっていく道。また、人との別れ。「糸による物ならなくに—の心細くも思ほゆるかな」〈古今・羇...
わかれ‐じも【別れ霜】
晩春のころ、最後に降りる霜。八十八夜のころに多い。忘れ霜。《季 春》「花過ぎてよし野出る日や—/几董」
わかれたるつまにおくるてがみ【別れたる妻に送る手紙】
近松秋江の中編小説。明治43年(1910)4月から7月にかけて「早稲田文学」誌に連載。妻に愛想を尽かされた売れない...
わかれのきょく【別れの曲】
《原題、(フランス)Chanson de l'adieu》ショパンのピアノ曲集「12の練習曲(作品10)」の第3番...
わかれ‐の‐くし【別れの櫛】
1 平安時代、斎宮(いつきのみや)となった皇女もしくは女王が、伊勢への出発を前に参内して別れを告げるとき、天皇がみ...
わかれ‐の‐そで【別れの袖】
別れを惜しんで涙をぬぐう袖。「いとどしく思ひけぬべし七夕の—に置ける白露」〈新古今・秋上〉
わかれのブルース【別れのブルース】
歌謡曲。歌手、淡谷のり子の代表曲。昭和12年(1937)発表。藤浦洸作詞、服部良一作曲。
わかれ‐ばなし【別れ話】
夫婦・恋人などが、別れるためにする話し合い。また、別れる話題。「—が出る」
わかれ‐みち【分(か)れ道】
1 本道から分かれる道。また、道の分かれている所。「—を左へ行く」 2 成り行きの分かれるところ。わかれめ。「生死の—」
わかれ‐め【分(か)れ目】
物が分かれるところ。また、どちらになるかという境目。分岐点。「街道の—」「勝敗の—」
わかれもたのし【別れも愉し】
《原題、(フランス)Le Plaisir de rompre》ルナールの戯曲。1897年発表。1幕の喜劇。
わか・れる【分(か)れる】
[動ラ下一][文]わか・る[ラ下二] 1 一つのものが二つ以上になる。べつべつになる。「道が四方に—・れる」「二手...
わか・れる【別れる】
[動ラ下一][文]わか・る[ラ下二]《「分かれる」と同語源》 1 一緒にいたものが離れ離れになる。互いに離れて去る...
わかれるりゆう【別れる理由】
小島信夫の長編小説。昭和43年(1968)から昭和56年(1981)まで「群像」誌に連載され、昭和57年(1982...
わかれ‐わかれ【別れ別れ】
[名・形動]互いに離れ離れになること。また、そのさま。べつべつ。「親子が—に暮らす」
わかわか‐し・い【若若しい】
[形][文]わかわか・し[シク] 1 いかにも若く見える。「—・い声」 2 未熟である。子供じみている。「私は—・...
ワカ‐ワジャマルカ
⇒ワカワヤマルカ